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ペアトレの質問タイムをきっかけに、質問力について考える

先日参加したペアレントトレーニング講座の後には、
講師への質問タイムがたっぷり。
有名な専門家の先生に質問・相談するチャンスです。

退出してもいいのに、誰も退出せず、
でも誰も質問しません。

ペアレントトレーニングに来ている親たちは
みんな何らかの子育ての悩みや難しさを感じて来ているはずなのに、
いざ「なんでも質問していいよ」と言われると、
とっさに何も思いつかないものなんですね。
わたしも何か質問したいと思いつつ、
自分のあまりにも漠然とした気持ちをどう表現したらいいのか、
にわかにはまとまりませんでした。

自分の中のモヤモヤした思いを明確化し、
それを言葉にして、相手に投げかける、
考えてみれば、質問するって、結構高度なスキルですね。

自分の中で、何が分からなくて、何を知りたいのか。
それがはっきりすれば、それを人に聞いて
なんらかのヒントをもらうこともできるし、
たとえだれかに質問しなくても
自分からその問いの答えを探しに行くことができます。

その後。何人かの方が講師に質問し、
そのやり取りもわたしにとって大変参考になりました。
人は、他の人の質問からもいろいろ学ぶことができるんですね。

そして、わたし自身も最後の最後で頭を絞り、
まとまりのない質問をさせていただきました。
「質問からその人のレベルが分かる」
とどこかで聞いたことがある気がしますが、
確かにそうかもしれません(笑)。
だから質問するのは自分を晒すようで恥ずかしいし、
勇気がいるんですね。
でも、まとまりがなくても、勇気を出して質問してよかった!
おかげで先生から色々なヒントをいただくことができました。

子供の頃、近所の友達のうちの部屋の壁に、

「聞くは一時の恥、聞かぬは一緒の恥」

という紙が書いてあったのを思い出しました。

考えてみれば、
大きいことから小さなことまで
人生は問いに満ちています。

「なぜ今このペアレントトレーニングに出会ったのか?」

「そもそもわたしはなぜこの子を生み、育てることになったのか?」

まだまだたくさんの問いが
この先に待っているのかもしれません。

質問力を鍛えて、豊かな人生を歩んでいきたいなと思います。

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