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Pose「o」の発音 "Boss" との違い

今日は英語の発音について学んでいきたいと思います。

ここ最近は仕事が忙しかったり、家族の都合や用事が立て込んでいたり、ゆっくり英語学習をする時間が取れずにいます。わざわざ時間を取らずとも学習を継続できる方法を模索中ですが、なかなか難しいですね・・・。

「語学習得は筋トレと同じ」という言葉を、学生時代の英語の先生に言われたことがあります。1日休むとその分を取り戻すのに数日かかるから、毎日少しずつでも続けることが上達する近道だと。

確かにその通りだなぁ、とつくづく感じています。数日英語を話さないでいると、前はすらすら言えていた英語も急にたどたどしくなったり、うまく発音できなかったりすることが多々あります。

英語を話す口の動きが鈍くなるんですよね。

英会話習得、語学習得はほんとに「口を動かす」トレーニングが大事です。

ということで、今回は SpeakNow の音読機能を使って音読しながら口を動かしていきたいと思います。

以前に "o" の発音についてフィードバックをもらったことがあるのですが、今回は別の発音での "o" についてフィードバックをもらいました。


顔認証と個人の権利

録音内容

Liberty lawyer Megan Goulding said:
自由人権団体 Liberty の弁護士、Megan Goulding氏は
次のように述べています。
This disappointing judgment does not reflect the very serious threat that facial recognition poses to our rights and freedoms.
この残念な判決には、顔認証によって私たちの権利と自由が非常に深刻な危険にさらされるということが示されていません。
Facial recognition is a highly intrusive surveillance technology that allow the police to monitor and track us all.
顔認証は、警察が私たちすべてを監視し追跡できる、非常に侵害的な監視技術なのです。

この文章を訳す上でいろいろ調べてみると、英国では「顔認証」技術を警察が利用することは「違法」と判決されていたのですね。

顔認証を使って人物照合の対象にされた民間人が「人権が侵害された」として裁判を起こし、一審では敗訴したものの、逆転勝訴したとの記事がありました。

上記の引用は一審で敗訴したときの弁護士の言葉だと思われます。

顔認証は便利な技術ですが、やはり第三者に使用されるのは怖い部分もありますね。

ネイティブ講師からの返信

Hi Yuka, とても良くできています。ひとつだけ、ミスがありました。
"poses" の単語です。"pauses (pɔzs)" と発音しているように聞こえます。"poses (póuz)" です。"P-O-S-E-S". 文章はこのように発音します。
"This disappointing judgment does not reflect the very serious threat that facial recognition poses to our rights and freedoms."

フィードバックからの学び

Pose と Boss の "o" の違い

今回は、"pose" の発音についてフィードバックをいただきました。

"pose" の "o" はアルファベットの「O(オゥ)」そのままに近い発音にする必要があるとの指摘。改めて自分の発音を聞き直してみると、「ア」に近い "o" の発音をしていました。

"o" の発音には複数あり、「オゥ (o)」以外にも「ア」に近い「オ (ɔ)」の発音 があるのですが、Pose はその「オ (ɔ)」の発音と勘違いをしていました。

昨年、別のフィードバックで "Boss" の "o" は「オ」ではなく、「ア」に近い「オ (ɔ)」の発音であることを学んだのですが、無意識にその "o (ɔ)" の発音に引っ張られたのかもしれません…(笑)

Pose と Boss の発音記号を比べてみると、やはり "o" の発音は違いますね。

Pose:puz(ポゥズ)

Boss:bɔs(ボぁス)

"o" の発音はいくつある?

"o" の発音はいくつ種類があるのだろうと調べてみると、思った以上の発音の種類がありました。

Pose と Boss における "o (オゥ)" と "ɔ (オ)" の他にも以下のような発音があるようです。

ʊ と発音する場合:book や good など。
・日本語の「ウ」に近い発音
ʌ と発音する場合:come や brother など。
・日本語でいうと「オ」より「ア」に近い発音
ɔː と発音する場合:story や abroad など。
・日本語の「オー」に近い発音
əʊ と発音する場合:open や hold など。
・日本語の「オウ」や「オーウ」に近い発音
uː と発音する場合:do や improve など。
・日本語の「ウー」に近い発音
aʊ と発音する場合:about や now など。
・日本語の「アウ」に近い発音

Weblio スピーキングテスト『英語の「o」の発音の種類と具体的な発音方法』

こうやってみると、"o" だけでもさまざまな発音があることが分かります。

日本語にはない発音もあるのですべてを一気にマスターするのは難しいですが、ひとつずつ習得していきたいと思います。

最後に、"o" の主な3つの発音、"ɔ́""ó""ʌ́" の発音方法について分かりやすく説明している動画を見つけたのでシェアします。日本語の「オー」に惑わされずに、色んな "o" を発音できるようにしていきたいですね。

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