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AIが記事を書いたってニュースを見るたびにドキッってする(前編)

AIがキーワードをもとにニュース記事を書く。

以前から騒がれていたが、2022年3月に改めて話題となった。

似たような話題が出るたびに、私はいつも気が重くなる。

ライターも校閲も、AIがするようになるのか。編集者は、AIに置き換わらないのかな。ふわふわとした不安が、心に巣くっている。

以前、「ライターなんて、AIが発達したらなくなる職業の一つですよ」と面と向かって言われたことがある。「そういうニュースにはもちろん触れているから、『知らないんでしょう。文系だから』という雰囲気で言わないで」と思ったけど、ちゃんと笑顔で応対した。

以来、一生懸命に働いている人に向かって、「あなたの職業はなくなりますよ」と言うのは、たとえ事実であっても絶対にやめようと思った。


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AIとライターが書いた文章の違いって、工場生産と陶芸家の作った陶器の違いに通じるのだろうか、と考えたことがある。

100円均一で販売される商品と、陶芸家の作った作品の違いは、どこにあるのか。生活に密接する「器」という役割に、違いはないのである。

だから、AIとライターが書いた文章の違いも「記事」という役割の上では、違いはないのだ。きっと、AIの書いた記事で事足りる人もたくさんいるのだろう。

(続く)

後編はこちらから


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