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【文字起こし】2024.1.11 「ワクチン問題研究会」設立後6ヶ月の成果報告

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本記事への公式資料の掲載は
「一般社団法人ワクチン問題研究会」様より
許可をいただいております
(引用元:https://jsvrc.jp/kaiken240111/
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🟧文字起こしにあたって

科学を愛するひとりとして、
不当な情報操作を嫌うひとりとして、
ワクチン被害者救済を願うひとりとして、
この正義の戦い*を活字として共有したく、ここに記録する。

* 「発足」はこちら↓


🟧ワクチン問題研究会 HP・理事・監事

一般社団法人ワクチン問題研究会「パンフレット」より


🟧会見動画(Lizzy channel)


🟧全文

🟦00:00 現在の予防接種健康被害救済制度申請並びに認定状況の確認と成果報告/福島雅典

■竹口
「お待たせいたしました。定刻となりました。去る2013年6月16日に設立しました一般社団法人ワクチン問題研究会設立後、6ヶ月の成果報告に関する記者会見を開催いたします。改めまして、私は本日司会を務めさせていただきます、竹口と申します。まず、初めにこの場をお借りして新型コロナワクチン接種後の健康被害によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。また、そういった健康被害を受けた方、現在もその症状に苦しまれている方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。そして、このたびの石川県能登半島地震により被災された方々には心よりお願い申し上げるとともに、深くなられた方々や、そのご遺族には謹んでお悔やみ申し上げます。また、1日も早い被災地の復旧復興をお祈り申し上げます。

さて、本日お集まりいただいた報道関係者の皆様におかれましては、お忙しい中を縫って取材していただけることに深く感謝申し上げます。本日は今から約1時間の記者会見を予定しております。それでは初めに、一般社団法人ワクチン問題研究会代表理事の福島雅典より、現在の予防接種健康被害救済制度申請ならびに認定状況の確認と成果報告についてご説明いたします。お手元の配付資料別紙1をごらんください。」

■福島
「本日はお寒い中、お忙しい中、ご参集くださいましてありがとうございます。ワクチン問題研究会代表理事の福島でございます。9月7日に設立の記者会見を行ってから半年経ちました。この間、鋭意研究を続けてまいりました。皆様方の温かい寄付と我々の手弁当によって研究を続けてきました。この間に重要な一つの研究課題は、世界全般でどういうふうになっているかということでした。その件に関して文献を系統的に調査しましたところ、驚愕する事実が判明しました。数千に上る論文がワクチン接種後の副作用として報告されていること。その数はさることながら、全ての臓器にわたっている。もう産科から、それから一般の内科から、それから神経、精神ですね。そこで、それを論文にまとめて昨日公開されました。お手元にはその論文そのままコピーを配布しております。ちょっと大部になります。中身の文書自体は少なくて済むんですが、資料としてこれは有志医師の会が事前に調査しました。日本の学会でどれだけの症例が報告されているか。こういうことは今まで薬の副作用とかなんかでも一切なかったことです。私はがんが専門ですから、抗がん剤というのは副作用の嵐に見舞われるわけですけども、パターンは決まっているし、知れているわけですよ。

このワクチンによる副作用というのは、パターンが決まっていない全身に起こる、複数の疾患が同時に起こる、見たことがないというのが医者の率直な意見です。日本の先生方も頑張って、いろいろな邪魔が入る。そんなワクチンの被害なんか報告してどうするんだとか邪魔が入るんですよ。こういうこと自体がもうやはり学問の自由を障害する話ですし、それから、ある教室では検閲が行われるんですよ、学会発表とか論文は。これが全世界的に起こっています。ジャーナルによっては事実上検閲が行われております。これは日本国憲法の中で、検閲はこれはしてはならぬ、とちゃんと明記されているわけです。そういうことが公然と起こっているということですね。日本だけじゃない世界中です。それで世界中でどれだけどういう名の論文が出ているかというのを調べても判別しました。みんなに皆さんに分かりやすく日本語です。その件については、担当理事の井上先生の方から話していただきます。

しかしながら、日本で発表されたものは精神疾患が入っていなかったので、論文の査読の先生が精神疾患はどうなっているのと指摘してきましたので、精神疾患も調べたら案の定出ているわけですよ。だから、ただならぬことが起こっているというこの事実ですね。事実をきちっと認識するということによって、解決策が生まれるということで、今回お話しするのはこの論文を発表したということの内容とともに、これは成果の一つです。


ワクチンの疾患のレジストリ。「ワクチン接種後症候群」。これは薬の副作用の国際的な用語として正式です。ワクチン接種後症候群について、レジストリというのは登録研究です。実際の患者さんを登録して調査する。その研究を担当理事の藤沢先生がスタートさせました。倫理委員会を通して正式の臨床研究としてスタートさせました。それから、検査法の開発について、一定の段階まできましたので、村上先生から報告していただきます。それから今お話ししましたように、文献のデータベースの構築についてお話しするという段取りです。

実はこの記者会見に先立って厚労大臣の武見敬三先生に要望書を提出してきました。この受付のところは、内閣官房の総務課の担当の渉外調整係というところに提出してほしいということでしたので、武見先生宛ての要望書とともに、お手元に要望書はコピーを配付しています、10部、厚労省の中できちっと読んで勉強してくださいねと言ってお話してきました。

https://jsvrc.jp/wp-content/uploads/2024/01/01110_10.pdf

要望の内容は読み上げますが、5つあります。一つは、ワクチン接種死亡者の全例調査をしていただきたいと。泣き寝入りでもう全然そんなことをやる気がない、そんなことをやったって帰ってくるわけじゃないし、というふうにおっしゃる方が多いんです。今、厚労省に上がっているデータだけでも2,100何人を超えていますね。それから、ワクチン接種後の健康被害者。副作用の被害者というのは何万人に達しているわけです。これは厚労省に上がっている数字です。この救済とか補償が遅々として進んでいませんし、患者さんもお医者さんにかかっても「何だかわからないよね」「ワクチンのせいとは思えないね」と一蹴されてしまう。だから、ワクチン後遺症難民という言葉ができたということです。だから、国の政策が本当にこれでよかったのか、検証する時期に来ていますよ。これでコロナが終わったと思ったら大間違いで、ワクチンを打った置土産がこれからどんな形で出てくるか分からない。

