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やる気を出す方法:「淡蒼球」活性化!

「やる気」はどこから来るのか。


気温34度か、珍しくない、むしろ「普通」になりつつありますね。。
暑い日が続くと「やる気が起きない」、「モチベーションが湧かない」、「面倒臭い」と、だらけやすくなりがち。

少しでも「やる気を出す方法」を考えてみた。(自戒も含めて💦)

余りにも眠い時は、諦めて寝ましょう。

先ずは「淡蒼球」から攻めてみよう。

「淡蒼球」とは、脳の皮質下構造のひとつで、大脳基底核の一部。

外節と内節に分かれており、どちらもGABA作動性の大型の投射ニューロンを含んでおり、ミエリンの髄鞘を被った軸索が通過するため、青白い外見をしている。

「淡蒼球」は、運動や学習、記憶などに関わる神経回路の中で重要な役割を果たしている。
特に「やる気」や「気合い」といったエネルギーを生み出すと言われる部位でもある。

「淡蒼球」が活性化すると、ドーパミンという快楽物質が分泌されます。

ドーパミンは、報酬や目標に対する期待感を高めることで、やる気や決断力・思考力を向上させる。

また、「淡蒼球」が活性化すると海馬という記憶に関係する部位も刺激されます。

海馬は、新しい経験や知識を記憶することで、脳の可塑性を高める。

つまり、「淡蒼球が活性化」すると、やる気が出るだけでなく、学習効果も高まるということです。

着手するまで、無駄にダラダラしてしまいがち。

「淡蒼球を活性化」させる方法

どうすれば「淡蒼球を活性化」させることができるのでしょうか?

脳科学者の池谷裕二先生は、以下の4つの習慣をおすすめしています。

  • 身体を動かす
    身体を動かすことで、血流が良くなり、酸素や栄養素が脳に届きやすくなります。
    また、身体を動かすことで自律神経のバランスも整えられます。
    これらは、脳の働きを活性化させるために必要な条件です。

身体を動かす方法は様々ですが、朝のランニングやウォーキング、ストレッチなどがおすすめ。
また、日常生活でも階段を使ったり、歩く速度を上げたりすることで効果的に身体を動かすことができます。

  • 目標を設定する
    目標を設定することで、ドーパミンが分泌されます。
    ドーパミンは、目標に向かって努力することで得られる報酬への期待感を高めます。
    これは、やる気を出すために欠かせない要素です。

目標を設定するときは、レンジ法という方法がおすすめです。
レンジ法とは、目標に幅を持たせることで、達成しやすくする方法です。

例えば、「この問題集を1ヶ月で少なくとも100ページ以上はやる」というように、最低限の目標と最高の目標を設定します。 これにより、挫折感を減らし、やる気を維持できます。

  • 報酬を設定する
    報酬を設定することで、ドーパミンが分泌されます。
    ドーパミンは、報酬に対する喜びを感じさせます。
    これは、やる気を出すために必要な要素です。

報酬を設定するときは、具体的で自分の好きなものにすることが大切です。 例えば、「このレポートを作成し終わったら、好きな本を1冊買ってもいい」というように、自分にとって魅力的な報酬を設定します。
これにより、目標達成へのモチベーションが高まります。

  • 成功イメージを描く
    成功イメージを描くことで、イデオモータという現象が起こります。
    イデオモータとは、成功イメージを具体的に強く念じることで、それに付随して自然とやる気が起こるという現象です。

成功イメージを描くときは、自分の感情や感覚も含めて細かく想像することが大切です。 例えば、「この勉強を1ヶ月間毎日続ければ、資格試験にきっと合格できるはずだ。合格したら、自信がついて仕事もうまくいくだろう。家族や友人も喜んでくれるだろう」というように、自分の成功した姿を思い浮かべます。
これにより、やる気が出て行動に移しやすくなります。

脳の仕組みは偉大ですね。。。

まとめ

「淡蒼球」は、やる気や気合いといったエネルギーを生み出す脳の部位です。
「淡蒼球が活性化」すると、ドーパミンが分泌されてやる気や決断力・思考力が向上します。
「淡蒼球を活性化」させる方法は、身体を動かすこと、目標を設定すること、報酬を設定すること、成功イメージを描くことの4つ。
先ず一つでも、習慣にすべく日常生活に取り入れてみましょう。

今日も読んで頂きありがとうございました☺

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