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個展「ひらかれた庭に暮らす」、終了しました

長野・上田市にあるNABOさんでの個展「ひらかれた庭に暮らす」。

展示スペースにはステートメントのような、手紙のような言葉を書いていました。

WS中は展示スペースがつねに目に入っている場所に一日いたのですが、通りかかった方が読んでくださっている様子が何度も目に入り、どうしても伝えておきたいことを言葉にして展示空間に残しておくことの意味をじんわりと感じました。

お店などに行っても、「これはこんなふうに作られたんですよ」とか、そんなひとことふたことをお店のひとと交わすだけで、その商品へのまなざしがぐっと深まり、その世界へ入っていけることがありますが、展示のなかでもそんな体験を無理なくしていただければいいなあと思います。

作り手でも、水先案内人でもありたい。「扉、あいてますよ」、みたいな言葉として。ここにも載せておきます。

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柊有花個展
「ひらかれた庭に暮らす」

はじめまして。
神奈川県からまいりました、
イラストレーター/詩人の柊有花と申します。

このたびは長野・上田で展示をおこない、
お客さまにご覧いただけること、
とてもうれしく思っています。

もともと長野には父の実家があり、
何度も訪れたことがあるのですが、
ここ数年で長野とのご縁は
さらにさまざまな形でむすばれ
仕事でも訪れるようになったことは
わたし自身とてもうれしいことです。

空の星をむすんで星座を描くように、
あなたの住む「ここ」と、
わたしの住む「ここ」をむすぶ。
本と絵と、うつくしい自然に恵まれた
この場所の力を借りて、それができればうれしいです。
ぜひゆっくりとご覧ください。

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白んでいく空の下、心からの感謝を。
またどこかでお会いしましょう。


NABOさんで撮っていただいた写真、どれもすてきで選べないので全部のせてしまいます。展示の雰囲気をすこしでも楽しんでいただければうれしいです。

いつもお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、これからの作品作りに使いたいと思います。