実はいずれまた報告会しますが、ワクチンの接種後の超過死亡というのが間違いなく起こっているんです。これを朝日新聞は全面的にラフな調査で過剰超過死亡ということを一度やっていますけれども、ちゃんと年齢調整できちっと統計的に評価に耐える形にしますと、驚くべきことが起こっているんです、実は。特定のがんが、超過死亡が、ワクチンの3回目接種以降に起こっているということが分かりまして、今論文にして査読に回っていますが、恐らく近々にパブリッシュすることになる。だからそれが出版された段階では、きちっと報告できると思います。例えば、白血病の年齢調整の死亡率が上がっている。それから乳がんあるいは卵巣がんとかですね。奇怪なことが起こっています。他にもたくさんありますが、順次どういうふうに対処するべきかについて国にも提言したり、要望したりして、皆様方と情報を共有するようにします。最後に、やはり被害者に対して適切な診断と治療に関する研究を推進していただかなければいけないと、こういうことを要望してまいりました。

まず、事実を事実として認識すること、こういうものが今知られないように知られないようになっているんです。どういうわけか。こういう被害者の家族から遺族からインタビューして話を聞いて放送しようと思ったら、フタを開けてみたら全然ワクチンの被害ではなくて、コロナの被害というふうになっちゃって処分まで行われた(🔍)

《🔍 参考:NHK『ニュースウオッチ9』放送倫理違反》

その報道を見ると各社まちまちですよね。こういうことが起こるというのは、私は日本の民主主義がゆがんでいる、非常におかしな具合になっているというふうに考えざるを得ない。だから、科学の危機医学の危機だと思います。そういうふうに検閲が行われて自由な研究が阻害されて、製薬企業か、あるいは特定の政策に不備のようなことを書くと、それが抹殺される、あるいはもう見て見ぬふりをする。おかしなことが起こっている。

(死亡報告者数が)2,122人で、これがその年の7月の数字で、その後どれぐらいまた増えているか分からないんですよ。泣き寝入りの患者さんがこの何倍からいると考えていいと思います。これは死亡例ですよ。

それからこれは、こういうふうにして死亡について評価して、ガンマというのは評価不能というふうに判定するわけですよ。その評価不能というの間違いではない。だけれども、それは私は、あえて言えば官僚用語で評価不能ではない、評価しないという評価だと思います。

結局今、死亡者が2,122人で、重篤者が8,752人で、それから副反応疑いというふうな健康被害が36,555。これは私は氷山の一角だと思う。だからこの全数把握をきちっと制度に基づいて、制度があるわけですから、副作用については全例調査する、市販後の調査というちゃんとした厚労省の調査の制度があるわけで、その制度に基づいて調査してくださいよという要望をしてきました。それからワクチン接種後の被害に対して、補償あるいは救済するという制度もあるから、その制度をきちっと行政として履行してくださいということを申し上げておきました。

こういうことで、今、被害届があっても、全部処理できない、処理しきれないというふうに言っておられます。だから結局、ここのところでまだ積み残しがたくさんあって、2,122人の報告があったけれども、420件しかまだ認定されていません。

実は前の段階で記者会見の時に私が意見書を書いた、心臓が溶けてしまったと。心筋炎は起こるんです。だけれども心筋融解ですよ。これは聞いたことがないです、正直。それはもう解剖した先生も仰天してましたよ。私も触ったら心臓がフニャフニャだった。それを厚労省の方から、調査にファイザーの方に行ってくれということで、調査が解剖した先生のところに聞き取りに行ったら、やっぱりその通りだということで認めました。認定されました、その方は。今までずっと知らんぷりだった。それまで結局2年ですよ。つまり28歳の健康な男性が横紋筋融解症で心筋が溶けて亡くなって、奥さんが朝起こしに行ったら死んでいた。それで届けて、剖検(病理解剖)の記録も出して、検視ですよね。だから警察による検視のさらに、司法解剖というのは調査法解剖と言うんですが、調査法解剖の報告書を提出して、届を出してから2年後、3回忌の時に認定されたんです。救われないよね。だから僕が思わずその報告を聞いて、堪えきれなかった。泣けてきたんですよ。お父さんよかったね。だけれども帰らないよね、息子さんは。そういう事態は例外じゃないっていうことですよ。泣き寝入りがどれだけいるのか。それを全然マスコミも報道してくれない。挙げ句の果てにその報道をしようとしたら処分される。うそをついて、うその報道をして、こんなことがあっていいんですか。民主主義国家に憲法違反もいいところだ。

こういうふうにして順番に年齢台で見ると、やっぱり非常にこういう特異的なカーブを描くんですね。指数関数的に。70代でトップで。だけど10代の方、20代、30代。さっきの人は20代。死亡ですよ。天災の地震には大騒動して、国を挙げて救済、復興だって。ワクチンで殺しておいて。これは殺人ですよ。何にもしない。見て見ぬ。あれシンデレラ。冗談じゃないでしょう。これって狂っている。

こういうことで、これ今までワクチンで45年間で認定されてる人が3,522人。(コロナワクチンは)たった3年で5,735件はもっと増えますよね。これって一体何が起こったのということです。終わっていないんですよね。終わっていない。まだこれから始まる第2幕、第3幕があるんです。

