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第3回 fall asleep テーマ「ねこ」

明日は絵本を読む会。
前回の絵本を読む会までに第3回までの様子をお伝えできたらと思っていたのに、すごくすごく遅れてしまいました。
反省。
ということで、今日こそは。
「ねこ」をテーマに開催した絵本を読む会の様子を、お伝えできたらと思っています。

2月22日は、にゃんにゃんにゃんの日。
ベタすぎるかなぁと思いながらも、2月のテーマは「ねこ」に。

ねこの絵本って、たくさんありますよね。(あるのです。)
ロングセラーや昔話、最近の絵本まで、ねこが主役の絵本はもちろん、さりげなく登場するパターンもいろいろ。ねこフェアをしようと思うと、あれもこれもと迷ってしまいます。

ですが、有名な絵本も多く、もしかすると同じ絵本を選んでいる方もいらっしゃるかしら?と思ったのですが、見事にいいかんじのラインナップとなりました◎
相談して持ってきた?と思うくらい。
ねこの絵本、やっぱりたくさんあるんだなぁ。

みんなが選んだ絵本。どのねこちゃんも魅力的!

●テーマ 「ねこ」
●参加人数7人(私も含めて)
●みんなが選んだ絵本
『なまえのないねこ』(竹下文子 文、町田尚子 絵/小峰書店)
『こねこのぴっち』(ハンス・フィッシャー、石井 桃子 訳/岩波書店)
『Gommi』(ケラリーノ・サンドロヴィッチ/Kemuri Company)
『ぼくのねこはどこ?』(ヘンリー・コール/岩崎書店)
『トンちゃんってそういうネコ』(MAYA MAXX/汐文社)
『黒ねこのおきゃくさま』(ルース・エインズワース さく、荒 このみ 訳、山内 ふじ江 絵/福音館書店)
『ちきばんにゃー』(きくちちき/学研教育出版)

作家さんも出版社もさまざまでいいかんじ◎
(ぜんぜんかぶってもいいんだけれど、なんか嬉しい。)
しかも、ロングセラーから最近の絵本まで揃っている。素敵。


『こねこのぴっち』は、ご存知の方も多いのでは。
1954年に「岩波の子どもの本」のシリーズとして日本で刊行された、ロングセラーの絵本。今回持ってきてくださった絵本は、1987年に刊行された大型絵本バージョンです。
大型バージョンで読んでもらうと、やっぱり迫力ありますね〜!
そして、見開きいっぱい、たっぷり余白の中で、小さなぴっちが他の動物たちに憧れて一生懸命まねをする姿が愛らしい。
ストーリーはちょっと長いけれど、おはなしをじっくり楽しめる年齢になってきたら、おすすめです。
安心していろんな冒険ができるって、やっぱり素敵だなぁと改めて思いました。

『トンちゃんってそういうネコ』は、1999年に角川書店から年刊されたものを、子どもが読みやすいように再編集し、昨年汐分社から刊行されたバージョンでした。
会のときにも、以前違う表紙で読んだことがあるという話になり、表紙で印象変わるんだね〜!と盛り上がりました。確かに、表紙にどの絵を持ってくるか、絵は同じでもタイトルをどんなデザインにするかで、ぜんぜん違う印象になります。そう、絵本全般の話ですが、サイズが変わるだけでも、ぜんぜん変わる。
トンちゃんももちろん素敵でしたが、どうすれば魅力的な表紙になるか?作り手側のセンスにも改めていろんなことを思った一冊でした。

『黒ねこのおきゃくさま』は、まさかの前回もラインナップにあった絵本!
違う方が、それぞれに選んだ絵本。テーマが違っても同じ絵本を選ぶことがあるって、いいなぁ。なんだか嬉しくなりました。

ねこの絵本で最近の作家さんといえば、町田さんやちきさんを思い浮かべる方もいらっしゃるのでは。ねこ好きならやっぱりそこは外せないよね、といったかんじでしょうか。
『なまえのないねこ』『ちきばんにゃー』
”絵本はぜんぜん読まないけれどねこ大好き”という方は、一度読んでみていただきたいです。

『ぼくのねこはどこ?』は、文字のない絵本。2017年と割と最近刊行された絵本ですが、これは知らなかった〜。ねこを探す少年と、街を探検するねこ。どこにいるのかな?と探すのですが、街の様子も隅々まで楽しい。シンプルで爽やかな絵がまた素敵で、これは大人もうっとりだわ〜と驚きの一冊でした。

そして今回、絵本ではなく写真集を持ってきてくださった方がいました。
『Gommi』。500部限定の自費出版(追加でシリアルナンバーなし500部が発売されたとのこと)。
優しい文章とキュートなごみちゃんに、すっかり癒やされてしまいました。こういうのもいいなぁ〜。

ちなみに私が選んだのは『ちきばんにゃー』でした。お庭のビニールプールで繰り広げられる、ちきばんたいの大行進のおはなし。
夏が近づいてくると、ちきばんにゃー並べたいなと思うのですが、今はちょっと手に入らない…という寂しい状況。こんなに素敵な絵本があるのに、すぐに絶版になってしまって悔しい。みんなに知ってもらいたい、ということで選びました。
他にも『ねこねてる』『こねこのおんぶ』『ねこのねかた』を持って行きましたよ。

真ん中2冊は、赤ちゃん絵本。赤ちゃん絵本も、ねこの絵本がたくさんあります。
ねこのねかたも最高。

さて、そんなこんなで盛り上がった会。ほんとにどのねこちゃんも可愛くて、ニマニマがとまらない時間でした。また来年も「ねこ」で開催してみたいかも。

みなさんのエピソードも素敵で、思っていること、感じていることを聞くことができるって嬉しいなぁと毎回思います。

ということで、明日の絵本を読む会も楽しみ。
テーマは「みどり」です。まだまだ参加者募集中ですよ◎

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