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言ってみるやってみる行ってみる

とにかく目の前の仕事に一生懸命、がむしゃらに取り組んだら、やっと自分の上っている山が何の山か分かってきた。標高も分かり、ルートも見えた。
そんな経験、皆さんもありますか。

目標に向けてゴールを設定し、準備万端で出発するリアル登山と違い、実社会は割と「やってみよう!」が先のことも。

それに、計画にエネルギーを注いでしまうと、途中の臨機応変な変更もできない。「せっかく立てた計画だから」と自分の誤りを否定できなくなるし、「継続は力なりだから」と変な正当化もして、どんどん間違ったルートに進んでしまうこともあるよね。
道が違ったら、分岐点まで戻ればいいだけだし。
人生の登山計画はいらないのかもしれません。

私の中野のお母さん、高橋恵さんは「SDGs」を推奨しているんだけど、あのサスティナブルなんちゃらじゃなくて、
S Say 言ってみる
D Do やってみる
G Go 行ってみる
s Speed 即速行動

私もストレングスでは「活発性」が3位で「とにかくやってみなくちゃわからないよね!」って感じでやってみるたちなんですが、高橋さんは、もっと早くて、まるで脊髄反射のように動いてます。彼女の言う即行動で一番素晴らしいと思ったのは席の譲り方。

自分が電車やバスで座席に座ってる時に、年配の方が乗ってきた時「譲ろうかな」とか「断られたら気まずいな」とか考えて、タイミングを逃したことはありませんか?
そんな時、高橋さんは「どうぞ」とも言わずに、黙って席を立って、別の場所に移動するんだそうです。その後のことは知ったこっちゃないって感じで(笑)
私もそのお話を聞いてから、その行動を真似するようになりました。後でこっそり見ると、お目当ての人がちゃんと座ってたりして、ほっとすることもあります。でも、ほとんど見ないですね。

ちなみに高橋さんは、御年80歳を超えていて、むしろ席を譲られる方の人ですが、めちゃくちゃ元気です。

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