これは生物学的に明らかだ。だから直ちに今手を打たないと次のことが問題になる。もうその次の問題について、今、村上先生から驚愕する事実を聞きましたが、次の問題に対処できなくなる。わけがわからなくなる。だから、医学、科学の危機。まずは被害を認定しないといかん。速やかに。それをちんたらちんたら素人が集まってやっていてもらっては困る。

だから速やかに救済する事実を事実と認めて。何が起こったか徹底的に調査する。ワクチンをこういうふうにして慌ててきちっとしたデータが出ないうちに、安全性が確立していないうちに、そういうことは今までPMDAは一切していなかったんです。薬害を根絶するということに、がちがちにやってきたんだ。緊急事態とか有事とかデタラメなことを言ってさ、慌てふためいて何をやったかいっぱい殺したわけですよ。冗談じゃない。だからちゃんと検証しなさいということを、今日も言ってきました。対策を立てなさい。大学や何かでもちゃんとワクチンの問題を研究しようとすると、お前、そんなことをやったらクビだと、大学から出てけてと。こんなことがあっていいのかということですよ。だから間違いなく今、学問の危機科学の危機です。この危機に対して事実を事実としてきちっと認め、共有し、それに正面から立ち向かうこと。これ以外にはないです。

ということで、藤沢先生にバトンタッチします。実際の現場から調査して、どういうことが分かりつつあるのか。」


🟦15:44 昨年12月初めから正規に症例登録の始まったPVSレジストリ研究の概要紹介と今後の予定/藤沢明徳

■竹口
「続きまして、ワーキンググループからの成果報告に移らせていただきます。PVSデータベースワーキンググループ担当、業務執行理事の藤沢明徳により、昨年12月初めから不定期に症例登録が始まったPVSレジストリ研究の概要紹介と今後の予定についてご説明いたします。お手元の配付資料別紙2をご覧ください。」

■藤沢
「藤沢です。前回9月の記者会見で、このレジストリ研究を始めていますという話をしていました。その後の経過についてお話をしたいと思います。

まず、昨年の11月29日、浜松医科大学生命科学・医学系研究倫理委員会というところの承認を取得ということで、正式な臨床研究としての認可が下りたということで、12月1日から今年の2月29日まで、全国の共同研究機関において同意書の取得と、それからデータベースへの入データの入力が開始されております。それが今の現状、到達地点です。今月中に、この本研究について登録を開始する手続きに入っていきます。そして今年の夏ぐらいまでにはこの臨床研究の中間報告をしたいと思います。また、この秋ぐらいでこのデータベースの統計解析を行って、最終報告を出していきたいというタイムスケジュールを考えています。

こちらのほうは、このコロナワクチン接種後症候群患者レジストリの構築と実態調査のプロトコルと言いまして、倫理審査委員会に出す書類の1枚目と目次です。こういうようなものを作成して、きちんとした手続きを行っていきます。

プロトコル概要ですけれども、研究課題、正式名称はここに書いてある通りです。研究計画番号はJSVRC2023-01、共同研究機関は15施設、17人の共同研究者として登録され、開始されています。目標登録登録症例数は300症例というふうに最初の段階で登録申請を出しています。

研究実施体制はここに示す通りで、私の医療法人ほんべつ循環器内科クリニックが代表研究機関でありまして、ワクチン問題研究会が支援を行う。代表研究機関が浜松医科大学倫理審査委員会との手続きを行って承認を取って、研究機関に情報を共有して知らせる、ということです。

このEDCシステム。これはデータベースの入力システムです。こういうような入力システムをつくって、そこに各々の共同研究者の方が同意書を取った方の情報を登録する。そういうようなことを今現在行っています。

まとめになります。全く新しい疾病概念、ワクチン接種後症候群について疾患データベースの構築、実態調査、臨床研究として実際に事業が進んでいます。現在、データベース入力は進行中で、2日前の1月9日現在の登録症例数でありますけれども、63症例が登録されているという状況です。今年夏までに中間報告を提出して、秋までに統計解析を終えて最終報告を進めていき、ゆくゆくは診断基準および診療ガイドライン、全く新しい疾病概念ですから、臨床現場では診断基準が必要だということは色々な方面からそういう話は出てきています。これはもう世界的にもそうで、日本国内だけの話ではない。そういうものを目指して一番最初のベース、基礎となる臨床研究が始まって、順調に進んでいるということをご報告いたします。私からは以上です。」


🟦21:18 検査法開発の進捗状況と今後の見通し/村上康文

■竹口
「続きまして、検査方法開発ワーキンググループ担当理事の村上康文より、検査法開発の進捗状況と今後の見通しについてご説明いたします。」

■村上
「皆さん、よろしくお願いします。初めに言っておきたいのは、どういう仕組みで副作用が発生するかが明確になって、大勢被害者が出ているものを今すぐやめるべきだと思っています。

どういう仕組みでたくさんの副作用を発生するかというのは、話はもう相当分かっていまして、スパイクは有毒なんですよね。有毒な遺伝子を人に投与したらどうなるかというのは非常に明確です。もう一つは、脂質ナノ粒子も非常に激しい炎症を誘導するということですので、これも有毒なんですよ。で、2つの有毒なものを人に打っているということなんですが、もう一段大きな問題は、ヒト細胞でスパイクタンパク質をつくっているということです。これは免疫系がやっつけようといたしますので、非常に激しい炎症が発生するということなんですね。もう一つ。打ってから1週間、2週間で発生するというものもありますが、1年、2年経過してから現れるというものも多いわけです。それらを明らかにするためには、どういう実験をどういう分子レベルでやればいいかということになります。

