音/空間


ある日、僕は家の近所の夜道を歩いていた。
百メートル程前方には盲人とおぼしき2人組が杖をつきながら歩いている。
そうこの近辺には音楽大学があって盲人が音楽を学んでいるのだ。しばらくすると一人が別れを告げて小道に入っていった。

僕は人がまばらな夜の一本道で一人の盲人と100m程離れて歩くことになった。しばらくすると盲人は後方の僕の存在に気付いたらしく肩から掛けているショルダーバックを自分の前方へともってきた。興味半分で前方の盲人との距離を少しづつ縮めていった。盲人もそれに合わせて後方の僕との距離を保つために少し速足になった。僕がさらに距離を縮めようとするとすると盲人は走り出し夜の暗がりに消えていった。

盲人は僕の足音を耳で捉えた音から僕との距離間を判別していたのだ。
それはまるで盲人の頭の後ろに目があるような衝撃だった。       外部からの刺激が音と触覚だけの人生を送ってきた盲人は音の刺激を繊細かつ深くとらえているのだ。そう盲人の頭の中には音だけの空間が拡がっている。

I was walking down the street one day at night.
Two blind people were waking in front of me in 100m forward I guess.There are music university nearby and lots of blind people are studying here. In a while one of the blind girl gone to the branch of road.

I come up to walk with blind guy around 100m forward me.
Once in a while the blind man notice my obiedience and start kyou

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