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後悔立ち直りと、ナンのカレーと、漫画のこと

妊娠13週に入った。
つわりが終わる兆しはまだない。
基本外に出ず、座ったり横たわったりゼリー食べたり残したりしながらなんとか生きているよ。
徒歩30秒のスーパーに一度だけ行ったけど、並んでる食材(お肉とか魚とか…)を見てるだけで気持ち悪くなってすぐに退散した。不便な身よ。

今週は、「うーん、判断ミスったかな…」ってうじうじしちゃうことが一個あった。
今年からうちの会社は、【一定以上の役職の人は、通常業務以外の社内プロジェクトに関与しよう!】ということになった。
売り上げに加えて、それも今後の昇降格の基準にするとのこと。

しかしあくまで強制ではなくて、任意ということだった。
正直体調も悪いし、9月には産休入るし 任意なら無視しようか…とも悩んだんだけど、
私は2つのプロジェクト参加を推奨されている役職で、何もしないというロックな選択ができず、おそるおそるある社内プロジェクトに応募したのだった。
採用とか新人研修とか、若手や中途社員のコミュニケーションフォローとかを考えるプロジェクト。
特に、産休育休中の社員の復帰フォロー、っていうのが気になって、これならやってみたいなぁと思ったのだった。

でも応募送信した直後に後悔が襲ってきた。
こんな、会社の中核を成すようなプロジェクトの一員になっちゃって、辞めたい時辞めづらくなるのでは??会社にどっぷり浸からず、副業と二本柱で自由気ままにやっていきたいと思ってたのに、私のバカ!人にどう思われようと、何もエントリーせずに大人しくしておくべきだったかも…って。

旦那さんにそんなことメソメソと話してたら、「でも、もし応募してなかったら、応募しておくべきだったー私のバカバカって後悔してるんじゃない?」といわれて、確かにそうかもーと思った。

人にどう思われても良いなら、少しでもやってみたいと思ったプロジェクトで、心の向くままに発言したり、色々アイデアを出してみれば良いんだよな。決めた途端、そこでの振る舞いや成果を気にしすぎて臆病になるの、私の悪いクセだ。
どんな社内のプロジェクトに携わって、どんな功績を残してようと、新入社員に研修しようと、別に辞めたいタイミングで辞めて良いし、好きな時に好きな生き方を選べば良いのだ。自分の人生なんだから。他人はそんなに自分に興味ないよ。
その日、良いと思った選択をして、なるべく正直な発言をして、等身大でやっていけば良いのだ。体が弱ってると尚更、こんなことをすぐ忘れてしまってまいっちゃうなー。

そんなわけで、できる範囲のことを前向きにやってみようと思ってる。


今日は、とても久しぶりに台所に立って、ナンをこねた。無印の粉のやつ。
たまには、自分の手作りのなにかを食べたい、と思って奮起した。
旦那さんは、「台所に立ってるの見るの久々だなぁ」と嬉しそうにニコニコしてて、かわいかった。
ナンをこねるのも伸ばすのも、思いの外力が必要で息切れしつつ、手伝わせつつ、完成。
これまた無印のバターチキンカレーとマッサマンカレーをつけて食べたら、かなり美味しく食べれた。しっかり胸焼けしているが。
まだまだ本調子じゃないけど、少しずつ回復してるのかな。

あと、Amazonで漫画を2冊買った。
コナリミサトさんの「黄昏てマイルーム」

凪のお暇のコナリミサトさんの、DIY漫画。
彼女の描く世界、やっぱ好きだなぁ。
凪のお暇でも共通するけど、世間の正解とかステイタスとかとは別のところで、自分だけの幸せを見つけて噛み締めることの素晴らしさを教えてくれる。
友達との合コンちっくな飲み会をキャンセルして、自作のバーカウンターでひとりお酒を飲んで宅配ピザを食べるシーンの背徳感ある幸せがすきだ。
家は自分の城なんだよなぁ。私ももっと住み良い場所にしたいなぁ。

もう一冊は、ヤチナツさんの「20時過ぎの報告会」

noteで読んでたけど、手元に置いておきたくて買った。
自分にも覚えのある、20代のきらめきがつまってる一冊だと思う。良いことも悪いことも忙しく起こる年頃、いろんなネタを持ち寄って女子で集まるときめきよ。全部をかわいい笑い話に変える登場人物たちが、とても頼もしい。
特に好きなのがりさこさんの失恋エピソードで、相談会のファミレスでしっかり3人とも岩盤浴を帳消しにするパフェを頼んでるところとか好きだ。失恋でガン泣きしてるりさこさんをみて、きみちゃんが想像の500倍泣いてる!って爆笑するところも大好き。
いいなぁー確かにあったそんな日々が今は遠くて、うつくしいなー。
彼女たちの30代や40代も見たいな。それぞれの時代で起こるいろんなことを、報告し合いながら軽やかに歩いてく様子が見たい。

明日はお休み。のんびり過ごそう。

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