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CLS道東のセッションで逆質問された「CLS高知運営のメインを若手に引き継ぐことにどう思っているのか」についてきちんとした回答を考えてみた

先日の2月3日(土)コミュニティリーダーズサミット in 道東(CLS道東)に参加してきました。
そこで、トークセッションの登壇者である四宮琴絵さんから逆質問をいただいた「CLS高知運営のメインを若手に引き継ぐことにどう思っているのか」について、油断してきちんとお答えできていませんでした。
折角の機会ですので、このタイミングで自身の思いや考えなどをこちらで言語化してみようと思います。
イベントや、質問の前後の文脈に興味のある方は、是非以下のアーカイブ動画をご参照ください!

質問のシーンはこの辺り。
https://youtu.be/Fdah0btFq2U?t=17243

CLS道東とは

「コミュニティ」で従来の枠を超えて活躍しているコミュニティリーダーやコントリビューターの方々を課題先進地である道東(釧路)にお招きして、道東内外の方々と共に「課題解決」につながる流れを創り出す場です。
事前のワーケーション、前夜祭、本会、懇親会、大人の遠足が一連の流れとして、夏の海霧編、冬の極寒編と年2回開催されています。
(ピーテックの申込ページからの意訳。)
一連のイベントの詳細を知りたい方は参照してください。

四宮琴絵さんの質問の経緯と私の回答

前置きが長くなりましたが、質問は【トークセッション&ワークショップ「地域でコミュニティを創る - CLS運営に聞く、熱量の育て方」】の中で、四宮琴絵さんから私に「CLS高知運営のメインを若手に引き継ぐことを、元々から運営にいたメンバーがどう思っているのか」と逆質問いただいたことです。

トークセッションが熱を帯び、急遽ワークショップから会場を巻き込んだセッションに!

自身の発言を分かりやすくすると
「最初若い皆さんがスタッフ参加した直後は紆余曲折ありましたが、あるタイミングで待ちの姿勢からスタッフとして発火して運営を進めてくれる(積極的に動き始める)ようになりました。若い皆さんがミッション持って進むようになった時点で、主な運営はお任せして進めてもらえればと思っていました。地方のコミュニティ運営は高齢化問題というのが必ずあって、CLS高知が私の経験では初めて若手への移行がCLS高知で実現するのではないかと思っています。」
という回答をしました。

直前にSNSのある投稿を追ってて不意を突かれたとはいえ、我ながら的を外した回答をしたものだと反省しきりです。(汗)

四宮琴絵さんが本当に聞きたかったことの推測と、それに対する私の答え

アーカイブ動画を見返してのあくまで推測ですが、四宮琴絵さんが聞きたかった主旨は「CLS高知の運営は順調に進み、スタッフも若手中心に変化しつつあるように見えるが、実情はどうなのか。そして、順調に進む理由は何なのか。」を聞きたかったのではと思います。(この推測、後日四宮琴絵さんに見てもらって、修正があるかもしれません。)

この想定した質問についてお答えすると「CLS高知の運営は決して順調に進んで来たのではなく、紆余曲折苦労を重ね10回を超える辺りから、現在の若手中心への移行が実現し始めた。」という感覚です。

CLS高知開催履歴(YouTubeアーカイブより)

CLS道東は今回で4回目を迎えましたが、CLS高知の4回目前後は運営に地元若手が少なく入れ替わりがちで、本会にも地元からの参加者が少ないなど、CLS高知が目指す「コミュニティマーケッティング手法を使った地域活性の場」に到達できない状況にありました。個人的には最も運営と継続に苦しんだ頃かもしれません。(とはいえ、高知のソトとソトが繋がる場となりえていたのは、不幸中の幸いでしたが。)
CLS道東も4回目を迎えて、同じようにこれからの運営に課題感が多く、ではと推測します。

とはいえ、コロナで迎えた更なる継続のピンチから、ワーケーションへの挑戦、そしてサウナコミュニティの若手の皆さんとのコラボがきっかけとなり、CLS高知が10回を超える辺りから新たな若手の参加と活躍(発火)、そして若手中心の運営への移行の道筋が一気に見え始めました。現在では運営を若手中心のチームで行うべく、法人化の準備が進んでいます。
この辺りのCLS高知の歴史を語ると熱く長くなるので、詳細はまた別の機会にでも。

決して順調に進んで来た訳ではありませんが、なぜ若手世代へのバトンタッチを進めるところまで来れたのか、その理由を私なりに推測して以下に書き連ねてみました。

・コロナピンチも乗り越えて年2回開催の継続を実現
・開催前の事前調査や、ほぼ毎週の打合せを継続
・開催テーマ、方向性、依頼する登壇者などの念入りな協議と決定、共有
・参加者が持ち帰り次のアクションや成果につながる内容を意識
・基本フォーマットを守りつつ、内容には新たな挑戦も含め検討
・目的を見失わない全体運営(小島さんチェック)
・スタッフの担当やタスクを明確にした運営(まだまだ挑戦中ですが)
・地元で活躍する参加して欲しい方(特に若手)への個別アプローチ
・参加者から熱量が高い方の運営スタッフへの巻き込みアプローチ
・フラットな立場で協議する運営チームづくり

特に「参加者が持ち帰り次のアクションや成果につながる内容を意識」については、参加者は無論、言い換えれば運営スタッフにも共通する、参加継続に繋がる大切な意識だと考えています。
こちらについては、このセッションで武闘派CIOの喜多羅さんが運営の皆さんにわかりやすく説明されていました。アーカイブ動画では以下のリンク辺りですので、是非参照ください!
https://youtu.be/Fdah0btFq2U?t=16336

とはいえCLS高知でも、度合いは徐々に少なくなりつつはありますが、コミュニティマーケッティング第一人者である小島さん他への依存や、運営スタッフのタスク管理など、まだまだ課題(伸びしろ)は沢山あります。

CLS道東運営スタッフへの感謝とエール

実は本会の休憩や懇親会などで、CLS道東の若手運営スタッフの皆さんから早々にできてなかったことなど、反省の言葉を聞くことがありました。
無論できなかったことを振り返り、次回にチャレンジすることは重要ですが、それ以上にスタッフとして素晴らしい活躍をされたのも事実なんです。是非ともできたことも振り返り、自信を持って達成感も感じてください!

実は私自身、皆さんのピュアな思いでの活躍ぶりと自身を照らし合わせて、対応慣れ過ぎて本当に参加された皆さんに向いて取り組んでいるのかなど、自身を振り返るきっかけになりました。
かわぎしさん、小渡さん、みゅうみゆさん、詩織さん、素晴らしい対応をいただきありがとうございました。(覚えきれてなくて、名前を漏らしていた方がおられたらめんなさい。)
以下に若手スタッフの活躍ぶりがわかる、かわぎし さんのnoteをご紹介しますので、一読ください!

そして、今回も 四宮琴絵さんをはじめとしたCLS道東の運営スタッフの皆さん、準備から本番、懇親会、遠足まで、ありがとうございました!感謝です!!

最後に、今回のCLS道東で私自身がCLS高知について再確認するきっかけをいただきました。CLS高知を運営スタッフとして過去から取り組んできたことについて、時間を見つけてアウトプットします!

CLS高知の全体像(YouTubeアーカイブより)

今回私の学びの備忘録も兼ねて、以下を共有します。ここまで読まれた皆さんは少ないかもしれませんが、是非ご参照いただければ!


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