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メルペイPMたちとD2Cピザを囲んで座談する会

2019年9月10日(火)に六本木ヒルズの森タワーにあるメルペイ社のオフィスで開催された「メルペイPMたちとD2Cピザを囲んで座談する会」に参加させて頂きました。

ちなみに、この会でPMは「Product Manager」の意味で使われています。

応募時のGoogle申し込みフォームより開催内容を引用させて頂きます。

9/10(火)にメルペイオフィスにてD2Cピザを食べながらPMの業務や課題についてわいわいお話する会です。
PM実務を経験している方を中心に、下記のテーマなどについてお話する想定です!テーマはいただいたご要望やご質問に応じて変更します!
テーマ例:
おたくの会社はどうしてるんですか?
-開発プロジェクトの進め方
-他部門(非プロダクト)との連携やスケジュール交渉についての課題と解決策 
-KPI関連:
 -データアナリストとの棲み分け
 -意思決定プロセス  
など

個人的な参加理由は2つありました。

1つ目は、8月末にメルペイさんで開催された『merpay CPO✕PM対談 with「正しいものを正しくつくる」著者 市谷氏』に参加させて頂き、良い体制で組織運営されているなと感じたからです。(このお話もnoteに書こうと思います)

2つ目は、個人的には昨年からメルカリを使っています。今年はメルペイも利用しています。UXが良いなと思います。メルカリのアプリ内にメルペイが実装された時は良い方向で話題になりましたよね。

メルペイさんのオフィス

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写真上 : オフィスエントランスのロゴ、下 : 入り口にあるカフェスタンド

広めのミーティングルームで開催されました。20名ほどは余裕で入れそうな場所でした。美味しそうなお食事と、お酒・ソフトドリンクが用意されていて、アットホームな雰囲気で今回は開催されるとのこと。

メルペイの方が3名いらっしゃっていて、続々と参加者も到着し、合計20名ほどで会がスタートしました。有名なテック系の会社の方達が多く集まられていました。

ちなみにD2Cピザも用意されていました。とても低糖質だそうです。ミルフィーユのような生地でかなり美味しかったです。

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低糖質ピザ:SONOBON
SONOBONは糖質制限ダイエットに最適な低糖質ピザのお店です。
SONOBONのピザは、イタリアの星付きレストランで経験を積み、国際的に活躍するシェフ・奥野義幸氏がプロデュースしています。低糖質やギルトフリーっておいしくなさそう…というイメージを変える、新しいおいしさです。


メルペイさんの開発体制について

お酒とお食事を楽しみながら、メルペイさんの進行の元にお話は進みました。まずはメルペイさんの開発体制から。色々と試行錯誤されてこられたとのことです。

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2018年7月からは大きく3つの役割でプロジェクトをマネジメントされているそうです。

PM : Product Manager(プロダクトの責任者)
TL : Tech Lead(テクニカル責任者)
EM : Engineering Manager(技術者のアサイン統括)

これまでは技術者の取り合いもあったようで(あるあるですね)、EMを立てられているとの事でした。各プロジェクトへの体制は以下図でわかりやすく説明されています。

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横軸がプロダクト、縦軸がエンジニアリング。各プロジェクトにはPMが1名立ち、TLが入りテクニカルの統括を行い、EMが技術者をアサインするとの事でした。

TLとEMの違いは、TLはPMと併走することが中心になりプロジェクトに1人が入ることが多いそう。EMはエンジニアのアサインを行い、複数の技術者をプロジェクトに入ってもらうそうです。

技術的なキャリアをサポートすることもEMの役割で、エンジニアのキャリアパスをしっかりと会社に提言する役目もあるそうです。

また、メルペイはグループの中で先進的な取り組みをすることが多く、メルペイで実施されたことをメルカリで導入することも多いそう。理由は組織がコンパクトだから小回りがきくとのことでした。

オフィス入口にはカフェスタンドがありました。メルペイで始めて、メルカリへ導入されたとこのと。豆の種類も複数あったので、本格的だと思いました。立って話すとアイディアが広がったりするなと思います。


メルペイとOKR

上記の質疑応答の中で、プロジェクトAとプロジェクトBの優先度はどうされるのですか?というものがありました。

メルペイではOKRを導入しており、こちらに基づいて意思決定がなされていくということでした。全社で組織的に実施されているようです。

そのため全社で「ミッションドリブン」で進められるとのこと。

OKRとは「Objectives and Key Results」の略で、難易度が高い目標を掲げ、それらを達成に向けて管理し、改善を図っていく手法というものです。GoogleやFacebookでも取り入れらているようです。

Googleのre:WorkにもOKRについて詳細がまとめられています。

数々の研究により、目標を定めて取り組むと、従業員のパフォーマンスを改善できることが明らかとなりました。さらに、目標の難易度を上げて明確なゴールを設定したほうが、達成に向けて従業員のエンゲージメントが一層向上する、という研究結果もあります。難易度の高い目標を掲げて進捗状況を確認できるようにするために Google でよく使われているのが、「目標と成果指標(Objectives and Key Results:OKR)」という手法です。

この会の参加者の殆どがOKRについて理解が深く、進んでいるなと感じました。

メルペイの方、参加者、みなバックグランドが経験豊富。キャリアも幅広く気が引き締まりました。

自分はOKRについて、概要と手法を知っている程度でした。もう少し勉強しようと思い、すぐに本を購入。参加させて頂いてよかったなと思いました。

この会は、ここから参加者を交えたディスカッションを行いました。それぞれ違う背景を持つ組織の方が集まっているので、複数のトピックで盛りあがりました。

前回のイベントにも参加して感じたことは、メルペイさんは開発体制も組織設計も技術も進んでいるなと思いました。

「信用を創造して、なめらかな社会を創る」というミッションを掲げられています。良い言葉だなと感じました。

素敵な会をありがとうございました。

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