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美しき古都でのいろいろな出会い【イラン旅行記5】


こんにちは!yukiです。

今日はイラン旅行記の5回目。

前回に引き続き、
古都エスファハーンでの出来事を
お話ししていきますね。

楽しんでいただけますように!



やめられないイマーム広場


エスファハーンの中心部には、
壮麗な広場があります。

前回も紹介したイマーム広場です。

広場自体も美しいし、
モスクも驚くほど美しいのです。

モスクの装飾


すっかりここを気に入ってしまい、
3日間で7回くらい通っていました笑

エスファハーンで出会った家族

現地の方に話しかけられることも多いです。
そういう意味でもすごく楽しい。

イマーム広場で出会った方


あるとき、茶髪の青年と、
彼のお母さんとお姉さんが、
ピクニックに手招きしてくれました。

「どうぞどうぞ、座って!
 ぜひ食べていって!」

とあたたかい雰囲気。

せっかくなので
ご一緒させてもらいました。

皆さんのお名前聞いたんですが、
難しくて聞き取れなかった…汗

ピクニックに招いてくれた家族


「エスファハーン名産のお菓子なのよ」

と渡されたのは、
サフランの香りがする甘ーいお菓子。

ケーキやフルーツ、ナッツも
いただいてしまいました。

お礼と言えるかは微妙ですが、
今までの旅や日本の写真を見せると、
喜んでくれてました!


青年はなかなかキャラが濃くて、
ペラペラ喋っては高笑いするし、
お母さんの膝に横になっちゃう笑

口に入ったまま話しかけてくるので
めっちゃ飛んでくるし!笑

映画『アマデウス』の
モーツァルトを彷彿とさせました。
(観たことありますか?)

特に笑い方がそっくりすぎる…

それはともかく楽しかった、感謝です!

エスファハーンで過ごした時間


エスファハーンでは
他にもいくつか見どころを巡りました。

バザールの様子1

イマーム広場の隣のバザールは、
歴史ある感じでかなりムーディ。

バザールの様子2


他にも、
8世紀(!)に作られたジャーメモスク、



アルメニア教会が点在し
雰囲気が異なるジョルファ地区、


などなど。


あるとき食堂に入ると、
食事中の大家族の皆さんから
話しかけられたことも。

出身を聞かれ、日本人というと、
「おおーー!!」
とみんなテンションが上がる笑

店じゅうの視線が集まってしまい、
めっちゃ恥ずかしかったです。

にこにこしてくれたから
良かったですが…笑

お店を出るときは、
「See you!」と
大勢が手を振ってくれました。

店員さんまで!

あたたかすぎます。

ちょっと怪しいおじちゃん


ちょっとヘンな出会いもありました。

街を歩いているとき、
横でバイクが停まります。

乗っていた初老のおじちゃん

「やあ、バイクに乗って
 街を見ないか?」

といいます。

「あなた、ガイドさん?」

「いや、ガイドじゃないよ。
 ただ案内したいだけさ」

なんか、ひょうきんな感じの人だなあ。

イランは親切な人が多いし、
まあ大丈夫かな?と
乗せてもらうことに。


有名な古い橋のある川沿いを
バイクで走ってくれました。


バイクを停め、
川沿いの公園から風景を眺めます。

美しい夕暮れどきでした。

「はいよ」とタバコをくれましたが…

「いや、いいです」

拒否。ごめんなさい苦笑


その後はアイス屋さんで
揚げパンとサフランアイスを
ご馳走してくれました。

美味しい!って喜んでたら、
おかわりまで買ってきてくれます汗

孫みたいな感じで
可愛がってくれてるのかな…?


おじちゃんは、

「商店街に私の店があるから、
 お茶飲んでいかないか?」

といいます。

うーん、それはどうなんだ…?

2人でお茶って、危険が伴います。

でもちょっと気になる…
結局、好奇心が勝ってしまいました汗



彼のお店は、
日用品の商店のような感じでした。

ちょっと薄暗く、狭くて、
ごちゃごちゃした店内。

お湯を沸かして、
2人分の紅茶を淹れてくれます。

さすがに警戒心が高まってて、
手元をガン見してました。

同じお茶を2つのグラスに分けて…
うん、何か入ってる感じはない。

おじちゃんが飲むのを確認してから、
ちょっとだけ舐めてみます。



さて、この後の展開ですが…

・・・好意を持たれていたらしく、
控えめに誘われました苦笑

キッパリ断りましたが。

つまりナンパのようなものだったのか。

親切な人ばかりと出会ってきたので、
ちょっと気が抜けていました…


こんな状況で長居はできないと、

「そろそろ帰りますね」

と立ち上がったところ、

「じゃあ送ってくよ」

と言われます。

「自分で帰れるので大丈夫です。
 案内してくれて、
 ありがとうございました!」

「いや距離あるし、送ってくよ。
 安心して、降ろしたら帰るから」

さっとバイクが用意されたので、
結局、送ってもらいました汗

宿の前で降ろしてくれて、
「じゃあね!」と
帰っていくのを見送ります。


危ない橋を渡ってしまった。

もしかして、
期待させる態度をとっていた?
いやいやそんなつもりは全く…

とにかく、もっと気をつけないと。
いろいろな人がいるのだから。



気を紛らわすために、
再びイマーム広場へ行きました。

辺りは薄暗くなっていましたが、
灯りに照らされた広場もまた美しいです。


話しかけてくれたお嬢さんは、

「わたし、日本大好きなんです!」

とテンション高め。
日本のことをいろいろ聞かれました。
天真爛漫で可愛らしい!

夕暮れのイマーム広場で会った家族

お父さんとお母さんもご一緒です。

日本のことを聞かれた後は、
イスファハーンで数回目の、

「この広場のこと知ってますか?」

という質問がきました笑


皆さん誇りを持ってるんでしょうね。

そりゃそうだ、
こんなに素晴らしい広場なんだもの。

アリくんが教えてくれたことを話すと、
「よく知ってるねえ」って嬉しそうでした。

ありがとう、アリくん!笑


次回は、
砂漠の街の様子をお届けします。
お楽しみに!




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日も良い1日を!



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