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「場」をつくりたい。 【イラストレーターかやぬま優】

こんにちは。イラストレーターのかやぬま優です。

「こんなことをやったよ」という記事をよく書いていたのですが、今回はちょっと変えて、「こんなことをやってみたい」というお話です。

これまでイラストのお仕事を中心に、他にも展示をして作品を発表したり、個人で雑貨をつくったりしてきました。
そこに新たに「やりたいこと」として浮かんできたのが、「場をつくる」というものです。

元々大学卒業後に自分でお店をやりたいなと思っていた時期がありました。カフェを開いて、そこでアーティストの絵を飾ったりできたらいいなと。
ただ、どちらかというと自分は「描きたい人」だなと気づいたので、サポートする側に回るのではなく、描く人であるイラストレーターになりました。

その後なんとなく軌道に乗ってきたタイミングで結婚・出産。
同じようにバリバリ仕事をしたい反面、子どもとの時間も大切にしたいと思うようになります。

「場」って?

さて、毎日子育てをしている中で、ふと「大人(ママ・パパ)も子どもも楽しめる場所はないか」と思うようになります。
・子どもを預けて、ママはリフレッシュ
・子ども向けの遊び場やイベントに出かけて、一緒に楽しむ
という場所や機会はありがたいことにたくさんあります。
ただ、「ママが楽しむ場所に子どもも一緒に行けて、なんなら子どもも一緒に楽しめる」という場所は意外と少ないんだな〜と感じました。

ママと子どもが楽しめる場所の一例として、
・ショッピングモール
・子ども向けの椅子やメニューの用意があるカフェ
・授乳室が用意されている施設
などが挙げられるかなと思います。
出産する前は考えられなかったのですが、世の中意外と子連れで行ける場所ってあるんだなと安心した覚えがあります。

私は美術館が好きなのですが、子どもの泣き声とか騒いだりした時のことを考えると足が遠のいてしまいました。
その一方、箱根の彫刻の森美術館は屋外なので公園感覚で行けて楽しめました。授乳室があるところも最近は増えていますよね。青森の八戸にあった美術館はロビーに小さい子ども用のフリースペースが設けられていて嬉しくなりました。
ただ、あくまでそれも一部だと思います。他のお客さんのことを考えると、どこに連れて行ってもいいとは考えられず、楽しみが減ってしまったなあ〜という感覚でした。

こんな場所

そんな悶々とした日々を過ごしている中で、ふと友人から「ワークショップとかやらないの?やってくれたら私、子どもと一緒に参加したい。」という言葉をもらいました。
また、たまたま近所でやっているパン教室のチラシを見てみたら、ご自宅の教室で子どもも大人も楽しそうにパンを作っている様子が紹介されていました。
「ああ、なんか楽しそう。」「いいな、こういうの。」と、思いました。

そうだ、ないなら、自分でつくってみたい。

昔お店をやりたいと思っていたなあということを思い出しました。
イラストのお仕事を始めてから自分のアトリエや事務所を持つことにも憧れを抱くようになっていました。
「だったら、色々叶えられる場所を自分でつくってみるのはどうだろうか・・・?」と。

私のイメージしている「場」とは、
自分のクリエイティブな職場であり、かつ人との交流が持てる場所
にしたいなと考えています。

・アトリエ兼事務所(仕事場)
・ワークショップなどちょっとしたイベントができる
(親子で楽しめるワークショップがやりたい!)
・元々図書館の人でもあるので、小さな図書室をつくりたい
・コーヒーぐらいは出したい笑
・手作りの雑貨とか売りたい
・壁をちょっとしたギャラリースペースにしたい

などなど、口で言うだけなら簡単なので、盛りだくさんに書いてみました笑

さて。

やりたい!!という気持ちが芽生えたのはいいとして、どうやるかはまだまだ検討中です。
夫の仕事の関係で転勤があるかもしれず常にそのことは頭にあって、賃貸で借りたとしても急な引越しの時は大変だろうなあと、実現するのは老後かななんて思っていました笑

もしくは、どうでもいい空き家を破格の値段で購入し、「場」として使う。

突拍子もないような感じですが、後者ほうができるような気がして、今は空き家を探したりなんかしています。

夢物語な気もしますが、いつか実現できた時のために、やりたい!!ということを記事にしておこうと思いました。

今後を?お楽しみに!


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