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経営者として雑魚すぎる

2020年の自分のダメさ加減に目を向ける結果になりました。

今回は2020年の振り返りになります。

noteとしては応援してくれている、関わってくれている人に対して書きました。昨年の自分の行動でどうしても謝りたいことがあります。

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僕のことを知ってくれている人は重々承知な事かもしれませんが、
基本的にポジティブな人間です。笑

だからこそ、このnoteを書くのは本当に辛かった。


今回のnoteで書いた2020年の失敗は完全に自分の責任です。
そのため、改めて至らなさに目を向けるのは凄くしんどい。

このnoteも最初は「起業して半年の会社代表の振り返り」として書こうと思いました。

しかし書き切った時、この自分の現状で肩書きに「起業家」「スタートアップ」とつけて書いて発信するのは歴代日本を切り拓いてきてくれた起業家の方々に申し訳ないと思い直し、やめました。


けど、これを書かないと2021年にいく資格はない。

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"無かった事"にしてはいけない。(某アニメ)

アプリが完成しなくてごめんなさい。

C,Inc.代表として

2020年の行動で取り上げなくてはいけないことは

アプリが完成しなかったこと

です。

(以下リンクは初めて僕たちを知ってくれた人用です。2020年6月〜ここまでの流れをnoteで都度紹介してきています)

応援してくれている方々、本当に申し訳ありません…

完成しなかった背景は後ほどで書かせていただいておりますが、

自分が企業の代表として、もっと謝るべきところは「アプリが完成しなかったこと」に関する以下のような2つの行動だと思っています。

その1つ目は

リリース予定週を公開したのにも関わらず完成できなかったこと

です。(当初昨年11月中旬をリリース予定週にさせていただきました)

そもそもの話になりますが、どんなサービスにおいてもリリース時期が読めないのなら無理に発表する必要はない訳です。

それにも関わらず当時の僕は誰かに開発を急かされたわけでもないのに、
まだ体制が整わず、開始時期も定められないサービスに対して

メンバーと話し「これぐらいの期間があれば作れるか」「自分達にもハッパをかける意味でリリースを出そう」という曖昧で不確定、しかも全くユーザー目線ではないやり取りをもとに発信してしまいました…

しかもこのnoteを出した頃、現CTOの植村が当時勤めていた会社の都合から、C,Inc.へのジョインを当初予定していた9月で退職することはできなそうだということも判明していたため(結果的に11末退職でした)

実際の開発期間として見積もっていた時間も取れないであろうことは早めに確定していました。

そんな中でも「何とかなる」と思い込み、

メンバー全員フルリモート、C,Inc.チームとしても初めての開発、メンバーも10月から新規ジョイン、まだまだ詰めきれていない所も都度発覚

という不確定要素が多すぎる状況の中で変わらず曖昧なスケジュール感で開発を進めてしまいそのまま11月に突入。

11月初週の経営MTGにて「まだユーザーに満足して使ってもらえるクオリティにない、もっと検証を行う必要がある」という判断からリリースを延期した形となりました。

全然ダメです。

当時は「どんなサービスにおいてもリリース時期が読めないのなら無理に発表する必要はない」というそもそもを考えずに、自分たちへプレッシャーをかける面からも勝手にリリース予定週を広報し結果的に守れず、ユーザーの期待を裏切ってしまいました。


そして特に良くないと感じているのは2つ目です。

完成が遅れることに対する事前のお知らせ、しいてはその後のフォロー(延期のお知らせ等)が公式には何も無かったこと

これに関しては愚かでユーザーに対する思慮に欠け、自分の信条からも外れたものです。本当に申し訳ございませんでした…

発表しなくては…とずっと感じていました。11月下旬には一度、リリース延期のお詫びを途中まで書きました。(それでもすでにリリース予定週としていた中旬からは遅れてしまっているので全然ダメですが)

しかしここからがさらに良くないポイントで、

遅れそう、または遅れているにも関わらず、情報の見栄えを意識しCenakaの次の動きが何かしら明確になったタイミングに合わせてリリース延期の情報を同時に出すnoteを書こうと考えてしまいました。

ユーザーに対する思慮に欠けている本当に愚かな行動だと感じています…

実際には立ち上げて間もない企業、メンバー構成など状況は刻一刻と変わっていき、結局目の前で走らせているC,Inc.のプロジェクトを進めることが優先になってしまいズルズルと今に到ってしまいました…

これらの愚行は完全に自分の責任であり、批判されても仕方ないものです。
自分の企業としての自覚の足りなさ、未熟さ所以です。

こういった姿勢は、起業して半年だろうと10年だろうと100年だろうと、サービスを使ってくれる方の立場からしたら関係ないかと思います。


重ね重ね本当に申し訳ございませんでした…

上記の失敗を経て


これらの痛烈なミスを繰り返すわけにはいきません。

教訓を生かして、
今後のC,Inc.でのPRに関する方針を決定しました。これから、より良い決定を下せるようにしていきたいと思っています。

・まだ準備ができていない中、情報発信することは今後控えます
・不明瞭な数字は出しません
・社内の体制とPRはセットで考えます

また今回の件は方針を決めて終わりという話では決してなく、実際にはこれからの僕たちの行動で応援してくれている人、関わってくれている人に示していくべき内容だと思っています。

後日、2021年のC,Inc.(Cenaka)の動きをnoteにて伝えさせていただきますが今後は上記で書いてきたことを忘れずに行動に盛り込んでいき、ユーザーに貢献していける会社を目指せればと思います。


終わりに


確かに良い面や成功した面だけに目を向けていたら人間、気は楽なんですが自分としては心のどこかにモヤモヤが残ります。

「ああ、まだまだ全然想定通りに進んでいないのに棚に上げて偉そうに話してしまっているな…」と感じたり。

もちろんわざわざ失敗したことをちゃんと振り返り、しかもそれを書くってめっちゃしんどい。笑

だいたい書いていると応援してくれている人、関わってくれている人には申し訳ない気持ちになるし。そのため、一昨年までは今回のように改めて振り返るなんてことはしませんでした。


だけど僕の置かれている状況は昨年、変わりました。僕は会社を立ち上げ実際にメンバーも募って進んでいくことを決めています。


一昨年までとは違い、手触り感のある形で誰かの人生の一部を少なからず預かる立場になりました。

辛かろうが大変だろうが格好悪かろうが、立場を自ら選び自分たちがイメージしている未来に進む上で

できなかったことに対して見て見ぬ振りをし、見せたいところだけ見せて日々を生きていく自分は、個人的にも学校教育に携わった人間の姿勢としても許せませんでした。笑


未熟な人間です。

だからこそ、頑張って力をつけていくしか。

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今回は「メンバー、ユーザーのことを考えて」という言葉を、胸を張って言えるようこのタイミングで半年間の行動に目を向けてみました。

この反省、毎年やることになるんかなあ…と怯えています。

少しでも来年の自分に楽してもらえるよう今を頑張ります。笑


これらの報告をもってC,Inc.から離れてしまうのは仕方ないことです。
ただもし変わらず僕たちのことを応援していただけるのなら、今後もぜひ僕たちの今後に興味を持っていただけると嬉しいです。

次のnoteでは2021年のC,Inc.について発信させて頂きます🙇‍♂️

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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