脳の本を読んでいると、好奇心を持って、機嫌よくいることが大切と改めて思う。
ストレス対策。1. 1日に最低 5つ感謝できる項目を、1分程度で手書きする。2. 4日間連続 1日あたり 20から25分、気持ちが揺さぶられた出来事について 手書きする。ただし、強過ぎるトラウマなどについては、医師に相談すること。
「ニュータイプの時代」ザーッと読了。オールドタイプとニュータイプの対比。確かにマルコム・グラッドウェルのoutlierにあった1万時間の法則は科学的根拠が薄いなと思った。
初の海外一人旅に行くという若い人へ。いざとなったら、英語なんか使わなくていいのよ。英語圏であっても、お互い人間なんだから、日本語でまくしたててもいいし、それで十分伝わるから。英語が苦手でも、おどおどする必要なんかない。堂々と振る舞えばいいのよ。分からない時はわかるまで聞くこと。
奥歯が痛くて、頭も痛くて、歯科医に診てもらったら、歯に亀裂が入っていた。数年前、噛み締め対策にナイトガードを作ってもらい、装着して寝ていたが、よく眠れないので、1ヶ月ほどで諦め、捨ててしまった。外見では虫歯はないようなので、また様子見で、結局痛いまま放置することになった。あーあ。
記憶は、正確な記録ではなく、知覚や近い未来予測のためにある。例えば、目で捉えた情報は、電気信号として後頭部に送られ、そこで断片的な情報を補うのに記憶が使われる。いかに少ない情報から全体像を作り上げるか。なるほど、そうやって現実という幻影を作り出しているのか。当てにならない記憶で。
雨の中、自転車で 図書館へ、「夢を叶えるために脳はある」を借りに行ってきた。ペーパーバック なので軽いけれど 分厚い。600ページを超える大作。著者は気合を入れて書いたそうだ。高校生への 3回連続講義を元にしていて、最新の知見も交えながら、大幅に増補したもの。興味深く読んでいる。
「逆説の日本史」シリーズに、小説という言葉は、日本語と違い、中国語では軽んじた呼び方なのだとあった。それは知らなかったが、小説は、どんなによくできた話だとしても、所詮は作り話に過ぎないと思っていた。実は人生も同じで、ものすごくリアルにできたフィクションだとしたら、笑っちゃうよね?
「1%の努力」読了。とりとめのない話をなんとか無理やりまとめた感じの本だが、面白かった。要は、己を知り、適切な努力を最小限せよ、か。今日はどんな実験をしようかと考えて仕事をするのは楽しそう。旅先で見知らぬ人からの親切に助けられた話には、自分もそうだったことを思い出し、共感した。
「勘違いが人を動かす」読了。ハウスフライ効果を始めとする行動経済学の本。新しい話はなかったが、こういう何とか効果がわかっていても、客観的判断ができずに惑わされてしまう私達なのだなと、改めて自覚させられた。知らないより少しはましだといいのだけれど。
「ユーザーファースト」読了。まさに、言うは易し行うは難しを実践してきた起業家であり投資家の話。シンプルで読みやすい。利他即ち自利でもあるが、これだけ貫ける人は稀だ。彼の空白期間を空海のそれになぞらえるのも面白い。
「健康になる技術大全」読了。一番知りたかった、意志の力に頼らない、健康習慣の作り方はふわっとしかわからなかったけれど、従来から言われている、自分の状態を整える方法、呼吸や、自分を労うことや、感情を書き出すことなどは有効と再確認した。
「逆説の日本史」シリーズを少しずつ読んでいるが、面白い。高校で習った日本史とは全然違う新たな発見かあるのと、ストーリーの推測に筋が通っていて納得できるところがいい。過去の真相は誰も知りようがないけれど、残された痕跡から一番ありそうな推測を展開するのは著者の力量だと思う。
「健康になる技術大全」を読み始めて、エビデンスの解説から、どれだけバランスのよい技術が紹介されるのかと期待したが、全粒穀物の推奨でがっかりした。そもそも主食の穀物は必須なのか、それともその登場から様々な病気が出てきたのか、といった前提を疑うことなく、著者は玄米を推奨するのか、と。
図書館で本を借りてくると、まずは返却前日までに一日当たり何ページ読む必要があるか割り振る。特にページ数が多い分厚い本は、こうしてペース設定しておかないと、読みきれない。貸出上限の15冊借りてしまうと、読むのが大変だ。目的は楽しむことなので、つまらないところはどんどん読み飛ばす。
「あんたももう先が見えている」と悪態をつく老婆。何かちょっとでも気に入らないことがあると、すぐに、かつ、しつこくプリプリ怒り散らす。きっと普段から溜まっているストレスが相当あるのだろう。ただそれだけ。彼女の言葉をいちいちまともに受け取っていたら、ストレスが溜まる。受け流そう。