「計画的に休む」という行為が苦手だ。何かをしていないと不安で仕方がない。だから「休む」という行為は、何かの行動の途中や終わった後に必要に迫られて行うことが多い（力尽きるように‥）。
もしかしたら、メリハリをつけて取り組むことが苦手なのかもしれない。

故に、一人住まいの何の予定もない週末はとても不安だ。制約は「休日の時間」だけだからだ。その時間の中で何をするのも自由、しないのも自由。

これがお子さんのいるご家庭であったり、パートナーが一緒に暮らしていたり、自分以外の要素が入ってくるならば事情は違うのであろう。頭が下がる反面、羨ましいと感じることも多い。「自分だけで決めた」活動内容ではないから。

そんな、「休み方に惑う」なんて贅沢な悩みに、真剣に頭を抱える私は、週末のあり方を見直そうと、思い立った。

「何もしない勇気」だ。（嫌われる勇気、の如く。）

私なりの「何もしない」はタメになることをしないことだ。仕事の為、スキルを磨く為、資格を取る為、などの事をしない。これがとりあえずのルール。

かくして、土曜日は何にも決めずに、ぷらぷらと過ごす日にした。猫とごろごろしたり、テレビをつけてみたり、ウィンドウショッピングをしてみたりした。
極め付けはホットワインを飲みながらプレッツェル🥨をもぐもぐ食べて、ドイツのクリスマスマーケットに想いを馳せながら、1980年代？の映画（トゥルーマン・ショー、観るのは２回目）を観た。
夜更かしここに極まれり、と思いながら結局0時前に就寝した。

土曜一日、「何もしない」と身体がムズムズし始めた。ルールの範囲外の運動や料理などに充てた。

でも結局、日曜日の夕方から仕事のメールを覗いてしまった。もはや、中毒化している。そして、精神的にあまり良くない。

皆さん、休日はどんな風に過ごしているのかな。
といの挑戦はこれからも続く。