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15年間、『プロジェクトマネジメント』をやっていた件

いつもご覧いただきありがとうございます!

元ブラックIT企業で20年
システムエンジニア 兼 プログラマーをしてました
おだゆきえ
です

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今回は、私のブラックIT企業時代の中でも
プロジェクトマネジメント
についてお話させていただきます♡


3年目でプロジェクトリーダーに

入社して3年が経った頃、
担当していたプロジェクトのプロジェクトリーダーになりました。

その時の業務は
汎用機(わかりやすく言うと銀行などの裏で動いている大きな機械)のシステム開発
でした。

小さなミスも許されず、
重箱の隅をつつくようなチェックを繰り返し
スケジュールの遅れは許されず、
他のチームと進捗状況を確認しつつ、連携をし
新人のOJTもしつつ
毎週の社内報告をしつつ
自分の作業もしつつ

そんな日々を送っていました。

プロジェクトリーダーは中間管理職以下!?

プロジェクトリーダーと言っても
中間管理職以下

裁量権は全くなく、
お客様と他のチームとの進捗会議で報告をし
社内へ進捗報告をし
プロジェクトメンバの作業状況を把握し
とにかく、
作業に遅れのないように、品質が保たれるよう
を気をつけていました。

お客様と他のチーム、会社の上司、プロジェクトメンバ
この4つに挟まれ囲まれ
円滑に進むように気配りも忘れずに。

気付けばワタシは営業!?

その後、汎用機の開発プロジェクトが終了し、
お客様先の社内システムを開発するプロジェクトに配属されました。

そこでもプロジェクトリーダーとして作業を行っていました。

お客様からシステム要件をヒアリングし
ヒアリングした内容をもとに提案書を作成する
という、
システムエンジニアな仕事も増え、
プログラマーの比重から、システムエンジニアの比重が高くなっていきました。

ここ、やりがいが増えていったポイントですね♪

要件をヒアリングして、提案書を作成して、お客様とお話をしていくと
だんだん、見積りの話もされるようになってきます。

ビジネスは鮮度が命!
ですので、
次第に私は、
見積もりを作成し、
見積りの作成だけでなく、直接お客様と交渉するようになっていきました。
(しかし一般社員だったので決裁権はないという・・・)

つまり、営業のようなことまでするようになっていったのです。
(しかし私は営業ではないので、見積りを作成しても最終承認は営業待ち)

作業が始まれば、マネージャー!?

実際に、プロジェクトが始まると

・ スケジュールを管理
・ 品質を管理
・ お客様とやりとり
・ 社内調整や報告

もはや、プロジェクトリーダーではなく、
プロジェクトマネージャー的なことも幅広くやるようになっていたのです。

社内の組織図的には
名ばかりの現場に顔を出さないプロジェクトマネージャ―がいましたが、
文字通り
プロジェクトをマネジメントすることをずっとやっていました。

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納期厳守と品質確保のはざまで。

私には
残業は悪と思え!
という
確固たる信念がありました。

一人プロジェクトの時はいいのですが、
複数人のプロジェクトメンバがいるときは
いかに
メンバに残業をさせることなく
いかに
スケジュール通りに進めて
どうやって
お客様の求める以上の品質を確保するのか
ばかりを考えていました。

あるとき
メンバの一人が
「これを期限までにやるなら
 品質を落とさないとできないです」
と言ってきました。

それは絶対にあり得ません!!!

品質を下げたものを提供するなんて
あり得ない!!
これは、
私が品質にきびしい汎用機の開発を経験していたからかもしれませんが、
品質は確保して当然という世界で生きてきたので
何を言っているのか・・・一瞬理解できませんでした(笑)

「期限を延ばす
 機能を段階ごとに提供する
 などなど
 お客様との交渉は私がやるので
 とにかく
 品質は絶対下げないようお願いします」

と言って進めてもらっていました。

と同時に
「品質を保つ」
という考え方を持ってもらうようにしていました。

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『プロジェクトマネジメント』って何するの?

「プロジェクトマネジメントって何するの?」
と聞かれることがあるのですが

私の場合、

複数人のプロジェクトメンバがいて
100に近い数の画面や資料を作成する機能のシステムを開発するときは

✔ 誰がどれだけ担当して
✔ 何がいつまでに終わっていて
✔ 今はどこまで進んでいるのか
✔ どんな問題が発生して、何が解決しているのか

などを常に把握していないといけませんでした。

そのため、
プロジェクトチーム全員で共有もするし
お客様へ進捗状況を報告もするし
社内へ状況を報告もするし

細部から全体まで見ていく必要がありました。

プロジェクトマネジメント
とは、
文字通り
プロジェクトを管理する
ことなのですが、

✔ 計画
✔ 進捗
✔ 作業系統化
✔ コスト
✔ リソース(人、物)
✔ 時間
✔ リスク

といった制約条件を管理しながら、
プロジェクトの完了までチームを効率的に導くこと
です。

プロジェクトマネジメントは三つの目で見る

三つの目の例えがありますが、

まさに、プロジェクトマネジメントは

鳥の目のように、高いところから全体を見て把握し

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虫の目のように、細部まで細かく見て

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魚の目のように、時流を読む
(お客様の要望が変化するですよ、これが...)

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を無意識のうちにやっていました。


中には途中で逃げちゃうマネージャーもいたけど

余談ですが
時々、
途中で逃げちゃうプロジェクトマネージャーとかいるんですよね。

プロジェクトが問題プロジェクトになりそうなところで
スゥ―ッと、うまい具合にフェイドアウトするという・・・

幸い、
私は会社に入ってからそういう
そのような上司には当たらなかったのですが

中には

都合が悪い時だけなぜかいない
相談しても何も解決策を見いだせない
肝心な時にいつもいない

上司がいるらしいんです。

私は、
そういうところがツイていたのか
恵まれていたのか
トラブルが起きたら全力で支えてくれ壁になって傘になってくれた
上司に恵まれていたので

私も絶対に逃げない

ということだけは心していました。


15年間プロジェクトマネジメントをやっていた

そんなこんなで、
システム開発の現場で、
お客様、他のチーム、プロジェクトメンバ、自社
と四つ巴の中で
一回も納期遅延を発生させることなく
無事に、プロジェクトを運営できていました。

それには

タスクを管理する
進捗を管理する

スケジュールを管理するツールを使い、
定期的に状況を聞き、
ヤバくなる前に改善し、
つまり、PDCAを細かく回しながらやっていたのが
成功の秘訣のひとつになるのではないかと思っています♡


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