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今月の書籍ランキング #2

2月も空いている時間は本ばかり読んでいたので
また、勝手にランキングを付けさせてもらいました。

「忙しくて出来なかった」「時間がなかった」「他にやることがあった」とか、そういう言い訳を2回目でするのは、カッコ悪いと思っていたので、やりきれてよかったです。

【ルール】1,漫画は入れない   2,小説は入れない   3,その月に読了したもの

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10,Design Future:各務太郎
前月はかなりデザイン思考や企画をベースにした本を読むことが多かったのですが、その名残で選ばせていただきました。

基本的には著者が海外留学で得てきたテクニックやノウハウをベースに書かれています。

特に革新的な内容はないかと思いますが、デザインとはなんぞや。という部分や、デザイン思考にとってのPDCAサイクルについて分析しているので、そういったところは勉強になります。

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9,企画力:田坂広志
企画というか、仕事の心構えといったところでしょうか。ケーススタディはあるのに、具体性にちょっと欠けていてオジサンが書いた本という印象があります。

とはいえ、納得感もある内容ですし「企画書とは営業の品質管理」という部分には特に共感できました。

今っぽい中身ではないのですが、僕は「営業」は組織にとって比較的代替が効きやすい部門だと感じており、そこに他の人にはない「企画力」を持つことで、生き残っていけると思っています。

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8,ブランド人になれ:田端信太郎
好き嫌いはすごく多いかと思いますが、とにかく読んでみました。結果的にやっぱり僕は苦手です…が!

なんていうんでしょうね、結果が伴っていますから
「なにクソ!やってやろうじゃねーか!!」というような、煽りを受ける感じです。

言われっぱなしというのは、腹も立ちます。
ただ、間違ってはないと思いうので、消化しましょう。

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7,人生の勝算:前田裕二
SHOWROOMの前田社長の半生を描いている本です。ビジネスに使える内容でまとめると、この3点でしょうか。

** 1,圧倒的に努力をすること2,自己分析をしまくって、自分が熱狂できるものが何か見つける3,コミュニティの形成が大切(コト消費)**

この手の本は、たくさん読んでもあまり変わらないので、誰かのをたまに1冊、眺めればいいんじゃないでしょうか。

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6,動画2.0:明石ガクト
今の時代、切っても切れないというか
言わずもがな、これからもっと、個人に落ちてくる分野ですね。

アプリでいえばTikTokもそうだし、ソフトウェアの発達でYouTubeなども
編集のハードルがどんどん下がっています。

内容としては、今後の動画業界がどうなっていくから、こうしろ!
という方向性ではないですが、僕のように業界に詳しくはない人は、すごく勉強になると思います。

著者は読んだら、すぐ捨てろと書いていますが
動画のリンクが貼ってあったり、Kindleで読むのにオススメです。

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5,たった一人の熱狂:見城徹
僕には刺さった。今の若い人にはわかりづらいと思う。昭和的根性論。でも、だからこそ意味がある。

とにかく圧倒的な努力をして、数字をつくる。
ビジョンなんかその後、語れ。

という、もう超ガチンコなメッセージです。
やっぱり成功(数字を作る)するには「圧倒的な努力」をしていくしかない。
朝から晩まで働き続けろ!というよりも、効率よく多くの仕事を進めて、出来る範囲や影響力を広げていくということだと思う。

出来る人や尊敬する人を真似るところからでも良いのではないか…
(学ぶと真似るの語源は一緒だとも言うし)

僕もだけれど、熱狂するための「好きなものが見つからない」という人もいるだろうけれど
ちゃんと自分に向き合いながら頑張っていれば、いつか見つかると信じている。

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4,プロフェッショナルアイディア:小澤正光
これはもう、辛いです…
読んでいる間も、こうやってレビューを書いている間も

「そんなことやってねーで、アイディア練れ!」
「とにかく頭を使え!出し続けろ!」
「無くても、そこから絞り出せ!そこからが本当の仕事だ!」

と言われているような、叱咤激励っぷり。
でも、本当にそうだと思います。

** 原則:3回3ラウンド1,書き出す    2,整理する    3,選択する     **

これやるの、どれだけシンドいか…
でも、著者も大企業の方ですが、これをやられたら
丸っきり勝ち目がないので、ちゃんと咀嚼して受け入れて、苦しみながら楽しんで仕事します。

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3,お金2.0:佐藤航陽
前回、僕の中で堂々の第一位として選ばさせていただいた佐藤さんの本です。

こちらもベストセラーなので、いまさら僕が何かレビューを書いても仕方ないと思いますが、「平成」のその先で戦っていく、ビジネスマンは読んでおくべき一冊のひとつだと感じました。

というか、出てくる内容を理解できてないと
ちょっとヤバイのではないかと…

これからの経済とお金の仕組みを知るきっかけをここで触れられます。自分も勉強が足りてないことも理解できましたし、新しい技術やルールを知って、深掘りしようと思える1冊です。

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2,鬼速PDCA:冨田和成
好きな内容でした。もう色んな理論とか手法とか
ぜーんぶ一旦忘れよう!とにかく「PDCA」を回すんだ!という極端性。

【Plan・Do・Check・Action】のAがわかりづらいからAction→Adjustにしよう。なんていう考え方も好きでした。

** 1,テーマとゴールを設定をする。  2,どんどん実行に移していく    3,良いところと悪いところを確認する4,上方修正や下方修正をしていく  **

僕にはすごいわかりやすかったし
プロジェクトに対して、大きなPDCAと小さなPDCAのサイクルを作って管理するところは非常に有益だった。

To Doを決めたり、そもそもKPIの達成ができるか
もっと小さなKDI(Key Do Indicator)を持つ概念は、これから使う。

1,Hacking Growth グロースハック完全読本:ショーン・エリス / モーガン・ブラウン

いわずもがな、グロースハックの本です。強敵でした。まず、僕らみたいなベンチャーの方が実行しやすいだろうなと思いました。逆にベンチャーの強みを促進させるためのテクニックの一つです。

大きな企業だとどうなんでしょうね?
日本だと実現性が低いようなイメージがあります。

とはいえ、事業を成長させるために、なぜグロースチームが必要なのかチームが担うミッションとは何かが、ケーススタディを盛り込んであるので、すごく勉強になる1冊です。

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なんとか2月も達成することができました。
もっと細かく投稿していこうか、少し悩んでいましたがコンテンツとして少ないと、興味を惹かない気がしたので、月に1度のスタイルで更新をしていこうと思います。

1冊ごとのレビューは僕のTwitterで展開することもあるので
気になる方はFollowしてみてください。
https://twitter.com/yuki_generosity

"Fラン大学の文系出身"という死ぬことも生きることもできない
ゾンビ系ビジネスマンでも発信をすることで、少しでも人間に近づければ良いなと思います。

これからも努力とチャレンジを続けていきます。

適当にやっておりますが よろしくお願いします