スパイクに毒性があるということは、もう山のように論文が出ていまして、どんなメカニズムとそれが毒性を発揮しているかが分かっていますので、1つの病変部位にスパイクがあるかどうかということを明確に証明をしていくということなんですが、今現在世の中で言われている方法論では不十分です。2つのコントロールが必要でありまして、スパイク遺伝子を明確に発現している材料でちゃんと染まって、スパイクを1つも発現していないもので反応が見えないという形でやらないといけないわけですので、我々は2つの細胞をつくろうとしています。スパイクの遺伝子を山のように発現した細胞と、もう1つ全く発現しないというような、2つの細胞を用意して、それを日本中に配布をしていこうということを考えております。これは今から2ヶ月、3ヶ月ぐらいでそれができるだろうということですので、4月ぐらいには臨床のそういうマテリアルを利用して、スパイクが実際発現しているかどうかという実験がやれるようになるかと思います。

今でも論文にはなっているんですが、そのシグナル、その種類が本当にスパイクに由来するかどうかが明確に言われているかと言いますと、一つの抗体が反応しているから恐らくあるだろうというレベルしかやられていないわけですよね。我々はサイエンスとしてしっかりと物が言えて訴える材料に利用できる、というあたりまでしっかりやりたいと思っています。

もう一つは、ヒトでは優秀な抗体と悪い抗体というのが実はありまして、IgG4という抗体は免疫をむしろ抑える働きを持っています。普通のワクチンだとIgG4抗体を誘導したら失敗だと言われます。ところが、今回のメッセンジャー型ワクチンでは、すごい量のIgG4が誘導されています。それが誘導されますと、いろいろな免疫にいたずらをするわけです。ですので、それが日本人にどういう比率で誘導されているかをしっかりと調べていこうと思っております。我々はスパイスタンパク質と反応するIgG4が一人ひとりでどういうレベルで存在をしているかを、しっかりと調べていきたいと思っています。

実際は標準材料というものを用意いたしまして、スパイクの抗体を1つ用意して、ヒト化というあたりまで終わっています。なので、標準材料、標準のヒトIgGといつでも比較ができるということですので、少ない反応があったとしても、それは明確に陽性だということが言えるわけです。

こちらはもうスタートしていますので、もうしばらくすると1回接種の人はどのぐらい誘導されているのかとか、2、3、4、5、6、7回目でそれがどうなっているのかということと、あと、後遺症の発症とどうリンクしているかということがわかると思います。ということですので、2つのプロジェクトとしっかりと進めていきたいと考えています。

もちろん問題なのは、こういうあたりまでもわかっているわけですよ。失敗したワクチンなんですね。失敗したワクチンを今でも打っていて、厚労省は認めているわけですよ、失敗したワクチンを。だからこれは、僕は今すぐやめてほしいと思っていますし、いろいろなところでそういう発信、発言をしても一向にやめないということですので、我々は明確にエビデンスを出していって、一個一個、一つ一つ論文として発表していきたいと思います。以上です。」

《🔍 参考:免疫学者の警鐘》


🟦27:01 その数千に上るCOVID-19ワクチン接種後の副作用に関する全世界における論文報告の現状紹介、文献データベース公開予定/井上正康

■竹口
「続きまして、文献データベースワーキンググループ担当理事の井上正康より、その数千に上るCOVID-19ワクチン接種後の副作用に関する全世界における論文報告の現状紹介、文献データベース公開予定について、ご説明いたします。お手元の資料別紙4をご覧ください。」

■井上
「井上でございます。私は現役時代に大阪市大の医学部の図書館長をやったこともございまして、医者が世界の情報をどのように読んで自分の日常診療に生かしていくか、そういうことの指導をさせていただきました。そういうことから今回、このワクチンの接種が始まって、これの副作用というものに関してどのような報告があるかということを、この3年間調べてみました。特にこの件に関しましては、有志医師の会が日本の学会でどのような症例報告があるかということを非常に詳しく検索されたデータがございますから、その情報をもとに、これは日本人の症例報告ですから、日本人と海外の世界でどのような類似とどのような相違があるか。免疫というのは、かなり地域や個人によって差がございますので、そういうことも含めて網羅的に俯瞰的な情報をとろうということでやってまいりました。これに関しましては、私の大阪市大の現役の先生で、本日ご紹介させていただいた、論文を報告された筆頭著者の先生が主にまとめてくださいまして、素晴らしいというか、驚愕の事実が分かってまいりました。今日はそのことを報告させていただきます。

文献調査データベースの構築をなぜやるかということですが、これは実は福島先生がおっしゃったように、日本の医者も何が起こっているか把握できていないというのが現状です。そういう意味では、全国の医療従事者が今のコロナワクチンの副作用に関してきちっとした診断をして治療に結びつけるためには、医学的な正確な情報を持つことが不可欠である。そういうふうな情報をワクチン問題研究会として情報を提供しようというのが本来の目的でございます。

それに関しまして、文献調査データベース構築方法でございますが、書いてありますように、2021年から23年までの学会数は134学会、演題数は447題の報告が国内でされておりますが、そういう報告の中から疾患名を抽出してこれをPubMedという医学部の全研究者が使用する論文検索エンジンがございます。これを使いまして、それからコロナワクチンあるいはサイドエフェクト、日本では副反応というおかしな言葉が使われています。英語ではサイドエフェクト、副作用です。その2つのキーワードで検索しますと、去年の夏でものすごい数の論文が世界には報告されているという事実が分かってまいりました。そういうことで、このデータベースをつくろうということで、福島先生と一緒にやっておりますが、今のところ大体201種類の疾患、そして副作用の報告数としては3,071本の論文が出ているということで、1つのワクチンでこれだけの論文が出ているというのは人類史上初めてでございます。そういうことで、これをきちっとした科学として誰も反論できないような形で、国と日本の医師に提唱しようと思っています。

