1つの言葉から出てきた可能性① 疑惑

私が『発達障害』という言葉を知ったのはここ数年です。

それまではどこかで他人事で、自分が関わりの無い世界にある言葉とも思っていました。

ASDやADHDやLDといろんな要素があることも最近知りました。

私がこの言葉を検索し始めたのは今年になってから。

父から冗談のように発せられた

『お前は、あの、なんとか障ガイ…あ、知的障ガイってやつかもしれんもんな』

に対して、母が言った

『違うでしょ!発達障ガイでしょ!!知的障ガイとは全く違うでしょ!』


その言葉を言われた私自身もショックを受ける訳でもなく、言われたその場では「また突拍子も無いことを言い出したな(笑)」ってのが内心では大きかったので、心の隅では少しだけ靄がかかり始めた位でした。

(誤解がないように補足しますと、伯父が福祉関係の仕事をしているので父と母は障害を持った人たちを馬鹿にしているわけでな無いですし、偏見を持っている訳ではありません)

でも、ふと思ったのです。

なぜ、父はその様に思ったのか?
母も、言葉の訂正をしてもその発言自体を不思議と思わなかったのか?
むしろ、二人の共通認識としてこの言葉はいつから持っていたのか?

ここから何でも調べたくなる私の性質が動き始めました。

とにかく今は身近にインターネットがあるという便利な時代。
『発達障害』と検索すると、関連書籍やニュースにセルフチェックと自分で調べられる最低限の情報が出てきました。

そこからは私の好奇心と不安が突発的な謎の行動力をみせるのです。

因みに、今年で10年になりますが、うつ症状と(診断書上では)自律神経失調症と不眠症をもっており、病院で月1の診察と毎日の薬で今まで生きてきています。

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