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サービス業は心を明るくしてくれる

 とは言っているものの、私自身サービス業は得意ではありません。なんなら、接客面で何度も上司から指導をもらっちゃうタイプです。

 サービス業に不可欠な「笑顔」も、足掛け五年目にしてやっと作るができるようになったほどの不器用さです。

 サービス業1年目については、隣で接客している高校生の女の子は、すぐに笑顔をつくれているのに…。゚(゚´ω`゚)゚  と何度も心の中で、自分を叱咤していたのを覚えています。

 そんな「 サービス業不得意人 」の私ですが、なぜ働く場所を変えながらも、5年もサービス業を続けているのか・明日も頑張ろうと思うのか、について今回は話していこうと思います。

働くことでしか得られない栄養がある

 私がサービス業で働く理由を端的に述べるとすると、「 幸せになれる 」からです。なんだか、スピリチュアルっぽくて怪しい表現ですが、的を射ていると思います。

 というのも、幸せだと感じるのは、「 他人の役に立つのが嬉しいから 」みたいなカッコいい理由ではありません。なんなら、私は自分の幸せのためにしか動けないし、働けません。

 卑しい人間だと自覚はしていますが、無理に「 世の為、人の為! 」のような行動をすると、なんだか疲れちゃって、翌週にはさよならバイバイ👋することになってしまうのです。

 そんな私ですが、人間社会では一応生きていけています。

 そして、こんな社不的な私でも、幸せにしてくれるのが「労働」です。

 幸せになるから働くんだよ!と言われても、私自身もよく分からないので、少し細分化してみたいと思います。

  • 笑う機会が増えるから

  • 手軽に承認欲求が満たせるから

  • 職場の雰囲気がスキだから

 こんな感じの言葉が、紙に出てきました。「 ・人の笑顔が見れるから 」とかカッコいいこと書いちゃおっかな…‪˙ᵕ˙ とか思いましたが、最近は自分に素直になる事を目標にしているので、嘘はつきません。

 では、次にそれぞれの項目をもっと深く見ていきます。

笑う機会が増えるから

 「 人は幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ 」という言葉をご存知でしょうか。同じような言葉で「 笑う門には福来たる 」「 笑いは人の薬 」があります。

 この言葉たちは、人の感情というものは、行動に付随するものという事を表しています。脳科学でも、それは証明されていて、最近よく知られているのは「やる気が起きる原理」ですね。
 5秒だけ勉強すると、知らず知らずのうちに20分以上は勉強しちゃうみたいなやつですね。

 この脳の原理が、私を幸せにしてくれています。というのも、先にも触れましたが、サービス業というのはやはり「笑顔」が基本となるからです。私の働いている所も、例外ではなく「笑顔」が重視されています。
 なんなら、他店との差別化を図ろうとしているので、「笑顔」は強制されることになります。

 「 強制 」と聞くと、イヤな響きはしますが、私は興味のないことにリソースを割くのが苦手なタイプですので、「強制」された方が楽です。大資本という強い力で、私を変えてもらっています。

 ともすれば、笑う機会が増え「 笑うから幸せになる 」の構図の出来上がりです。
 また、他にも脳科学系で調べてみると、笑顔は体の自律神経を整えてくれる「 セロトニン 」(別名:幸せホルモン)を分泌されるとのコト。

 あらまビックリ、科学的にも、心を明るくしてくれることが証明されていました。

手軽に承認欲求が満たせるから

 タイトルに少し違和感がありますね。「手軽」と「承認欲求」という言葉が、フツウでは並ばないからでしょうか。
 確かに世論的には、「 承認欲求 」は満たしにくい・満たせないという意見が多いです。( 心理学者・アドラーは、「承認欲求」の存在自体を否定していますね。 )

 と言われているものの、私は労働である程度、承認欲求が満たされていると感じています。その理由は、「 他人に無条件に求めれられるから 」です。

 承認欲求というと、スゴイネ!立派だね!みたいな言葉が浮かびます。が、それらの言葉は、状況によっては、嫌味に聞こえたりなど、全く逆の捉え方をしてしまう場合があります。

 ということで、私が欲しているのが、存在している事が必要とされることです。「 あなたが必要だ 」という、存在承認です。

 みなさんご存知のとおり、会社というのはムダに人件費を使いません。対価以上の賃金を払うのも、成長性が期待されているものなど、やはりなにかしらお金を渡す理由があります。

 そのような金回りであるため、特にサービス業では最低人数+αくらいの人数で仕事を回すことになります。そうなるとどうでしょうか。私みたいな奴にでも、必ず役割が与えられます。
 そしておかしなことに、変な事さえしなければ、任される役割も大きくなっていきます。

 すると雪だるま式に「 存在していることが良し 」という流れができます。いつの間にか、承認欲求が満たされているのです。

職場の雰囲気がスキだから

 人はどんな環境において、一番力が発揮されるのだろうか。マネジメントにも興味がある私は、そんなことを考えたことがあります。

 ある人は、ストレスフルな競争社会が好き。ある人は、社内BBQが楽しめるような人間関係があるようなところが好き。など、千差万別で「A=B」のような太鼓判を押せるような、答えは導き出すことはできません。

 そして私の場合ですが、考えてみると「 文化祭前の放課後活動 」のような環境・雰囲気が好きです。

 私は過去、甲子園を狙うような過激競争・野球社会。100人規模を指示する大学の団体。完全個人主義の営業職。などいろんな環境に身を置きました。

 振れ幅大きく、いろんな環境に身を置いてみたところ、「 熱心さと和気あいあいさ 」がある環境で、私は良く成長すると実感しています。

 そして、サービス業。サービス業は、横の連携も重要ですよね。報連相ならびに、言わずとも分かる思考の共有・反応の速さ。そして、売り上げを達成してやるというビジョン。

 そんな環境は、やっぱりぬるい表現ですが「 文化祭前の放課後活動 」のような、「 熱心さと和気あいあいさ 」を感じる事ができ、すこぶる性に合います。

まとめ.人は幸せになるために生きている

 よく聞くような言葉ですが、よく聞くだけあって、やっぱりそう実感することが多いです。今回は「 労働と幸せ 」をテーマにして話してきましたが、どうだったでしょうか。 

 まあまあ書き連ねてきましたが、私は幸せになる為に労働は不可欠である!とは、思いません。

  その理由を登山に例えてみると、「 幸せになる 」という頂上に向かう為に、わざわざ「労働」という道を通る必要はない可能性があるからです。

 人によっては、頂上への最短ルートかもしれませんが、ある人にとっては登山を断念せざるを得ないルートかもしれません。

 ただ、実際登っている途中では、そのルートが正しいのか、どうか、というのは分かりません。

 しかし、そんな中でも「幸せになる」というビジョンを持ち続けてれば、自分自身の今の環境・選択が、合っているのか・そうではないのかが、理論としては分からないにしても、感覚でわかってくると思います。

 私も人並みに暗い時期を過ごしましたが、やっぱり幸せになりたいな、という気持ちが、今の明るい状態をもたらしてくれています。

 「幸せになりたい」そんなぼんやりとした、だけど強い信念に私は生かされているのだろうと思います。

まとめとしては、緩い感じですが今回はここでお話を閉じます。読んでいただきありがとうございました!!

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