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フォトグラファーに聞いたセルフニューボーンフォトの撮り方。

新生児期だけのニューボーンフォト、とっても可愛いですよね。

結婚のロケーションフォトも全て自分で撮影・編集した我が家のノウハウを駆使して、第二子はセルフでニューボーンフォトを撮影しました。

面倒なので体調がいい時に、簡単に撮影しただけですが・・・

今回は、プロのフォトグラファーの意見を参考に、セルフニューボーンフォトについて記載します。


タイミングと予約について

ニューボーンフォトのタイミング

生後2週間以内の撮影が一般的です。
赤ちゃんは1ヶ月もすると結構大きくなります。

プロとセルフの比較

プロに依頼するには、妊娠中に検索して予約までする必要があります。
我が家はこれが面倒で断念しました。
プロの場合は、全てお任せできるので楽です。細かいレタッチもお願いできます。

一方、セルフで撮影するためには、産後で思考力も体力も低下しているので、事前に準備や段取りを考えなければいけません。
セルフの場合は、準備が大変ですが、いつでも何度でも撮れます。

個人的にお勧めできないのは、モニター撮影です。
格安で一式お願いできるのかもしれませんが、撮影に慣れていることと赤ちゃんに慣れていることは違います。
私がプロに依頼するなら、赤ちゃんへの接し方、ママへの配慮、要領の良さなど細やかな気配りができる人にお願いしたいです。
赤ちゃんを抱っこしたことがない人が撮影することもあるので要確認です。

用意するもの

背景の布:シングルサイズの毛布
無地のもので、皺が目立たないものがお勧めです。
※フリースやマイクロファイバーが便利です。
※赤ちゃん用ベビー布団だと小さいので大人用の方が使いやすいです。

赤ちゃんのベッド:授乳クッション
丸い姿勢で寝かせることができます。

セットの洋服
セレモニードレスのセットまたはロンパース・スタイのセットがお勧めです。
※色がたくさんあるとキレイに見えません。
1枚の写真で3色程にできるよう、色のトーンやテイストを揃えます。

ファーストトイ
なくても問題ありませんが、あれば可愛い写真が撮れます。
顔サイズまたは上半身サイズ位がお勧めです。
赤ちゃんとサイズを比べられるので、写真に写し続けると成長の記録になります。

赤ちゃんの掛け布団:ガーゼブランケット
なくても問題ありませんが、あればいろんなパターンで撮れます。

赤ちゃんへの配慮

✅お部屋を適温にする
赤ちゃんを少し薄着にさせる場合は、大人がちょっと暑いと思う温度に設定します。

✅オムイチ(おむつ1枚のみ)では撮らない
低体温症を防ぐためやめた方がいいとされています。

✅撮影は1時間以内にする
赤ちゃんも親も疲れます。
その後の泣きに繋がるので、さっと写真を撮ります。

✅赤ちゃんを座らせたり危険なポージングはさせない
頬杖をつく・座っている赤ちゃんの写真は、大人の手を消して一人でポージングしているように見せているだけなので、危ないことはさせません。

✅無理なラッピングをしない
おくるみをきつく巻くと関節に悪影響が出るので、巻き慣れていない時は控えた方がいいと思います。

環境作り

必須ではないですが、より可愛くキレイに撮るために、少し意識するといい写真が撮れます。

✅10:00〜14:00
✅ベランダに出るような大きな窓の近くで
✅日差しが強い場合はレースカーテンを閉める
✅自然光だけで撮影する(部屋の電気は消す)
✅余分なものが入らないように

✅授乳クッションを使う
背中とお尻が丸くなるように、真ん中の穴に赤ちゃんを入れます。
手を畳んで、顎を少し引きます。
首が座ってないので頭が下がってしまったり難しいので、できなければお布団の上でいいと思います。

撮り方

撮影者が動いてカメラの位置を変えます。
赤ちゃんはそのままです。

お勧めのアングル

上や横から撮る
撮影者の影が入らないように注意します。
横から撮るときは逆光(赤ちゃんの向こう側に窓がある配置)で撮ると、神秘的な柔らかい雰囲気の写真が撮れます。

引きや寄りで撮る
引きで撮る時は、赤ちゃん全体がちょうど映るくらいで撮ります。

寄りで撮る時は、パーツ撮りがお勧めです。
簡単なのは、手や足です。
その他、耳、口、鼻、まつ毛も可愛いです。

赤ちゃんの顔を少しだけ入れて撮影すると、構図のバランスがいいと思います。
ポートレートで赤ちゃんの顔をぼかし、手や足にピントが合うようにするとプロっぽくなります。

お勧めの小物

✅ファーストトイを添える
✅掛け布団をかける
✅指輪を赤ちゃんの足の指に引っ掛ける
✅エコー写真を添える
✅命名書を添える

※参考
日本のハンドメイド商品を扱うプラットフォームのminne、Creema、海外版のEtsyなどを利用すると、可愛いアイテムが見つかります。
「ニューボーンフォト 小物」で検索すれば、ヘア小物・洋服・背景布・クラウンなどが見つかります。
お洋服は、50サイズでも生まれたての赤ちゃんにはブカブカです。
ぴったりサイズの小さめを買うと2週間〜1ヶ月で着られなくなります。
ちなみに、海外サイトだと受け取りまで1週間かかることもあるので要注意です。

個人的に1番重要だと思うこと

✅赤ちゃんとママの体調に配慮しつつ自然光で撮影する

とにかく体調優先です。
ニューボーンフォトは気分を上げるために撮るようなものなので、親の気分が乗らない時はやめた方がいいです・・・

また、自然光で撮れば何となくいい感じに撮れるので、蛍光灯を消して撮影がいいと思います。

甥っ子も合わせて4人が着たお古のお洋服、私のボロボロのiPhoneXSで撮影時何もいじらずに、それなりの写真が撮れます。

あとは、赤ちゃんの表情もあるので数だと思います。

余裕ができたら、Photoshopで少し加工してみようかなと思います。


最近、娘はよく泣くようになりました。
たまに泣き声が辛いな、と思うこともあります。
成長が嬉しい反面、貴重な新生児期がもう終わってしまう!と少し寂しい気もします。
親心って複雑ですね・・・

2人目だからか、新生児って本当に特別だなと日々感じています。

親の気分をあげて無理せず育児を楽しめたらいいな、と思っているところです。

読んでいただき、ありがとうございました。

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