見出し画像

2022年の振り返り - イタリア、レイオフ、リモートワークetc

年末恒例(?)の一年の振り返りを今年もやってみたいと思います!

ざっくり各月の個人的なハイライトを振り返るとこんな感じ。
1月🍵 年明けデトックス
2月🌊北イタリアの港町ジェノヴァでリモートワーク
3月🇮🇹南イタリア、ナポリとイスキアを旅行、ベルリンで春を待つ
4月🐣イースター休暇
5月🇳🇱アムステルダム、ザクセンスイス、そして久々の日本へ
6月😷風邪が長引く、勤め先でレイオフ実施
7月🏕️ブランデンブルクをサイクリング、キャンプ
8月📚ちょっと体調不良、ドイツ語で読書
9月⛰️チェコでハイキング
10月🇯🇵 日本へ旅行
11月👩‍💻広島からリモートワーク
12月🎄勤め先で2度目のレイオフ実施、クリスマス

パンデミック終了へ

ざっくり振り返ってみて改めて思いますが、今年はようやく本格的に「アフターパンデミック」が幕開けになったのだなあと感じます。

パンデミックが始まってから初めて日本に帰国することができましたし、ドイツ国外にもかなり旅をすることができました。特に5月にアムステルダムに行った時には、マスクをしていない人々で市内や交通機関が大混雑の様子を目の当たりにして衝撃を受けたことをよく覚えています。

場所によってパンデミックに対する受け止め方が違うことも感じつつ、全体的には緩やかかつ確実にパンデミック終了に向かっているのだなあと実感を重ねる年になりました。

度重なるレイオフ、不景気とインフレ

今年は市況が悪くなったこと、そしてインフレが加速したことを実感する年になりました。

勤め先では2度もレイオフが実行されましたし、周囲でもいくつかレイオフの話を耳にしました。昨年までの勢いはどこへやら、仕事で関わる業界では投資控えが進んで、悲観的なムードが流れていました。

そして、インフレ。肉や油、小麦粉などなど多くの食料品の価格、レストランの値段、航空券、あらゆるものが目に見えて高くなりました。個人的にも節約モードにならざるを得ませんでした。特にお気に入りだった日本米ブランドの玄米の値段が爆上がりしたので、今は玄米を諦めてトルコ米を使ってます(例のバラのマークのお米です。結構美味しい)。

イタリアの自然に癒やされる

今年は自然の中をたくさん歩きました。

一番のハイライトはイタリアのリグリア海沿岸のハイキングで、特に初めてチンクエテレを歩いた時の感動は忘れられません。丘の上から見渡す海や周囲の景色の美しさ、太陽の光、柑橘類の木々、、そして疲れた身体を癒してくれるエスプレッソと地元の料理。今まで欧州内各地を旅してきた中でも、こんなに旅行後にもうっとりと思い出に浸ってしまう場所は他になく、それだけ魅了された経験になりました。

今までドイツでの生活に疲れたり、飽きたりした時に日本が恋しいと思うことはあったのですが、とはいえ日本に行く時間やコストを考えるとそう簡単に実行に移すこともできません。特にここ最近は、パンデミックやロシアのウクライナ侵攻を経て、ますます日本への「距離」を感じるようになりました。

そんな時に、イタリアの自然に癒してもらって、日本以外にも「疲れたら存分に癒してもらえる場所」を、割と身近な場所に発見できたことがとても嬉しかったです。

リモートワークに慣れる

今年は昨年よりもさらにリモートワークの比率が高まり、ほぼオフィスには行かない年になりました。背景には、勤め先でのチーム編成が変わって、チームの同僚のほとんどがドイツ国外在住者となったので、さらにオフィスに行く理由が減ってしまったからです。

なので、今年は自宅からはもちろん、それ以外にも場所を変えて仕事をすることが増えました。北イタリアのジェノヴァでairbnbでアパートを借りて1か月仕事をしたり、日本のホテルから1週間ほど仕事をしたりしました。
勤め先では年間で3ヶ月以内であれば在住国以外からも仕事をすることが認められていて、周囲でもそういうルールを取り入れている会社は増えています。なので、今後もフレキシブルに場所を変えながら仕事をするスタイルを続けられたら良いなと思ってます。

二度のレイオフを経て、学びモードにスイッチが入る

今年は勤め先で二度もレイオフが実施されました。私は残る側となったのですが、スタートアップ、いやスタートアップに関わらず大きな規模の会社でも、ドイツでは割とさくっとレイオフが実施されます。

レイオフは、対象となる人も、そうでない人にもその衝撃は大きくて、将来への不安や今の会社への疑念などが増すことは普通だと思います。
私もレイオフを経験する度にネガティブな考えに引っ張られそうになるのですが、何度か経験していると、レイオフ後の回復期間も短くなってきて「今度はきっと自分が対象になるだろうから、それに備えて今のうちに爪を研いでおこう」というような気持ちに切り替わりつつあります。

いずれにしても、今の環境に安住することなくスキルを磨き続けることは大事なので、慢心せずに学び続けようと気合が入ってきました。
なので、学びモードにスイッチが入ったタイミングを生かして、コツコツとソフトウェアエンジニアリングの学習を続けていきたいと思います。

振り返りをしたいテーマはまだまだ尽きないのですが、一旦この辺りで。

みなさま、良いお年を!
guten Rutsch ins neue Jahr ⛷️⛷️⛷️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?