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わたしは初任で癌になった③

がん教育は学習指導要領の改正により、小学校では令和2年度から全面実施となり、中学校では令和3年度から、高等学校では令和4年度から必修されます。

がんに関する教育について

Instagramで前回の投稿を行った際に、驚くことがありました。

ほとんどの先生方が『がん教育』があることを知らなかったのです。
自分の自治体では当たり前のように癌教育が行われているのに、場所を変えれば全く行われていない自治体があったのです。

そのどちらが正しいとかは私にはわかりません。

ただ投稿後、コメントやDMに様々な声が寄せられました。

夫を癌で亡くした年に癌教育をしました。
涙が出てきて授業になりませんでした。
教えるべきことかもしれませんが、未だに??がつきまとっています。

Instagram コメント欄より

「がん教育」があることを初めて知りました。私は両祖父と父を癌で亡くしましたが、そんな私はどんな授業ができるのだろうと不安に思ってしまいます。

Instagram コメント欄より

私の学級にも保護者で闘病されていたり、友だちが小児白血病だったりする子がいます。どんどん新しい指導事項が増えている中、目的がよくわからないと感じました。とてもデリケートで、いざ指導するとなっても難しすぎるなと感じています。

Instagram コメント欄より

コメントは一部ですが、癌の専門医でもない先生方が「がん教育」の授業をすることに不安を感じていることが伝わってきます。

とってもわかります。
ふつうに考えたらそうですよね。


実際に “癌経験者” である自分であっても、正しい知識なんてありません。

なので一生懸命猛勉強し、とても気を遣いながら自作資料を作りました。
そして1つ1つの言葉を選びながら真剣に授業しました。

そして気になって調べてみると、令和4年度より小中高全てで癌教育は全面実施のようですが、調べてみると予算の都合や人員の関係などで担任の先生が授業をする学校はまだまだ多いようです。

がん教育の現実

なので今回は、私が作った自作資料を提供できればと思っています。

もちろん専門家の方が学校に来て授業をされる場合は必要ないと思います。なので学校の事情等で専門の先生を呼ぶことができずに、担任の先生が授業をされる際に、進め方などの参考になればと思います。

また今後、急にがん教育を行わなければならなくなった時に、もし私が作った資料で授業をやりたいと思われたら是非のぞいてみてください。

資料のスライドは全部で28枚
左:たくさんある資料の中から厳選して作ったスライド資料
右:全てのスライドに対応している原稿(この通り読めばいいですよ~!)


ただこの資料は私が10時間以上かけて一生懸命作成したものです。
(勉強時間も含めるともっとかかったかもしれません。)
なので誰でもダウンロードではなくて有料とさせていただきます。
(その点のみご了承いただける方のみダウンロードしてください!)

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