昔の人は、好みの文様をお守りのように着物や手回りのものにあしらいました。
和の伝統文様は日本ならではのラッキーチャームです。
あなたの誕生日の文様を知り、わが国の文化を身近に感じてみてください。
 
＜三月二十五日生まれのあなたの文様＞
　斧琴菊文（よきこときくもん）
この言葉を聞いたことがある方は「犬神家の一族」を連想されていることでしょう。
これは「語呂合わせ文」の一種で、三つを合わせると、斧（“よき”とも読みます）、琴（こと）、菊（きく）で「良きことを聞く」という具合になります。
江戸時代のしゃれ好きの町人は手ぬぐいや浴衣に染められたものなどを好んで身に付けました。
 
参考文献：『開運和のお守り文様３６６日』藤依里子さん著
 
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