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視線を上げてみる。

953日目。

いつもの乗り換え駅。一度地上に出る時は階段しかなくて、朝から疲れるなぁ、と思いながら頑張ってのぼってた。

下を向いて、階段と足元を見つめながらヨイショ、ヨイショって感じ。

のぼっていくうちにだんだん足が疲れて上がらなくなるし、後ろから来た人たちにはどんどん追い抜かされるし、私ったら体力ないなーと思っていたのだけれど。

今朝、ふと「あれ?これ上(のぼる方向)を見ればいいんじゃね?」という考えが降ってきて、足元ではなくて行きたい方向を見ながら階段をのぼってみたら!

めちゃ楽!
なんだこれ!

確かに、アレクサンダーテクニークなんかでは聞いてたのよ、頭が先で身体はあとからついてくる、的な話。

んで、確かに、聞いた直後はやってみたりしたんだと思う。

だけどさ、その時その時の状況だったり、気持ちだったり、だんだんよくわからなくなったりして、そのこと自体を忘れちゃってた。

なぜ思い出したのか、わからないけれど、思い出せてよかった!そして、その声に従ってすぐにやってみたジブン、偉かった!

自分を元気にさせる方法なんて、いくらでも知ってるはずなのに、なぜだか時々、そんなことはすべて忘れて(忘れたフリをして?)ズドーンと気持ちを落ちさせていたい病が発動するみたいだ。

そんな時は、あらゆる手段を駆使して、自分を貶める。

…っていうパターンがあるんだってことがやっとわかってきたかも。

そんな時もあるよね。
そんな時って、きっとものすごくもがいている時なんだよね。
焦ったり、自分が信じられなくなったり。

視線を上げてみる。
足元じゃなくて遠くを見てみる。

ただそうするだけで、変化するものもあるんだと知れたのがよかった。

*

今日の写真は、今朝の空。
低気圧も気持ちや身体に影響するよね。
でも、いいこともある。
曇りや雨だと花粉が少し治まって楽だったり、ね。

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