抗がん剤治療を始めた私の覚え書きです。

自分の気持ちを整理するためにまとめましたが、
もし、どなたかの参考になれば幸いです。

興味のある方だけどうぞ。

抗がん剤治療の計画

AC療法
A:アドリアマイシン(ドキソルビシン)
C:エンドキサン(シクロフォスファミド)
3週間ごと4回点滴

ドセタキセル療法
3週間ごと4回点滴

約半年の治療

抗がん剤投与初回

8/28から8/31まで入院
8/29抗がん剤投与

抗がん剤投与2回目

9/19から9/21まで入院
(頭部の脱毛を防ぐPAXMAN併用のため入院)
9/20抗がん剤投与

抗がん剤投与3回目

10/10から10/12まで入院
10/11抗がん剤投与

抗がん剤投与3回目以降出てきた副作用

便秘

初回、2回目同様便秘が4日間。
また4日？
運動不足と食べる量が減ったこともあるだろうけれど、次は弱めの便秘薬使ってみようかな？
わりと出すのが大変でした。

気持ち悪さとめまい

初回、2回目に比べてかなり楽でした。
吐くこともなく、胸やけのような気持ち悪さはあったものの、フラフラもしなかったので、
入院中も売店まで行ったり来たりできていました。
医師曰く、体が慣れてきたのかも、だそうです。

だるさと眠気はやっぱりありました。

息切れと立ちくらみ

気持ち悪さとめまいが軽かった反面、息切れは投与後すぐ出て、立ちくらみもありました。
だから立ち上がる時は、どこかにつかまってゆっくり立ち上がるようにしていました。

口内炎

今回も口内炎ができましたが、まめにうがいしたり気をつけていたらさほど悪化せず、すぐに治りました。

脱毛

私は髪が抜けるのを軽減するため、PAXMANを使っています。

その効果なのかどうか、まだ髪は残っています。頭頂部や後頭部、こめかみ周りはだいぶ薄くて、家でも外でも帽子をかぶっています。

ひとつだけお手頃価格でウィッグを買いました。

脇毛は生えてこなくなったし、最近まつ毛が少し減ってきました。

頭皮が痒いのがつらいので、医師に診てもらったところ、何かブツブツができているわけでもなく、乾燥かなということで、保湿できるローションを処方してもらえるそうです。

爪の変色

爪が一部黒ずんできていたのは、その後少し広がって、親指は半分くらい黒くなりました。

しびれと痛み

常にしびれているわけではありませんが、時々ビリビリ手がしびれます。

左腕が痛いのはずっと続いています。
抗がん剤の点滴で血管が傷んでいるのかもしれないと医師に言われたけれど、3回目投与後すぐ左腕が何もしなくても痛くなりました。

でも、点滴箇所は腫れていないし、腕も赤くなるわけでもなく、次の日に痛みが軽減。

それでもずっと、押したり動かしたりすると痛いのが続いています。

疲れやすい

投与後ずっとあるのは疲れやすいことです。

何かの神経障害？

なぜだか右足だけ、時々指の間に風が吹くような感覚があるのです。
医師に診てもらっても、特に異常もないし様子見だけど、神経障害かもしれないから、そのうち左足もそうなるかも、とのことでした。

味覚障害悪化

初回の時に、大好きなお茶がおいしくないということがあったのですが、今回はその味覚障害が悪化して、いろいろなものの味がおかしくなりました。
今回はこれが1番ストレスだったかもしれません。

食べるのが大好きなのに、普段好きな味だったものが全然おいしくないのです。

なにもかもすべておいしくないわけではないので、たぶんわからなくなった味と、強く感じてしまう味と、違う味に感じる味があるのだと思います。

4回目の投与

10/30から11/1まで入院
10/31に4回目の抗がん剤投与

入院する時、いつも同じフロアの同じ部屋になります。
4人部屋でベッドだけ変わりますが、窓側の方が明るいし窓の前のカウンターも使えてちょっと広いのですが、今回はその窓側。
そしてこの記事を作成している入院初日は、私以外誰もいなくて貸切状態。

看護師さんに、味覚障害のことを言ったら、栄養士さんに来てもらいましょう、となりました。

栄養士さん曰く、抗がん剤治療中の人のためのメニューがあって、「あっさり」と「こってり」が選べるそうです。

やっぱり副作用の出方が人それぞれで、あっさりしたものの方が食べられる人もいれば、カレーや親子丼みたいなはっきりした味のもの、中にはインスタントラーメンの方が食べられるという人もいるらしいです。

あっさりメニューだと、酢の物などになるらしいのだけど、今の私、すごく酸っぱく感じるので、「こってり」を試すことになりました。

今夜から「こってり」メニュー。
おいしいといいなー。

#振り返りnote