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【日記】キャロットケーキとスフレサレの夜

 図書館で借りているレシピ本の返却期限が迫っていたのと、にんじんが余っていたので、表紙にもなっているキャロットケーキを焼いた(ただし材料とカロリーの都合でチーズフロスティングは無し)。
 いやあすごい簡単だった。にんじんの千切りが一番面倒だったってくらいには簡単だった。バターでなく植物油使用なので、油と卵と砂糖を混ぜたところににんじんを入れて混ぜ、粉類をふるい入れて粉が見えなくなるまで混ぜたら型に入れて焼くだけ。美味しいと評判のレシピらしいけれど、こんなに簡単で美味しいならお得だな……と思いつつ、まだ冷めていないので味見は明日。

 次に焼いたのはこちら、

 Soufflé jambon fromage(スフレ・ジャンボン・フロマージュ)。と言うとなんだか御大層な感じだが、何のことはない、日本語(?)で言えばハムとチーズのスフレである。スフレと言うと甘いもの(スフレ・シュクレ)が有名だけれど、これは甘くないスフレ、スフレ・サレ。
 このスフレは卵、牛乳、薄力粉、砂糖の他は塩とハムとチーズだけで出来てしまうので、人によってはスフレ・シュクレより材料を揃えるハードルが低いかもしれない。かくいう私も最初は甘いスフレを作ろうと思ったのだが、バニラとかココアとか抹茶とかベリーとか出してくるのが面倒で、冷蔵庫に残っていたハムとスライスチーズを使った。笑

 スフレのレシピはこの本から。
 なお、私のスフレが不恰好なのはレシピの「器の九分目まで生地を入れる」「器いっぱいに生地を入れると膨らみすぎて不恰好になる」という部分を無視したからなので、レシピではなく私の問題である(笑)。少しだけ余った生地を別の容器で焼くとか面倒すぎるし、途中で取り出すためにオーブンを開けるのも嫌だったので……(本命のスフレがしぼむから)。

 肝心の味は、すっごく美味しかった!!!
 実はスフレ・サレ自体初めて食べたのだけれど、口当たりふわっふわのグラタンのような、ホワイトソースのかかったスフレオムレツのような……と言えば伝わるだろうか。

 スフレは難しいイメージだけれど、実はカスタードクリームを作ってメレンゲと混ぜて焼くだけ(スフレ・サレの場合はカスタードから砂糖を抜いて塩味をつける)なので、ハンドミキサーがあれば意外と難易度は高くないと思う。直径16~18cmくらいの小鍋と耐熱のシリコンべらがあればなお良い。

 何週か前の「グレーテルのかまど」で麗しのサブリナのスフレを見て以来、スフレを作りたい熱が高まっていたので、甘いスフレではないけど結構満足した(笑)。次回はスフレ・シュクレを作ってみたいなあ。

 それではまた明日!