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日本人と英会話練習をする際に気づいた事。①

日本人と英会話の練習をする際に気づいた事。

特に始めた頃が一番強いですが、老若男女問わず、英語を使うとアレクサやSiriと喋っているかのように感じます。

不思議なのは、中学英語止まりでも、TOEICで高得点をたたき出している人でも概ね変わらない、という点です。

でも、日本語に戻ったらそれぞれ個性的で素敵な喋り方に戻ります。

日本人の性格とか特性の問題なのか?と思っていたらそうでもないよう。真逆の状況でも一緒です。

外国の人と日本語の会話の練習をする際、こちらも同様にアレクサさんになるのです。あれ?さっきまでのイケイケ陽キャは何処へ?

英語の練習でも日本語の練習でも、一つ共通点を見つけました。
みんな、会話が終わったあと、

🙄「ああ、疲れた。めっちゃ頭使うな。」

と言います。そのあとチョコ食~べよっと。

チョコ食べたいだけやろ。

仕事の内容でもなく、大して当たり障りのない会話でハーフマラソン並みに疲れる。


この現象は一体…??

僕のモヤモヤをちゃんと言語化して書籍化してくれていた方がいました。
帰国子女としてめちゃくちゃ共感できる、納得のいく内容だったので、興味があれば是非。

この本と通ずる箇所が多いですが、僕なりにも伝えられたらと思います。

あなたの脳内制作過程

我々同じ日本人でも喋り方は十人十色ですよね。

おおらか、高圧的、柔らかい、静か、威圧的、優しい、丁寧、ぼそぼそ、へっぴり腰などなど。

そして、日本語の文法と単語だけでは、あなたの日本語は出来上がっていない。

産まれてこの方の知識、経験、磨かれたセンス、価値観、トラウマ、教養、保護者、周りの環境、問題意識などなど。

それら全ては日本語を用いた事象であり、これまで話し、見聞きしてきた全ての日本語が今のあなたの脳内を形作っているのです。

それなのにどうして、
英語に関しては、文法と単語だけでどうにかなると思ってしまうのでしょうか。

多くの人は、【英語】での人生経験があまりないので、
皆さん教科書音声のマイケル君とキャサリンさんのような喋り方になってしまうのです。それしか知らねぇし。

テンプレに当てはめるだけの会話だと、
自分が話しているけど、自分じゃない感覚。十人一色。

私以外私じゃないの。当たり前だけどね。

↑この歌知ってる?

知識、経験、磨かれたセンス、価値観、トラウマ、教養、保護者、周りの環境、問題意識など、今のあなたを形作るものと、【日本語】は密接に繋がっています。

でも、【英語】とは繋がっていない状況。
この状況のまま英語の文法などの知識だけを増やしていっても、

自分が話しているけど、自分じゃない現象は続いてしまいます。
英語圏内での脳内制作ができてないから、英会話でどっと疲れる。

TOEIC高得点だろうが、日本語脳の中の英語。表面上の英語力とでも名付けましょうか。

せっかく英語を勉強するなら/してきたなら、
表面上の英語力だけでなく、日本語を話しているときのあなたのまま、普段のまま英語を話したいですよね。

英語でも自分を表現できるようになりたい。

ありのままで。


では、どうすればいいのでしょうか。
勘のいい方ならお気づきのはず。

そう、英語脳を作ることです。

もうちょっと細かく言うと、既に出来上がっている日本語圏内での脳内と、新たな英語圏の脳を結びつける、リンクする作業です。

具体的な内容は②で紹介していきますが、

新たにビルを建設する際は、事前に細かく計画書を練って、取り掛かり始めるのがベストですよね。

海外あるあるの、見切り発車建設もありますが、余計なコストも時間もかかってしまうので、効率的ではない。

英語圏の脳内制作も、効率よく、段取りを理解した上で建設に取り掛かるのが忙しい皆さんにとっては最善ではないでしょうか。

現在あなたの英語圏の脳は、建設予定地すら決まっていない状況かもしれません。もしくは、荒れ果てた荒野に、残像の様な文法と単語が放り込まれているだけ。

どうせなら立派な脳内作成図を作りましょう。ブルジュハリファの様に。


先程紹介した書籍の白川先生はこの英語脳のことをネイティブマインドと名付けていました。

学校で習う英語は、あなたの人生で本当に役立つ英語のほんの一部であり、ネイティブマインドを手に入れる事により、英語を自在に操り、夢を叶えたバージョンのあなたを作る、と。

英語版の未来の自分を作る、と。

カッケぇ。

確かに、僕も日本語圏の脳と英語圏の脳が別々に存在している感覚なので、英語版の自分、というのはすごいしっくりきます。

笑いのセンスとかツボとか英語と日本語では違ってきますし。

元カノに、英語話してるときちょっと雰囲気変わるよね、
英語喋っているときなんだかカッコいい。と言われてました。

」じゃなくて「」って言って欲しかったけど。

新たに英語版の自分を作ることで、新たな自分にも出会えるかもしれません。あとモテるかも。カッコいいらしいです。


まずは自分の事。

「英語で自己紹介してみて下さい!」

と聞くと、殆どの人は30秒未満で終わってしまいます。
自分のことも喋れないようなら、相手の事もようわからんままですよね。

難しくうんぬんかんぬん考える前に、まずは、
完璧だ!と思えるような自己紹介ができるように頑張ってみて下さい。

趣味や出身地だけじゃないです。
これまでの人生は?
これからのビジョンは?
何を大切にしているのか
自分の価値観は?
過去の経験は?
過去のトラウマは?
黒歴史は?

自己紹介ができる=自分に事を表現できる

好きな人には自分の事をもっと深い所まで知って欲しいと思いますよね。
そんな感じです。どんな感じや。

あなたの深い所までを英語圏の脳と結びつける。
英語脳を作り上げていく上でこの上ないモチベーション維持と活力になります。

初対面の会話はこれだけでほぼモーマンタイになります。いやほんとに。





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