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ティーンにしか出せない厚み

30年前の昨日、ASKAの「はじまりはいつも雨」がリリースされた。
その記念日に合わせてseikoさんが企画された、「はじまりはいつも雨を語ろう」企画。

私自身は当時の思い出が全く無いけど、今でもチャゲアスの復活を望むファンの一人として、ツイートだけで参加しました。

たくさんの方々のツイートを拝見すると、ほとんどの方がその頃学生だった。
そして今は大人になった方々。

当時は歌詞の意味も、「愛」という言葉さえよくわかっていなかった、という学生だったのに、今ではこの一曲のことだけで、大人たちがこんなに夢中に語り合える。

でもそれって、やっぱり学生だったからできたことだ。
大人になってから、何か一つのことにドはまりできる機会は少ない。
趣味はあっても、学生時代に比べると使える時間も限られてる。
でも学生時代はどうだろう。
おそらく、歌詞は丸暗記していただろうし
歌詞カードのそれぞれの言葉が、ひらがな表記か、漢字表記なのか、「運命」と書いて「さだめ」と読むアレなのか、まで全部記憶できていたほど、繰り返し繰り返し聞いていたと思う。

そしてそんな、意味も分からずに繰り返してハマった時代があったからこそ、30年越しにこんなに考察ができる。
それは当時すでに大人だった人には絶対に真似できない。

当時は、音楽評論とか、コードとか、専門知識のある人しか、作品に関する記事を書なかったかもしれないけど、今、そんな知識が無くても、熱い熱い文章が書ける。
それは当時のファンであったティーンたちと、30年という月日と、チャゲあるの休止やらASKAの諸々などの歴史があってこその文章なのだな、と、その厚みに感激してしまって、泣きながらこの文章を書きました。(´;ω;`)ウッ…


だからね、「チャゲアスって何?」状態の、今のティーンのみんなは、どんなに大人に馬鹿にされようと、好きなものを大事にしてください。
とことんハマってください。
人生において心を動かされるものは、モノではなく体験です。


企画してくださったseikoさん、ご参加の皆様(まだ全部読んでないけど)、そして何より、ご神体であるASKAさま、こんな素晴らしい体験をありがとうございます・・・・!!!!

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