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【宅建一発合格】〜3つの勉強方法・アウトプットが鍵〜前半

さて、かなり期間が空いてしまいましたが
以前書いた宅建の続きで、今回は主婦で不動産未経験の私が宅建に一発合格した勉強方法について、前半後半と分けて書いていきたいと思います。


合格するまでの勉強時間は600時間

宅建の勉強の平均時間については、一般的に200〜300時間と言われています。

でも、これは不動産関係の仕事についていたり、知識がある人も含めての勉強時間であって

私のように全く知識もなく、初めての受験となると、500時間以上勉強している人が多いです。

実際、試験終了後に自分の勉強時間をざっと計算した所、600時間を超えていました。

特に、8月のお盆すぎから、試験前日までの勉強時間のボリュームが多かったです。

資格のスクールでの勉強について

1月から資格のスクールに通い始めて、その時は生徒の数は10名程。

5月くらいまでは週に1日、2時間程度の授業と小テストがあるくらいでした。

授業後に問題集のどこからどこまでをやるようにと、講師から指示があって

最初はしっかりと復習をしたものの、徐々に問題集を解くのをサボりがちになってしまいました。

理由は、興味のある民法が終わって、宅建業法の講義が始まったからです。

わかりやすく、小テストの点数も落ちていき、学校も3回ほど休んでしまいました。

模擬テストでD判定  

本当に宅建に受かるのか怪しい雰囲気のまま、早くも季節は夏に。

夏になると、生徒の数は膨大に増えて、100名程になりました。

講義も午前中と午後の4時間と、時間も増えて、雰囲気ガラリと変化しました。

小テストの平均点に届かないのが、自分の中では普通のことになっていた中

学校で模擬テストが行われました。

結果は、D判定。

1.問題集を解く

D判定にかなりのショックを受け、焦り出した私は、やっとやる気スイッチがONに。

そして、まず行ったのが、ひたすら問題集を解くこと。

5問ずつ解いて、間違えた問題には印をつけ、再度間違えた問題のみ解く。

間違いがなくなったら、次の5問を解くを繰り返します。

そして、民法の問題を全部解いたら、1回目に間違えて印をつけていた問題を再度解く。

業法の問題を全部解いたら、1回目に間違えていた問題を再度解く、間違えたら付箋を貼る…とこれもまた繰り返します。

問題を解いて、解説を見ることで、「そういうことなんだ」と初めて知ることがたくさんありました。

いかに復習をしていなかったか。いかに講義で聞き忘れがあったかが分かり、反省しました。

私の通っていた資格の学校で配られた問題集は4冊。

問題を解くことにより、自分の苦手な問題が浮き彫りになるので、印をつけた問題を、定期的に解くことを繰り返すことで理解度を高めていきました。

2.過去の試験問題を解く

問題集を一通り解いて、理解が深まったと感じたら、次は過去の試験問題を解きます。

過去の実際の合格点に、自分が届くか検証するためです。

理解できたと思っていたのに、合格点に届かないということが何度も起こりました。

その度に、テキストを読み返したり、問題集を再度解いたり。行ったり来たりの勉強が続きます。

でも、問題を解けば解くほど、更に理解度は深まり、問題の特徴が掴めるようになっていきました。

3.独自の問題集を作る

問題をたくさん解いていく中、ふと不安になりました。
「問題文と回答をセットで覚えてしまっていないだろうか?」と。

過去問も問題集の問題も、何度かやれば答えを覚えてしまいます。でも、当たり前ですが本番の試験は新しい問題が出ます。
今の理解度で、私は本当に答えられるのだろうかと不安になったのです。

そこで、独自に問題集を、作成することにしました。
私は自分の勉強方法の中で、この方法が一番スピーディーに理解を深めることができたと思います。

人に勉強を教えると、知識が定着化しやすいのと同じです。

アメリカ・パデュー大学のカーピック博士の研究で「インプットよりもアウトプットを繰り返すことの方が記憶が脳へ定着しやすい」ことが分かりました(サイエンス誌 2008年2月号)。

手書きは大変なので、Excelで作成しました。
自分で作った問題を、自分で解く。1人でアウトプットもインプットもできます。

あと、宅建は暗記が多いので、問題を作りながら暗記もできるというメリットもありました。

まとめ とにかく問題を解いて、アウトプットもする

宅建はとにかく、「どれほど多くの問題を解いたか」が重要です。

資格のスクールに通っていて、合格した人に聞くと、ほとんどの人が何度も繰り返し問題を解いたと言っていました。

中には、問題集4冊、それぞれ10回は往復して解いたと言っている人もいました。

それほど、宅建の試験はしっかりと理解しておかないと合格できないのです。

次回は他の勉強方法と独自の勉強への取り組み方について書いていきたいと思います。

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