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【エッセイ】類は友を呼ぶと言うが、友達があまりにも優しすぎる件について

最近、僕は友達に笑わせてもらったり、ほっこりさせてもらったり、ドキドキさせてもらったりすることが多いのでまとめて書こうと思う。

先日、幼稚園からの友達からいきなりLINEがきた。(普段全くしないのに)
友1「ボクシングジム通うぞ、ちなみにもうお前の名前で申し込んでおいたから」

頭の中が?で埋め尽くされたが、とりあえず返信してみた。
僕「なぜボクシング?」
友1「おれらもう30じゃん?何か1つ武器を持っておかないと」

30になると誰かと戦わないといけない法律でもあるのかと思って調べてみたが、もちろんのことそんなものはなかった。
彼は何に備えるつもりなのだろうか。

もう1つ気になることがあったので聞いてみた。
僕「えっ、もう僕も申し込み完了しているの?」
友1「うん、お前なら行くと思ったし、お前とだったら続けられるかなと思って」

こういうところだ。
サラッと言ってくるあたりに、こいつは心を掴む天才か と思ってしまう。
最初の意味不明なLINEのことなど忘れて、行くか〜♪となってしまう僕も僕なのだが、それにしても素直な気持ちで相手を心地よくさせる言葉を言える友達は、間違いなく天才だ。(色々な事情があり、ボクシングは丁重にお断りした)

小学校からの付き合いで水道局に勤めている友達からは、こんなLINEが来た。
友2「おまえ、引っ越した?」
僕「うん、なんで知ってるの?」
友2「仕事してたら名前あったから。先月使いすぎだから、もうちょっと節約しろよ。あと、引っ越したなら連絡しろ。」
職権濫用ではないか?と何度も送ろうとしたが、そういえば昔からツンデレを体現してようなヤツだったなと思い、なんだか心がほっこりして
僕「ありがとう」
とだけ送っておいた。

あとで
友2「おまえの家の水道はおれが握っていることを忘れるな」
って来てたけど、既読無視した。


大学からの友達たちからは
「最近どう?子供も順調に育ってるー?」
と定期的にLINEがくる。
みんな東京にいて、僕だけ福島にいる状況でも連絡してくれることが嬉しい。
ただ、東京行くのが面倒でいつもお誘い断ってるのは本当にごめんち。

元会社の同僚からは
友3「そろそろタトゥー入れたくなったよね?」
とLINEが来た。
はっとした。
ちょうど、30になったし入れようかな〜と思っていたところだった。
監視カメラか盗聴器が部屋に設置されていないか探し回ったが、それらしき物は見つからなかった。
以心伝心というやつか?と思ったが、男同士の以心伝心はちょっと嫌だなと思った。
(タトゥーを入れるか迷ってる経緯はまた後日)

この前、9年ぶりに会った友達はあの頃と変わらず接してくれて懐かしさと喜びが込み上がった。
この時期にかき氷専門店に連れて行ってくれた時は、さっすが〜★と思ってしまった。
冬のかき氷も美味しいと新たな世界を開いてくれてありがとう。
次のかき氷屋も非常に楽しみ。


様々なタイプの友達に僕は支えられて生きている。
前にも書いたかもしれないが、みんな優しくて甘やかされてばっかりだから、僕ができる形で恩返ししていきたい。
来年は全員に会いに行こう。



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