断捨離と、捨てられない歴史
今月末に迫った引っ越しを前に、せっせと断捨離をする今日この頃。
流行りのメルカリをフル活用している。
始めた当初は「売りたい」という気持ちよりも好奇心のほうが勝っていたけれど
今はもう本気で売ることしか考えていない。
価格と説明文をこまめに編集する日々である(暇人)。
そんな断捨離の日々の中で、過去に衝動買いしたリングを3本手放した。
それらを手に入れたときは、どれも一目ぼれ。
よく考えもせず、安い買い物ではないのに(1万~4万だった)即決した記憶がある。
買ってから今までも、「可愛いな~」とめでる気持ちはあったのだが
いつも宝石箱に鎮座しているだけで、わたしの日々のスタイルになじむことはほとんどなかった。
やはり、ジュエリーは着けてこそ輝くと思い
手放すことを決意した。
一方、どんなに貧乏になっても手放したくないジュエリーもいくつかある。
それらは、「かわいい!」と一目ぼれして買ったというよりも
自分の憧れのスタイルを体現してくれるような気がして、憧れを買う気持ちで手に入れたジュエリーたち。
それをつけることで、なんだか自分が守られるような気持ちになるのだ。
また、買うときの自分の境遇を思い出し、それを乗り越えた自分の歴史を大切にしているような感覚もある。
ジュエリーは、身を飾り立てるだけのものではないんだな、と実感する。
こうやってデトックスする機会を持つと、自分に何が必要か、
もっと言えば自分を体現するものは何なのかを必然的に考えるし、
よりクリアに見えてくる。
引っ越しはそう何回もできないけれど、定期的にスタイルと持ち物を見直す機会を持つことは大事だなあ。
いつも読んでくださりありがとうございます。もっと素敵なnoteを書くための投資にさせていただきます!