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めでたいのか??? 【シロクマ文芸部】

12月31日は誕生日なんですヨ。
「インパクトあるね〜。珍しくていいじゃん♥」
「絶対忘れられないよね。スゴイ❗」
「年の最後だから、バカ力あるのか〜」
などと、賞賛(?)とも揶揄ともとれる不躾な感想を吐く友人達に告ぐ。
『クリスマスと誕生日とお年玉が一緒ってわかる〜!?』
けっこう損した気分ですヨ。

子供の頃は、うちは父が長男でしたので、12月31日には親戚が我が家に続々とやって来ました。
お手伝いばかりで。。。
だからといってたくさんお年玉をもらえたわけでもなく。
あまり楽しかった記憶は無いですね。

私の行動範囲が広がった大学生の時はガラリと変わりました。
私はアルバイトで神社の巫女になりました。
通年でお勤めして、結婚式や例大祭、初詣りや七五三。
檜扇や鉾鈴で裳をつけた簡易女房装束を纏い、神楽舞も踊っておりました。
土日や時間のある平日も結婚式のためにかならず出社(会社ではなく神社)していましたね。
大晦日となれば、大仕事。
臨時雇いのかわいい高校生巫女ちゃんたちのボスのように社務所に陣取って新年を迎えたものです。
12時をまわると元朝祈願祭がはじまり、神域で迎える新しい年を清々しく感じました。

私が平安文学に親しみがあるのは、こうした背景があるからかもしれません。

懐かしさにホロリ・・・。
多分まだ神楽舞『浦安の舞』は踊ることができます😸

小牧部長、今週もよろしくお願い致します❗

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