「この人の話を聞いてもらいたい！」
私がそう思って、このnoteに記事を書いたり、合う人にお話をしたりして数か月が経ちます。

「この人」とは、黒岩功さん。
私の記事の中でも時々登場する、大阪市のフレンチレストラン「ル・クロ・ド・マリアージュ」のオーナーシェフです。
私たちは、リスペクトを込めて「ムッシュ」とお呼びしています(*^^*)

時々、「ムッシュとどうやって知り合ったのですか？」と尋ねられます。
レストランの常連客でもなく、ムッシュとお話するようになってまだ１年も経っていないところから、そう思われるのでしょうね。

実は、出会いのきっかけはレストランではなく（え）、大阪でもなかったんです。
今回はそのお話です( *´艸｀)

ムッシュと始めてお会いしたのは、今から２年と少し前のことでした。
共通の知人が沖縄にも家を持っていて、そこにムッシュを招いてお料理を振る舞っていただく、そんな贅沢な企画をしたのです。

かねてよりその友人からちらちらとムッシュのお話は耳にしていたのですが、私の中でそこまで重要事項としてインプットはされず、「すごい人がいるんだなー」程度の認識でした。
お食事会のお誘いに乗ったのも、ムッシュに会える、お話を聞けるというより
・場所が沖縄
・フレンチのシェフが個人宅の台所でお料理してくれる
・友人の企画だからきっと楽しいに違いない
そんな理由で参加したのでした。

後から聞くところによると、一日早く沖縄入りしたムッシュは、友人をお供に買い出し（地元のスーパーですって！）に行った後は、ひたすら仕込みをしていたそうです。
少なくとも夜中の３時にはまだ台所で作業していたとか。

私たちが当日の夕方到着してしばらくするともう、テーブルがすてきな南国調になっていました！

友人夫妻も含めて１０人ほどの贅沢なディナータイム。
私たちが「おいしい、おいしい」と食べている横でムッシュはひたすらお料理とお片づけに忙しく(^^;)

お料理を出してくださったり

グラスが空いていると見るとすかさずワインを入れてくださったり

キッチンでは私たちの会話を聞きつつ、タイミングを見計らって仕上げをしたり

お料理だけでなく、すべてにおいてオペレーションがすごい！と思える時間でした。
プロの料理人って、お料理作るのがすごいだけじゃなくて、準備片づけはもちろんのこと、その場をつくっていくみたいなこともするんだなあとびっくりしたものでした。

こんなすごい人のお店が大阪にあるんだ！
ぜひ行ってみたい！
その時はそう思い、その場にいた大阪の友人たちと「行ってみたいね」と言い合ったのですが、大阪に帰ってからはタイミングが合わず、２年ほど経ってしまいました。

そして2023年４月。
私はやっと、ムッシュのレストラン、「ル・クロ・ド・マリアージュ」を訪れる機会を得るのです。

……ムッシュと出会った話だけでこんなに書いてしまった(^^;)
この続きはまた次に！

ル・クロのホームページはこちら。

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