想像で好きな角度からイラストを描けるようになるための、【3Dデッサン】の大切さ
「模写は得意だけど、立体は描いたことがない…」
これでした。
私はこれをすっ飛ばしていたから、つまづいてきたんですね。
今になって気づきました。
今までの私は2Dの模写ばかり。ある程度寸法を測って描けばいいので詳細な箇所も描き込めるし、「できるできる♪」と思っていたのが盲点でした。
…キャラクターを動かせない原因はこれでした。だから10年前アニメーターも務まらなかったのかなと思います。
(デッサンを勉強せずに独学で制作会社に入っただけでも記念ですが)
イラストレーターとしてのイラスト作品を描く場合は、3Dが描けてナンボですね。
というよりも、私自身がリアリティのあるボディを描きたいので、避けて通れない道かと思います。
そして、今日描いた簡単なデッサンです。
フィギュアを見ながら描きました
こうして改めて見ると、突っ込みどころは多々ありますが…それはさておき。
2Dの模写は後ほど掲載しますが、仮にこんな前のめりで髪や腰がクネクネしていても、その場合はさほど難しいものではありません。
平たい画から平たい紙へなので、寸法を測れば誰でも出来ちゃいます。
しかし3Dはそうはいきません。
もとはこちらです。
(ガンダム00のキャラクターフィギュアです)
もしこの画像を描き写したら、それは模写になるので今すぐ私がやらないといけないことではないんですよね。
何度も「絵が上手い」と思い込んできた罠なので。
ただ、模写は無駄ではありません。
等身やパーツ、関節、陰影などは観察して描くことで勉強になるので、やらないよりはやったほうがいいです。
そして逆に、3Dばかりやってきたという方には、世界観を演出するために2Dの模写をしたほうが効果的かもしれません。
絵はすぐに上手くならない!?
「上手くなった!」と思っても、それって1cmほど前に出ただけだったりします。
トホホ…と思いますが、でも確実に前進しているので。いっしょに頑張りましょう!
さて、私個人の課題は、キャラクターをどこからでも形や影がイメージして描けるようになることなので、もしかしたら順番が逆なのかもしれません。
2Dの模写ばかりやってきて、3Dのデッサンを置いてけぼりにしていました。
しかし、とある書籍(絵はすぐに上手くならない)よると、私も「素人がやりがちなパターン」に陥っている気もするので、とりあえずここを突破できれば、より活き活きとしたイラストを描くことができるようになるかなとも思います。
以下は上手いと「思い込んでいた」2Dの模写。
(元の作品は素晴らしいです)
出来上がった作品は美しいものばかりだと思っています。だってもとの作品(写真も含む)が素晴らしいから✨もちろん。
ただ、あえて自分の好きなところをひとつだけ言うと、線画のタッチですね。
これが描いていて一番楽しいところだったりします。
もちろん2Dの模写も必要だと思います。
観察眼を養ったり、描いたことのないモチーフを描く際には、私はまず模写から入ります。
(模写をしないと手が覚えないので描けません)
https://maekoart.net/moshazissen
https://maekoart.net/original-mosha
まとめ
つまるところ、3D、2Dともにバランスが大事ということですね。
私は美術解剖学に入ろうとしていたところでしたが、その前にもっと3Dデッサンをしたほうがいい気がしています。
できるようなら、2つを並行して勉強していくと効果が倍増するかもしれません!
そして3Dデッサンの場合は当面はフィギュアを使うと思います。色々な角度から描くのが効果的とのこと。
今のモチーフをかたっぱしから描き終えたら、次はフリマアプリやフィギュアショップに行って探してきたいと思います!
楽しみです!がんばります!
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