この右にあるのはちょっと細かくて恐縮ですが、お手元のハンドアウトのデータを見ていただきますと心臓の病気、腎臓の病気、甲状腺の病気、糖尿病、肝臓、皮膚の病気、目の病気、血液の病気、そして神経の病気、全身の病気、脳の病気、肺の病気と、もうありとあらゆる医学の全ジャンルにわたる病気が報告されているということで、福島代表がおっしゃったように、全科が一斉にパッと発症するのが、今回のワクチンの副作用の特色です。

そういうことでバーッとそれぞれのデータを心臓、腎臓、内分泌、肝臓というふうに病名でとると同時に、どういうふうな範囲でいっているかというのをずっとやりますと、ものすごい何ページにもわたる論文が報告されている。ということで、これは全科を上げて日本従来の医学を全部やり直して、ワクチンベースドメディシンという新たな医療体系をつくらなければ、一般診療も治療も成り立たないということが世界的に分かってきております。

そしてどういう疾患が多いだろうかということで、一番報告の多い上位10位をとってみますと、一番左が血小板減少症。これは骨髄にワクチンがバッとと集まりますので、血小板をつくるような細胞も非常におかしくなる。そして頭が痛くなって心筋炎が起こって、そして血小板減少性の血栓症が起こる。そして深部静脈の血栓症、ギランバレー症候群というのは、これは神経系の症状ですね。そして静脈洞の血栓症、あるいはアナフィラキシーというのは大体、これは接種した会場かその日のうちに起こる、蕎麦やピーナッツを食べて起こってくると同じで、これは全体像から見ると蚊が刺した程度に過ぎない。もう圧倒的な複雑な病態が集まっている

そういう状況の中で、特にこの中で5本目の血栓症、それから6本目の血栓症、それから8本目の血栓症。実はその上に血小板とかいろいろついておりますが、実は先ほど村上先生がおっしゃったスパイク自体が毒であると。その毒性の最も本質的なものは、血栓をつくって血管を詰めてしまう。だから、心臓もまともにエネルギー代謝ができずに呼吸もできない。脳の神経細胞もあっという間に死んで何が起こっているか分からないというのが、このスパイクによる血栓症の病態そのものです。そういうことで血栓症、この3つの血栓症という名前がついているものだけでも、820症例以上が論文として報告されています

ワクチン接種が21年から始まっていますので、20年、そして23年というふうに追ってそれぞれの病気の名前で検索してみますと、年を追うごとにものすごい数の報告が増えていっている。まだこれは今も長期に1年、2年、3年かかって初めて出てくるような症例もございます。そういうことで、これからこのカーブはさらに右肩に上がり続けるのが世界で一番たくさん打った日本人の状況であるということで、あらゆる多臓器が同時に障害される。それを従来型の医療ではもう理解できないということで国を挙げて、本格的に医療そのものを改革していかなければいけないというのが今の段階です。

これは疾患別。縦軸は副作用の論文数。PubMedで調べたヒット数ですね。そして、棒ごとに血液疾患、神経疾患、血管疾患、心疾患、皮膚、目、全身、脳、腎臓、リンパ節、甲状腺、肺、肝臓、糖尿病、副腎と、もう皆様方がご存知のあらゆる臓器が病態に関与したものが論文として報告されている。そして、そのグラフを集計しますと報告数として3,575本の論文が報告されているということで、全身の多臓器障害という、人類が経験したことのないような人為的な病気が今、日本人をトップランナーとして世界中で起こっているんだということが分かっています。

先ほどまでは個別の患者さんの報告症例でしたが、今度はそれを何十人、何百人、何千人と集めた総説論文が書かれています。その総説論文も何ページにもわたっておりますが、心疾患、腎臓、内分泌、肝臓、皮膚、特に皮膚の疾患は非常にたくさんございます。これは初期にモデルナアームと言われてメディアなんかでも有名になったものですが、そういう驚愕的な数と種類の副作用が世界中から報告されている

そのケースを日本の中で見てみますと、縦軸は認定患者数、福島先生がおっしゃったものです。左は過去45年間にワクチンで起こった認定副反応の認定者数3,522名、そして死亡者が151名ということですが、右側は今回、この2年ちょっとで起こった新型コロナによる障害で5,735例、死亡者が420例。報告されたものだけで、こういうふうになっております。恐らくこの2桁以上の被害者が国内にいるということは、これから明らかになっていきます。そのことを確実に、誰もが文句が言えないように証明するには、先ほど村上先生がおっしゃった、あの特殊な免疫染色。これをきちっとやると、これはもう素人でも玄人でも絶対に反論できない。そういう検査法を我々は今開発中で、これを使って全国の被害者を救済する科学的な応援をしていこうと思っております。

これは今回、私どもが使った文献のデータベースの基になるものですが、zoteroという聞き慣れない言葉がございますが、これはアルバニア語で「極める」「全体像を見渡す」というちょうどコンドルが、上から見るとあの大きな鳥の絵が地上に見える。しかし、近くで見ていると何もわからない。そういうことで全体像を俯瞰的に見ると、そういうことは今いとも簡単にできます。これを検索しまして、例えばこの中の縦軸にあるのが病気の名前ですが、目の病気、パッと1つそのキーワードを検索しますと、これだけズラズラズラっと出てきますね、右のほう。そしてそれを丹念に中を調べて、ウェブ上に構築して誰でも見えるようなデータベースをつくろう。これが私どもの研究会の非常に重要なミッションでございます。

まとめますと、この文献データベースワーキンググループとして何をしようとしているかということは、今回のコロナワクチンの副作用情報を正確に提供する。そしてその病態のメカニズムに関する論文をきちっとまとめて、なぜこういう病気が起こってくるのかということを一つ一つ分子レベルで解明する。そしてそのことが分かることによって、では何を調べたら確実にそういうことが起こっているということを調べられるか、ということ。これが先ほどの免疫染色やIgG4の定量が可能になれば、そういうこともできる。そしてそれが分かりますと、どういうことをすればこの病気が治るかという糸口が分かるわけですね。そういう有効な予防治療法を検索する。

