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2022年わたしのニュース~おゆき、開国する~

学校の社会や歴史の授業で習った「鎖国」
もういつどんな風に行われたのか覚えてないけれど、人生にも自分の殻に閉じこもってしまう「鎖国」のような時期があるんじゃないかなと思う。

やりたいことがあっても、自分の手で制限をかけて今いる場所に自分を閉じ込めてしまったり。
本当は言いたいことがあっても、他人の目線や相手の気持ちを気にしすぎて飲み込み続けてしまったり。

ここ数年間、私は自分の「挑戦したい」気持ちを抑え込み、人間関係の中で傷つくことを恐れて人との関わりを避け、自分を狭い場所に閉じ込めていたような気がする。

でも2022年は、そんな私にとって「開国」とも言える年になった。

「やってみたい」に自分を開く

Photo by Fuu J (Unsplash)


2022年、私はずっと興味のあったライフコーチになるため、大きな一歩を踏み出した。
ライフコーチとは、「セッション(対話)を通して、クライアントが自分について学ぶ時間を提供し、クライアント自身の人生の可能性を最大化するお手伝いをする」仕事のこと。
私と同じように、人と同じスピードやタイミングで物事ができなかったり、ついつい自分の気持ちを犠牲にして頑張りすぎてしまったりする人たちの力になりたいと思ったことがきっかけだった。

恐々申し込んだトレーニングだったけれど、ライフコーチングについて学んでいる時間も、クライアントさんとセッションしている時間も本当に楽しくて「あぁ、私はこの道に進みたかったんだな」と思う。
今までは「何でこんな風に生まれちゃったんだろう?邪魔だなぁ」と思っていたHSP(Highly Sensitive Person: 人一倍繊細な気質をもつ人のこと)の気質も、クライアントさんの小さな変化に気づけるという点で、私の武器なんじゃないかと思うようになり「ないものを無理やり身に付けるのではなく、自分がもっているものをそのまま活かせる喜び」を感じている。

周りの人に自分を開く


自己開示が苦手な私を変えてくれたのは、ブロガーのかんころさんが主宰している連続講座「かんころ大学」だった。
ライフコーチを目指すと決めたとき、今の時代ならSNSでの発信は欠かせないと思っていたけれど、私はSNSでの発信にものすんごい苦手意識があった。

人からどう思われるのかが怖くて、「投稿する」のボタンが押せなかったり。
いいね!がつかなかったらかっこ悪いと思って、ついつい投稿を見張って苦しくなったり。

そんな私に、かんころさんが教えてくれたのは、自分を開くことで見えてくる新しい世界だった。
大げさに聞こえるかもしれないけれど、自分を表現して外に開いていくことは新しい世界を見せてくれる。

表現する楽しさ。
自分が伝えたいことを発信することで生まれる自分への信頼感。
誰かからもらう言葉で生まれる「私も、表現していいんだ」という気持ち。
SNSでのコミュニケーションの楽しさ。

かんころ大学や、その後のかんころ編集部を通して、真剣に自分の人生を生きている人たちにたくさん出会ったことで、発信が怖いと思ってしまうときも「一人じゃない」と思えるようになった。
1年前の私に、「今、noteもTwitterもやってるんだよ!前は怖くてできなかったFacebookの投稿も時々してるよ^^来年からは、インスタに読んだ本の投稿をしようと思ってるんだ♪」なんて言ったら、腰を抜かすと思うw

2022年の私をつくってくれた考え方

Photo by Anthony Cantin (Unsplash)


2022年「開国」とも呼べるほどの変化が生まれた背景には、今年私が大切にしていた考え方がある。
それは、
「変えられるもので、変えられないものを制限しない」
ということ。

ライフコーチングやかんころ大学に申し込む前、私は2つの不安を抱えていた。
一つはお金の不安、もう一つは時間の不安。

申し込むのか、申し込まないのか悩みに悩んで気づいたのは、私は「お金や時間で自分のやりたいことを制限しようとしている」ということ。
お金や時間という工夫次第でどうにでもなることで、本来変えられない「やりたいこと」を制限してしまっていた。

これに気づいたとき、お金や時間は自分で何とかしようと腹をくくった。

来年も、お金や時間を言い訳にせず、自分のやりたいことを優先できる人でありたい。


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