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ちびっこたちの、お着替え。

先ほどバイトから娘が帰ってきた。保育園でのバイト。
保育士さんの補助のようなお仕事をさせていただいているらしい。

保育園でバイトをしているというと「保育士になりたいの?」と聞かれることがある。けれどこれは全然ちがう。
地域のボランティア活動の中で、「子育てサロン」のお手伝いをこちらの保育園でさせていただいた際、バイトにお誘いいただいたのだ。

本人曰く、子供は可愛いけれど苦手。
何考えているか分からないからドキドキする。とのこと。


もうだいぶ長いことお仕事をさせていただいているけれど、今日初めて「お着替え」を体験したらしい。

「いやぁ。大変だったわ。。。。」

1歳児。襟ぐりにボタンが付いている月齢。
汚してしまった着ている服を脱がせて、きれいな服に着替えさせるミッション。

どうやって脱がせていいか分からない。
脱がせようと思うとイヤイヤされる。
首が折れちゃいそうで怖い。

「めっちゃ苦戦して、やっと脱がせた。」

脱がせたら、今度はきれいな服を着せないといけない。

どうやって着せていいか分からない。
着せようと思うとイヤイヤされる。
泣かれる寸前までいった。

気がついた他の先生が、
「大丈夫だよ、って声かけしてあげたらいいと思うよ」
と助け舟を出してくれたそうだ。

自分がオドオドしながら着替えさせているから、子供も不安なんだと。
理解しつつも大変だったそうだ。

ちびっこたちの、お着替え。


彼女は一応、福祉を学んでいる。今のところ、どちらかといえば高齢者福祉に興味があるようだ。
そんな彼女は、週に何回か保育園のバイトをしている。中でもベビークラスの子と一緒にいることが多いようなので、意思疎通が難しいらしい。

保育士さんの補助のお仕事なので、ガッツリと子供達に触れ合うことはないにせよ、いろいろな面で勉強させていただいているようだ。

彼女が幼かった頃、着替えや移動の時の声かけを「こんな風にしていた」と伝えると、まったく覚えていないと答えた。

幼い彼女の気持ちを盛り上げようと、母、あんなに頑張っていたのに・・・

まぁ、かわいかった(過去形?)頃の子どもの記憶は
親にとっての宝物だと思っている。

だから、仕方がないかな。

彼女なりに、保育園の子供達の成長を感じる場面がたびたびあるらしく、その報告を聞くのが楽しい。

そして、保育士さんのきめ細やかなお仕事と気遣いに、感動しきりだということもよく口にする。


はい。
いろいろ学んでください。
いろいろ、感じてください。

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