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人生を変える、ガラスペン

28歳の誕生日プレゼントとして、主人にガラスペンを買ってもらいました。

数年前にツバキ文具店を読んでからずっと頭の片隅で気になり続けていたガラスペン。

ガラスでできたペン?ガラスの溝がインクを吸い上げる?一体どんな風に?書いていて折れないのかな…?
ガラスという響きにちょっとドキドキしながら、読み進めたのを覚えています。

そんなことを思いながらも、その後思い出すこともなかったガラスペンですが、(偶然見つけるまで正直忘れてた)今年の夏、散策中に偶然見つけたこちらのお店で運命の再会を果たしました。場所は、台東区は蔵前にあるカキモリさん。

雰囲気の良さに引かれて入ってみると、お洒落な筆記具がズラリ。店内をほくほくしながら歩いていてふと目に留まったのが…

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「え、ガラスペンってあのガラスペン!?」

ショーケースにじっと釘付けになりました…。
さすがにその場で衝動買いするわけにはいかず、グッと堪えてその日は我慢。しかし募る思いは消えることなく、誕生日プレゼント候補として改めて検討すべく再訪に至りました。

いざ購入。

前回は眺めるだけで終わったガラスペンですが、今回は実際にインクを付けて、試し書きもさせて頂きました。
ガラスペンは1本1本、職人さんが手作業で作られているそうで、そのためデザインだけでなく、書き心地、持ちやすさも想像以上に個性がありました。ガラスらしいカリカリとした書き心地のものもあれば、柔らかくさらさらと書けるもの、ボールペンのように手に馴染むつくりのもの、どれも違った良さがあり、本当に悩みました…。その末に選んだのが、こちらの1本。

決め手となったのは3つ。
・柔らかな書き心地。
・白い紙の上で映えるブルーのデザインがなんとも素敵。軸の曲線も手にすごく馴染む。
・ガラスのため保管方法に悩んでいたところ、付属のケースがとても素敵なのでそのまま使えそう!

Shoko Yamazakiさんが作られているペンレストも気になりましたが、時期によってデザインが異なるものが少しずつ入荷されると伺ったので今回は見送り。(使ってみて、ペンレストは必要だと強く感じたので、購入が楽しみ。Shoko Yamazakiさんのインスタグラムに張り付く予定です。)

早速その日の晩、日記をガラスペンで書いてみました。

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最高の書き心地。28歳の決意なんかもスルスルと書いていたら、何だか人生が変わりそうな気がしてきました。
これからどんな文章を書いていこうかな。





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