当然、世界中からこういう治療法に関する論文情報も出ておりますので、そういうものの中で本当に有効なものをきちっと医師に提供していく。そして、全医療従事者にそういうものをいつでも提供できる。常に最新の情報をバージョンアップしていく。そういうことを、このデータベースをホームページにアップすることによって、後遺症患者の医学的社会的な救済が可能になるような最先端科学で支援する。これが我々研究会が目指す最も重要なミッションの一つでございます。以上でございます。」

■福島
「井上先生に相談させていただいたように数とバラエティー、範囲ですね、これが今までに医師が経験していない事態です。正直、私はイレッサの薬害に深く関わりました。あの時に亡くなった方は、公式には700人程度なんですよ。イレッサの時もこれは重大なことが起こりますよ、と言うのは、当時の私の友人でしたから、厚労省の審査課長に、名前は言いませんが裁判で出ています、はっきり言ったんです。「大丈夫ですよ」と。国立がんセンターの先生が「新しい分子標的薬で効果はあるし、大丈夫だ」と言っている。いや、そんなことはないよね。特にあれはもうそれでウォッチしていたら案の定ですよ。すぐ承認してから2週間後にがんで死んだって出て、次々と。あれは薬害という最悪。これは薬害とは言えない。もっと。惨禍。人類の惨禍。人為的にこれだけのことが起こったことは、今までどれだけあれしてもないですね。

だからこれはとんでもないことで、度を超えているわけです。お手元にこれを全部リストアップしています。もう本当に読むの大変だと思います。それからうちのホームページから、「JVRC」でクリックするとすぐ出てきますから、そこの今日の会見で使った資料は全部出ています。それから論文も出ています。それからお手元にお配りしたものに、私が、海外の連中とまとめた自己免疫性の炎症反応(本記事末尾に添付)。

つまり何が起こっているかというと、全身にスパイクタンパクが取り込まれた細胞。これ、ナノパーティクルはあらゆるところに取り込まれるんです。というのは、細胞は赤ちゃんのsuckling reflex(吸てつ反射)(🔍)と同じで表面に張り付いたものをすっと取り込むんです。パクッと。

《🔍 参考:吸てつ反射》

その後、何が入ったかなと考えて処理するべきかどうか。それが抗原提示細胞の原型なわけですね。それが原理なんです。生物原理に基づいて考えれば、何が起こるかは自明だったわけです。

最初からそういうことを言っても聞く耳持たない。みんな耳をふさぐか、聞く耳を持たなかったから残念で、そのことは書いてあります。ちゃんとこのワクチンによって副作用被害が蔓延していますよ、ということを論文に認めた時に医師は全部警戒して、これからワクチンの接種歴を全部聞いた上でちゃんと診療しないと正しく診療できませんよということは、論文にちゃんと最後に書いて、厚労省はちゃんとした研究体制を作りなさいよということも書いた。それを論文に書いて、それは私がその時点で考えて医師、科学者として責任ある結論として提示した

今日はこういう形で皆さん方と次々分かってくることを事実としてお示しするために、自己免疫反応については、ギリシャの先生と我々はまとめました。アメリカの先生、ドイツの先生を含めて。だから基本的にはこういう自己免疫疾患がかなりの広範囲のこと。だからリウマチでもトップランクに、トップテンに入るぐらい起きているわけです。だから、患者さんが来た時に、これは自己免疫のいわゆる膠原病ですよねと言ったときに、ワクチンのせいを考えないというのは、これは臨床的に見て、やはり診療の結果になるわけですよ。誤診ではないかもしれないけれども、そこでワクチンが関わっていた場合にそれだけじゃ終わらない可能性がある。ただ先生、その次に、「今度は甲状腺がやはりおかしい」「これも自己免疫だね」「全身の自己免疫疾患が起きているね」なんて笑い事じゃないですよ。

それからね、これは単純に血栓だけの問題じゃないです。スパイクタンパクが入り込むと、血液中でいろいろ悪さをする。だけれども、それ自体が切れてミトコンドリアを攻撃するから細胞が死ぬわけですね。ミトコンドリアというのはエネルギー源ですから、エネルギーに依存する臓器はみんなやられていっちゃう。だから神経疾患がいっぱい出ている。

井上先生は全部日本の学会で発表されたものを提示しましたが、案の定、査読の論文の、雑誌のエリトリアのレフェリーが精神疾患が全然抜けてるじゃない、これっておかしいよねと指摘されたから調べました。同じように調べた。だけれどもこの学会発表の中には、精神疾患としての記述が何にもないので、改めてMSDマニュアル(🔍)って世界で一番読まれている医学書です。この中から精神疾患の病名を全部拾い出して、先ほどの「COVID-19-vaccine」「Side effects(副作用)」でPubMedで引いたら次のスライドのように出てくるわけです。

《🔍 参考:MSDマニュアル》

ダーっとヒットが出てくる。論文のダブりを省くためにやっていると、精神障害、精神症状、うつ病、抑うつ、不安、不安症状、精神病・・・いっぱい出てくるわけですよ。きりがないんだよね。何でこうなの、ということですよ。実際はもっと拾えるキーワードをね、例えば今のようなCOVID-19-vaccineではなくて、SARS-coV-2、mRNAワクチンとか、いろいろなキーワードに分けてやっていくと、どんどんどんどんもっと出てきますよ。だからこれは一部です。先ほど井上先生が紹介したものも、私どもはあくまでPubMedというデータベースでやった一部なんですよ。PubMedで引っかからないのもある。だからヤコブ病が引っかかっていないんです。

