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「こだま」グリーン車に乗ってみた。

身延線の旅は続く。

近くのコンビニで缶ビールを仕入れて内船駅へ向かうと、特急「ふじかわ6号」が、ほどなくして入ってきた。

早速、缶ビールをぷしゅ。やっぱり、湯上がりのビールは旨いよなあ。

列車は、富士川沿いになおも南下していく。やがて、県境を越えて静岡県へ。

これから平野部へと下りて行くのだが、身延線は急勾配を避けるため、大きくS字カーブを描き、富士川と離れるのだ。

沼久保駅から西富士宮駅にかけては北へ向かって進むことになり、今まで進行左側にあった富士山が、この時だけは車窓右側に見えるのだ。

残念ながら、この日は予報どおり下り坂の天候。富士山は雲の中に隠れている。せっかくなので、以前天気が良かった時の写真をご紹介。

富士宮駅から富士駅まで身延線は複線となるので、「ふじかわ」も快調に突っ走る。やがて、東海道本線と合流して富士に到着した。

この日の乗車券は、こちら。

横浜線の橋本をスタートして、反時計回りにぐるり一周する感じ。富士から先のルートは、三島まで在来線の東海道線。三島から新横浜までが東海道新幹線。最後に横浜線に戻って相模原まで。

東海道新幹線は東海道本線と並行して走っているけれど、何ヶ所か新幹線単独駅がある。新富士もその中の一つ。

国鉄時代から続くJR各社のきっぷルールに「選択乗車」というのがあって、複数ルートのどっちに乗ってもいいですよ。ということ。

今回の場合だと、在来線の富士ー三島間の代わりに新幹線の新富士ー三島間に乗ってもいいってことなのだ。

そういう次第で新幹線に乗るべく、富士駅から徒歩で新富士駅を目指すのだ。我ながら、物好きだねえ。

この辺り、クルマはご当地富士山ナンバー。と言うことは、3776の人気が高いはず。と思って、キョロキョロしながら歩いていた。

駐車場に停まっていたスズキの軽を発見!

富士から30分ほどで新富士に着いた。新富士に停車する新幹線は、各駅停車の「こだま」のみ。

昨秋以降、久しぶりに東海道・山陽新幹線に何度か乗車したので、エクスプレス(EX)予約利用のグリーンプログラムポイントが貯まっている。一定以上になると、普通車料金のままグリーン車にグレードアップできるという仕組みなのだ。

そのポイントが「こだま」グリーン車に乗れる水準となったので、6月末の有効期限が切れる前に試してみようという次第。

EX予約のサイトで検索すると、ちゃんと普通車料金でグリーン車の選択肢も出てきた。無事、予約完了。

駅近コンビニで缶ビールなどを調達し、自動改札機を通る。「新富士 入場」と印字された。

入ってきた「こだま722号」は、N700A編成。

久しぶりの新幹線グリーン車は、とても快適。「こだま」だから、空いているしね。

新富士から新横浜までは、たった45分ほどで着いてしまった。

東京都内からでも気軽に行ける身延線。また♨️込みで来てみようと思う。

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