私が最もオエッと思う服は、リクルートスーツ。

かくゆう私も7年前、真っ黒のリクルートスーツを一応買い、

あとは気に入ったストライプのスーツを買い

のらりくらりと就活してたけど。

結局真っ黒のカラススーツのほうは、2回くらいしか着なかったな。多分。

あとはストライプスーツ（そんなに派手じゃない。ただシルエットがきれいで気に入った）で面接を受け、普通に受かった（1社だけね！）。

一番就活しててオエッって思った瞬間が、忘れもしないあの真夏の暑い日。

とある超大手企業の筆記試験があり、案内では上着不要、服装自由とあった。

服装自由といわれて仕事の場に行けるほどきちんとした服を持っていなかった私は、普通に白シャツにスーツのスカートで会場へ向かった。

その会社の最寄り駅で見た光景を、私は一生忘れないだろう。

真っ黒な上着を着た集団が、駅の階段にひしめきあっていた・・・！

私はそれを見た瞬間、引き返して停車中の電車にそそくさと乗り込んだ。

いわゆるぶっちってやつで、社会人として、というか人間としてあまり好ましくない行為ではあるが

本能だったのでしょうがない。(?)

たぶん防衛本能じゃないかな。ここに行ってはいけない！という・・・

理不尽なほど暑いのに、ただでさえ理不尽な真っ黒い上着を着なければいけないという同調圧力、、というより、

着なくてもいいのに何で全員着てるの？こわっっ

が本音。

こんな日に限らず、リクルートスーツ（とそれ周辺の就活スタイルマニュアル。化粧の仕方とか髪型とか）自体がもはや存在意義がよくわからない。

なのにそれを着続けよという同調圧力の働く日本。

働き方改革とかいってる会社に限って、リクルートスーツ着てこない学生は面接で落としそう。