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こんにちは！

FinTechの最先端領域である、保険×テクノロジー ="InsurTech" についてロンドンでResearcherをやらせて頂いております。

これまでにHongKong FinTechWeek、London InsTech、InsurTechInsightsなどのイベントに参加し、レポートを書かせていただきました。

調査依頼やご質問等ございましたらDM、コメントをお願いいたします。

Twitterはこちら

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今回もロンドンよりStartup”ForestCar” の紹介です！

空港駐車場でのカーシェアリングというビジネスモデルですが、その際の「盗難リスク」「物損リスク」をInsurTechを用いて解決している

新ビジネス×InsurTech

の非常に良い例です。

まだサービスはロンチしていませんが、現在シェアリングのパートナー顧客を募集しています。

企業名：ForestCar
事業形態：空港に置いた車のシェアリング、保険提供
創立：2017年
URL： https://www.forestcar.co.uk/
国：UK

海外旅行で空港に乗ってきた車を置いて行く際に、その車をレンタルシェアできるというサービスを展開しようとしています。自動車のオーナーは車を貸すことで無料の駐車場と旅行の資金を手に入れることができます。また、ドライバーは通常のレンタル料のおよそ50%の価格で車をレンタルすることができます。

顧客体験を図にすると次の通りです。

Trak Global Groupというテレマティクス(IoT)会社と連携し、同社のCarrot telematics deviceを利用することで、GPSによる運転可能範囲制限を設けて盗難を防止しています。

また、InsurTech黎明期からのInsurTech企業であるCuvvaがオンデマンド保険を提供する同社のアプリケーションへのアクセスを提供する予定です。

レンタル期間中に自動車のオーナーは同社の提供する自動車保険に自動的に加入することとなります。この保険はそれまでに加入している自動車保険の契約には一切影響がでないように調整されたものになります。

更には24時間の運転・事故相談窓口を設け、レンタル中に事故が発生した場合には、代わりとなる自動車の貸し出しと修理対応まで行います。

現在イギリスの主要な空港駐車場会社から試運転の合意を獲得しています。