夢に現れたウカノミタマカミ。

この神をご祭神として祀る神社と言えばここ、

じいちゃん神社

今は亡き祖父が賽銭箱を寄進した稲荷神社だ。

仕事の合間に立ち寄ってみる。
久しぶりだ。鳥居が壊れたとか、また何かあったのではあるまいか・・

ざっと全体を見渡してみる。
よかった。とりあえず無事そうである。

だが・・

手入れされてない？？

そう感じた。
ご神木のイチョウの葉っぱや銀杏がそのまんまなのだ。しかも結構な量。

これはちょっとなあ・・

思わず言葉が漏れる。

時折境内で遭遇したおばあちゃん、あまり外に出られなくなったのだろうか？
はたまた、神様も眷属も寂しいのか？
そんなふうにも思う。

じゃあ、今度ご奉仕に来ますよ。

僕はそう告げて仕事に戻る。

あまり時間が取れなくて、じっくり意識を向けることが出来ず残念だったが、ご奉仕の時には、その分話をしよう。

天気に恵まれた時、氏神様より先にこちらに来るか・・
神様方、ちょっと待っててくださいね。