香港 〜寮生活〜

最初の記事は書きたいことやなんで香港を留学先に選んだのかについてだったので、今回はもっと留学の中身で私の今の生活でもっとも大部分を占めている香港の寮について書きたいと思います。

香港には「大学に入って行うべき5つのこと」が香港人の中にあります。それは、【1.勉強 2. 遊ぶ 3.インターン 4.恋愛 5.寮に入り寮生活を送る】です。1から4は普通の大学生の生活だなと納得したのですが、5番を聞き、そんなに寮生活が大事なの?と驚きました。でも4ヶ月寮で過ごし、寮の文化に馴染んでからは理解ができます。それはのちのち書きたいと思います。

香港はイギリスの植民地であったため、イギリスの文化が残っており、大学寮がその一つです。私の寮は香港大学で最も古く、ケンブリッジとオックスフォードの文化を取り入れています。ハリーポッターの寮ほど建物はかっこよくないのですが、似た文化があります。

まず、私の寮に入るためには書類審査と面接があります。インターナショナル生は書類審査と一回の面接で良いのですが、ローカル生はグループディスカッションも行います。厳選された生徒が住むため、私の周りには香港代表のスポーツ選手、ディベート代表、3ヶ国語以上話せる生徒がたくさんいます。最初はこのような生徒に囲まれ自分の肩身が狭く感じたのですが、今ではたくさんの刺激を貰っています。

寮に入ると夏休みに10日間の合宿があります。ここで、先輩の名前や学部、寮の歴史、びっくりするぐらい多い寮の応援歌を暗記し、また最も大事な自分の階が決まります。各階にも歴史や適性があるため、この合宿を通して、自分の性格や雰囲気が最も合うと思われるところにいれられます。自分の階が発表される時はハリーポッターの組み分けの時みたいでドキドキしました。 笑 この合宿が寮の文化に馴染む第一歩というイメージです。

寮にはたくさんのイベントがあり、その一つが毎週月曜に行われるハイテーブルディナーです。みんながドレスアップし、緑のガウンを着て一緒に夜ご飯を食べます。ハイテーブルには様々なフィールドで活躍している卒業生を招待し、お話を聞きます。この前は政治家の方が来て、食事後のディスカッションでは雨傘運動の話題で盛り上がりました。他にもカルチャーフェスティバルやボートパーティー、階のイベント等がたくさんあります。

長々と書いてしまったのですが、今回は大まかな説明でもっと細かいことはまた改めて書きたいと思います!


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