ところが、こういうれっきとした論文が出てる。モンタニエ博士(Luc Montagnier, MD)ね、HIV、エイズのウイルスを発見して、ノーベル賞もらった先生のこれは遺言的な論文ですよ。彼は亡くなっています。彼はものすごく最初から警戒していたんです。このスパイクタンパクのシークエンスの中に、遺伝子の中にプリオンRegionがあると、プリオンと同じような配列があると。これは非常に危険だということを警告していたんですよ。かなりの学者が警告していました。

私もこれは可能性があるから危ないなということを言って、プリオンの先生方にも言っていましたよ。厚労省にもちゃんと言った。申し上げた。だからプリオンがどれだけ危険なものかというのはみんな分かっていますから、一番悲惨な病気なんですよ。ヤコブ病。これは26人のケースレポートしています。だけれどもさんざん検閲ですよね。ブロックされて出版できなかった。だけどついに出版されました。ところが、これはPubMedでひっかかりません。ところが、皆さん方のiPhoneでちゃんとCovid-19、ヤコブ病と検索するとバババッと出てくるんです。

だから今、悪いことはできない。そんなふうにして検閲して、一生懸命抑えたってね、なんとかフタじゃないけど、できないんです。それからさらに、精神変性疾患におけるスパイクタンパク質の潜在的危険性ということもちゃんとした膨大なレビューが出ているんです。

だから安直に今までの限られた知識で見ているだけじゃなくて、スパイクタンパクのプリオン領域が何をするかって、まだ我々は知らないんですよ。知らないことには謙虚に、知らないんだから何が起こっているのか。起こった事実からものを考えないといけない。そんなことは起こりえない、安全だ、そんな報告ない。それはあんたは知らんだけでしょう、と。「盲蛇に怖じず」(🔍)という言葉があるじゃないか。今「盲」という言葉を使えんけど。分からないこと、まだ知らないことがいっぱいあるんです。

《🔍 参考:盲蛇に怖じず》

読み:メクラヘビニオジズ
意味:物事を知らない者はその恐ろしさもわからない。無知な者は、向こう見ずなことを平気でする。

コトバンク

今の科学はまだ未熟なんですよ。分子生物学で全部を説明するなんて、そんなものはとんでもない話で、細胞が何を考え、何をやろうとしているかなんてまだ分からない。だから今、村上先生から聞いて僕はびっくりしたのは、これでIgG4抗体を作ることによって、次に何が起こるか。次にウイルスがどういう形で人間にアタックかけるように進化するか。だからウイルスの中で新たな進化が始まりつつあるんです。人間との共生関係とか、人間との相補的な関係とか、そういう生物界の重要な原理について、我々はもっと謙虚にならないといかん

だから我々は今、直ちに、今武見大臣宛てに要望書を書いたわけですが、やはり今、この国の政策ってこれで本当に良かったのかと。何かとんでもない間違いをしでかしちゃったのではないかということを、やはり謙虚に立ち止まって考えるべきですよ。それで、では事実をはっきりしましょうということで研究班を立ち上げて、スモンの時も研究班(🔍)を立ち上げてすったもんだしたじゃないですか。何十何年も前。

《🔍 参考:スモンに関する調査研究班》

それで日本は世界に冠たる難病に対する研究、それから医療に提示する国家なったんですよ。今、これは災い転じて新たに福となすと、これで新しい医学の体制にしないとだめです。せっかくのチャンスを失っちゃダメですここで新たに、新しいことが分かる。サイエンスで。ウイルスの進化が一体、人間とのインタラクション、動物とのインタラクションによってどういうふうに起こってくるかも、ここで分かる可能性があるんです。だから今、これは私はあえて申し上げる。この災い転じて福となす。スモンにもう一度戻って学び直しましょうと。薬害エイズの時に二度と薬害を起こしていませんと誓ったじゃないですかその石碑(🔍)がある。そこを黒で塗ったりペンキをつけたりしちゃダメですよ。

《🔍 参考:誓いの碑》

厚労省HP
厚労省HP

そういうことをしないまでにも、やはり何が起こっているのか、この事実を事実として認めて、それを共有して、そして前に、未来に向かって進んでいきたいというふうに思っています。以上です。」


🟦51:10 今後の研究予定/児玉慎一郎

■竹口
「続きまして、常務執行理事の児玉慎一郎より今後の研究予定についてご説明いたします。お手元の配付資料別紙5をご覧ください。」

■児玉
事務局担当理事の児玉です。まず、ワクチン問題研究会に日々ご支援いただいている全国の皆様、本当に感謝いたしています。ありがとうございます。今回提示させていただいた我々の成果物は、ご支援いただいた皆様の賜物であると感じております。深く深く感謝いたします。ありがとうございます。

では、今後の研究予定として、各プロジェクト、各ワーキンググループの内容を簡単にお伝えします。

PVSデーターベースワーキンググループ。まず、論文出版。第1次コホートのフォローアップ研究。

検査法開発ワーキンググループ。検査法の研究・開発。検査データのデータベース構築。PVSレジストリデータベースとの連結。

文献データベースワーキンググループ。データベース公開。データベースアップデート・管理。

治療法開発ワーキンググループ。病態の把握に必要な情報の収集と発信。診断治療情報の収集と評価。以上でございます。

また今後、各プロジェクトに関して明確な事業計画、予算計画を立てて、クラウドファンディングを予定しております。やはり今、僕たちがさせていただいている研究に、もっともっと加速度をつけて、僕たちの本当の目標は、ワクチン接種後に亡くなられた家族、亡くなられた患者さんのご家族、ご遺族、亡くなられた患者さんも含めて、あと健康被害を毎日受けておられる患者さんたちですね、その患者さんたちに僕たちの成果物を一刻も早く届けることが最大の目標です。引き続き、皆様のご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。以上です。」


🟩54:03 質疑応答(CBCテレビ)

