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『和』の大切さ

今野華都子先生の古事記塾で学んでいます。
今月は、『和』について教えていただきました。

私たちは、みんな違った個性や役割を持って
この世に生を受けました。

自分にとっては、役割を果たしたことだと思っても、
第三者にとっては「何を考えているのか!」と
思うようなことであることもしばしばあります。

けれども、話し合いをすると、
みんな下を向いて、思っていることを言う人は
少ないです。
そして、会議が終わったあとに、
「あの人おかしいでしょ!」などと
陰口を言う人が多いですね。

世の中は陰と陽という相反するエネルギーで
成り立っています。
どちらか一方では成り立たないのです。

『和』とは、英語ではbeautiful harmony
それぞれがきちんと整っていること。
あるがままであることです。

意見とは、感情をあらわにしないで
自分の考えを述べることです。
愚痴や不平・不満とは異なります。

立場が違う相手のことは分からないものです。

失敗しようと思ってする人はいません。
みんな自分の受け持ちを全うしようとして
良かれと思ってやっているのです。
その結果失敗してしまったとしたら…。

そのことから、何を反省しないといけないのか。
何を気づかないといけないのか。
そこを考えることが最も大切なこと。

自分は正しいと思い込み、
人の失敗から学ぼうとしないことを
傲慢と言います。

私たち日本人の中にあるやまとごころとは、
明るく素直に思いやるという和魂(にぎみたま)で
生きることです。
自分の持ち場で、明るく素直にやっていけば良いのです。

日本が大きな変化の時、
やまとごころを思い出し、和魂で過ごしていきたいと
改めて感じました。


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