奨学金について

今回は留学の金銭事情と応募した奨学金について紹介させて頂きます。
私自身もそうであったように、多くの体育会の学生は成績が良くないと思います。恥ずかしながら、私の大学時代の平均GPAは1.07と大学を卒業したと思えない数字になっております。
結果として、学生支援機構を始めとした多くの奨学金については、GPA条件をクリアすることができておらず、応募資格すらありませんでした。
その様な状況でも2つに応募、そのうち1つはありがたいことに奨学金を頂きました。


留学費用

AISTSの授業料としては29,900CHFとなっております
現時点(8月5日)では1CHFは160円前半となっており、授業料は日本円で470万円前後です。
住については、学生寮は月に1,000CHF前後、一般の家具付きアパートメントでは1,200~1,500CHFが基準になるかと思います。シェアハウスであれば学生寮よりも低く抑えれそうです。

実際に生活を始めてないので、具体的な金額はわかりませんが、衣食住含めて800万円以上が必要になるかと考えています。

協力隊

具体的な貯金を述べることはできないので協力隊での手当てを含めた金銭事情を紹介します。
現在の制度を見ると少し変わっているようですが、参加当時は2年間の任期満了すると約200万円が支給されました。私は正確には覚えてないですが2年半の任期だったため250万円だったかと思います。とはいってもフランスへ行ったり、国民年金の支払いをしていたため、250万円を全て貯金するということはできませんでした。協力隊での手当を留学費用にするというのは至難の業ではあると思います。

ちなみに協力隊に参加することで、JICAの協力隊向けの奨学金に申し込むことができますが、帰国後の2年以内と決まっており、私はすでに経過しているため資格はありませんでした。
※今年は特例3年以内ということですが、2020年3月に帰国、奨学金募集時期が8月でしたが資格はありませんでした。

HEROs SCHOLARSHIP

アスリート向けの奨学金になります。そのため奨学金向けのサイトにも紹介されていません。そしてアスリート向けといっても現役、引退関わらず応募することができます。
スポーツ系の奨学金を調べていると、現役競技者向けの競技支援のものが多くありましたが、アスリート向けの学習支援の本奨学金を偶然にも見つけました。
必要書類も大学時代の成績等は必要なく、志望動機等のみで学生時代に勉強を全くしてこなかった私には助かりました。年2回ですが、後期に応募、内定を頂きました。当時はAISTS選考中でしたが、奨学金事務局に確認の上、問題ないということで提出しました。
印象としては、やはりアスリート向けということで競争率は他に比べると低いのかなと思います。また海外のスポーツ系大学院ということが大きなアピールポイントになったのかなと感じています。
そして内定後は丁寧に簡易な紹介ページも作成して頂きました。
将来的にもHEROsとの関係で何か活動ができればと思っています。

惠国際交流財団

こちらの奨学金もGPAは必要なく、他の奨学金併願も可能でした。一方で併願の際は記載する必要がありました。すでにHEROsが内定しており、紹介ページもあるため隠すことはできずという状況でした。
結果は書類選考でダメでした。
大きな要因としては、すでに他に内定があるということ、本奨学金は大学卒業後の人を対象としているのかなと感じました。というのも必要書類の中で家計を一緒にする人の年収、家族構成を記載する必要がありました。そのため既に両親から独立しているため、家族を記載することはできずという感じでした。

最後に

今回はありがたいことに奨学金の内定を1つ頂きました。といっても金銭事情については円安の影響もあり苦しいのは変わらない状況です。そして体育会の学生だった人間が奨学金を貰うハードルの高さを痛感しました。とはいってもラグビーの経験がなければ、現在の私はいないため後悔はあまりありません。当時、両立しておけばよかったなと思うぐらいです。

以上、体育会系のGPAが低い人の奨学金事情でした。
もうプログラム開始となりますが引き続き探していきたいと思います。




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