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「はくたか」からトキ鉄へ! 〜その1〜

10月14日は、鉄道の日。明治のはじめ、日本で最初の鉄道が開業したことに因む記念日なのだ。

この日に合わせ、秋の青春18きっぷ版とも言える「秋の乗り放題パス」が発売されている。

https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230829_ho02.pdf

なのだが、18きっぷのようにバラバラの日にちで使うことはできない。連続する三日間有効という制約があり、私にとってはなかなか利用しづらいのだ。一方、カレンダー通りの休みという方は、「スポーツの日」の三連休がぴったりだね。

そうは言っても、長かった猛暑が終わり、急に肌寒さも感じ始めたこの季節。どこかへは出かけたい。

で、思いついたのは、新潟県の第三セクター「えちごトキめき鉄道」。略して「トキ鉄」訪問という次第。

東京から向かうなら、北陸新幹線と接続している上越妙高駅へ。

ということで、10月後半の平日早朝に発車する「はくたか」を予約。

https://www.eki-net.com/top/tokudane/

13日前までの申し込みで「お先にトクだ値」が適用され、30%割引となった。

待ちに待った当日。東京駅新幹線ホームへ向かう。

入ってきた「はくたか」に乗り込む。

東京からちょうど2時間。

上越妙高駅に着いた。

トキ鉄の窓口にて、平日のみ有効の「トキ鉄ツアーパス」を購入。値段は2,000円。一番端っこの駅まで行く片道運賃とほぼ同額なので、とてもお得ということね。

やって来た電車に乗って、まずは直江津へ。

長野県との県境駅妙高高原からここ直江津までは、旧信越本線区間。「妙高はねうまライン」と愛称が付けられている。

これから乗車するのは、泊行きのディーゼルカー。

直江津から富山県との県境駅市振までの旧北陸本線区間は、「日本海ひすいライン」と名付けられている。

右手に見える日本海を愛でつつ下車したのは、トンネル駅として名高い筒石。

長い階段を登って地上を目指す。それでも、日本一のモグラ駅と言われる上越線土合駅に比べると屁の河童だぞぉ〜。

駅の入口。かつては建物内に窓口があって駅員さんが常駐しており、記念にきっぷを買ったこともしばしば。今は、窓口も閉鎖されて完全無人駅となった。

山腹を貫く北陸自動車道。

しばらく進むと、筒石漁港が見えてきた。

近くの筒石郵便局で、ハガキを購入。

旅の記念に風景印を押してもらう。

しばらく、海沿いの筒石集落をお散歩。

保育園の建物手前に見えるレンガ造りの遺構は、旧北陸本線の橋台跡。かつては海沿いを走る単線だったのだが、線形が悪い上に、しばしば不通となったようで、長大トンネルを貫く現在の新線に移行したのだ。

サイクリングロードとなった旧線跡をたどると、この先に旧筒石駅跡の記念碑もあるのだけれど、今日は時間もなく断念。

再びトンネル内のホームに戻り、後続の泊行きに乗り込むとしよう。

                      〜つづく〜


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