去る 8 月 5 日、パッカーズ (Green Bay Packers) のファンイベント『パッカーズ・ファミリー・ナイト』(Packers Family Night) が、大量の観覧客を集めたという話が流れてきた。

『ベリン・ヘルス・システム』(Bellin Health; ヘルスケア製品やサービスの地元企業) の提供で催されたこのイベントは、実際のフィールドでフットボールの練習を体験したり、施設を見学したりでき、運が良ければ選手が使ったジャージーがもらえることもあるという。そこに花火や DJ なんかが盛り上げて、公開練習が観られるとくれば、そりゃ行くっきゃないでしょ！

……とみんな思ったかどうかは知らないが、これ有料イベントである。ひとり 10 USD (幼児含む)。傘や飲食物はおろかカバンやビデオカメラまで持ち込み禁止で、駐車料金まで取られる。また、州内のあちこちのテレビ局で中継された。アイオワ (Iowa) やアラスカ (Alaska) の一部でも観られたようだ。繰り返すが、これはただの公開練習であって、試合でもなんでもない。それにわざわざチケット予約して……えっ、もう何？ どういう……？ 意味わかります？ 僕はわかりません。

発表によれば、現地に 65,222 人が詰めかけたという。650 でも 6,500 でもない。65,000 だ。ハハハ。もう笑うしかない。隣との比較をした画像を見れば、いかに狂っているかがよくわかる。このあたりの家で、ミネソタ (Minnesota Vikings) とかのジャージーを置いているのが近隣にバレたりすると焼き討ちに遭うのではないか。

花火！ レーザー！ なんならシーズン中より演出が凝っている気がする。
たぶん気のせいじゃない。

まぁそれくらいパッカーズのファンは熱いのだといえば聞こえは良い……か……？