■竹口
「それでは、ただ今よりお集まりいただいた記者の皆様からご質問をお受けしたいと思います。ご質問の際には挙手の上、ご所属、媒体名、お名前をよろしくお願いいたします。では、ご質問をよろしくお願いいたします。」

■CBC
「お疲れ様です。CBCテレビの大石と申します。福島代表理事に伺います。武見大臣への要望、5つあったんですけれども、そのうちの一つでワクチン接種死亡者の全例調査に関して、実際に亡くなった後に解剖をされた例は少ないです、と。ほとんど解剖されていません。そんな中でどんな調査をすることが厚労省に求められるのでしょうか。」

■福島
「ありがとうございます。今、厚労省に上がっている報告は、これは医師、あるいは検視してっていうところでですね、突然亡くなっているわけでありますから、そういうところから上がってきている報告であって、先ほど申し上げたように、私の周辺でワクチンを打った後に亡くなった方は、数人いろいろ聞いているわけです。実は私の患者さんの息子さんも亡くなっている。だから、そういう人たちは今申し上げたように、私が意見書を書かせていただいた1例以外はみんな報告がされていないんです。だからワクチンを打った方と亡くなった方、例えば区切ってもいいと思います。ワクチンを打った後1ヶ月以内に亡くなった方については全例調査をするべきだということです。

つまり、氷山の一角しかないところでは、ことが分からない。どういう亡くなり方をしているのか。かつて私が診ていた患者さんのご家族の方は61歳で、食事をみんなで楽しくして、自分の部屋に戻ったら頭が痛い、胸が痛いと言い出して、奥さんが車で連れて行ったら病院で待合室でもう倒れてしまった。それでCTで全身を撮ったら脳出血と心筋梗塞だったというふうに聞いています。だから、どうするのと。それは「ワクチンを打ったからでしょう」と言っている。「もうそんな今さら言ったって帰ってくるわけじゃないし」、だからさっき言ったように、「帰ってこないよね」という話ですよ。認定受けたってね。だから届も出していないんです。

ある患者さんは弁護士さんから相談を受けて、それで「被害届を出したんですか?」って言ったら、「いや出してない」って。「まず弁護士さんなら出してください」と。で、「被害届を出しました」。そういうふうなことでみんな泣き寝入りになっているんですよね。

医者に言ったってワクチンのせいかどうか分からないんです。「私が打ったワクチンじゃないんだから。あなたはワクチンセンターで打っているでしょう?私は分からないよね。」「いや先生、ワクチンの接種の証明があります。」「それを言ったって私が打ったわけじゃないんだから、そんな証明書なんか書けないよ。報告なんて私はできません。」考えれば分かるでしょう?だから、氷山の一角を、これを全部洗い出してどれだけ亡くなったかというのをはっきりさせましょうと。

厚労省にはちゃんと全例調査という、医薬品を市販したら市販後全例調査というのがあるわけだから、単純にその制度を使えばいいので、新たな法律を今からつくる必要はないんだから、やればいい。被害者も、被害報告している人は「働くのも精いっぱい。稼ぐのに追いつくのに何とかなんだから、私、そんなことなんかやってられませんよ」と。お医者さんに一言言ったら、「そんなもの一蹴された。もう言えません」と。だからもう放っておくしかないんですよ。「泣き寝入りでいいの?」って言ったら「いや、これで被害届けたってどれだけお金になるんですか?私休んだらもうクビですよ。」と。こういう世の中なんだよね。だからこれは全例調査やるべきですよ。

何十兆円出したか知らないですよ、このワクチン。しかも海外との契約書がオープンになって、今裁判で契約書の開示について実は明日その裁判があるけれども、国は情報開示に関しては、国と企業との契約は開示できないというわけですよ。だけれども開示させないと(いけない)。不平等条約そのものですよ。つまり、製造物責任を日本国民はファイザー社に問うことはできない。これを約束したんですよ、国が。なんたることですか。では国がちゃんと補償するかとか言ったら、国が補償するように契約書にはなっているんです。例えば、アメリカにしてもイスラエルにしてもブラジルにしてもです。日本の主権を放棄するような契約書を国がさせられているんです。それはせざるを得なかったと言ったって、そのことは国会でちゃんと会議にかけるべきじゃないかということになるんですが、そういうことはともかくとして、結局、国はそういうことに関して補償もしたくない。本質はね。

だから被害が拡大するのを恐れているというふうに勘ぐらざるを得ません。だから「それをきちっと責任を持ってやってください」と、これは言い続けます。それから医師会もちゃんと患者さんに正面を向いて、ワクチン接種をやってきたのが後ろめたいかもしれないけれども、過ちて改めざるが過ちなんだよね。それは孔子先生の言葉ですよ。論語の言葉だ。過ちで改めざる。それが日本が失敗を続ける理由ですよ。だからワクチン政策はきちっと完膚なきまでに検証するべきですよね。

今実を言うと、新たな調査をしている。ワクチン打った人と打たない人。先日、1000人のイベントが1月にあって、それを私が企画したので、日本中小企業何とかというところの団体(🔍)があって、そこで1,000人集まってアンケート調査したら90何%の回収率でワクチンを打った人と打っていない人、大体半々だった。ワクチンを打った人よりもワクチン打っていない人のほうが感染率が低かったんですよ。多分有意差が出る。今解析しています。さらに入院したかどうかも全部聞いています。死んだ人は来れないから。そうすると、例えば入院した人のほうがワクチンを打った人より多かったら、何のためのワクチンだったかということになるでしょう。

《🔍 参考:日本中小企業経営審議会》

国はきちっとした調査をして検証するべきで、それについても情報開示請求の裁判をしています(🔍)。情報開示してこないですよ。アドバイザリーボードで私見たら、これCBCの大石さんのところも報道してくれたと思いますが、実はそのテーブルの中でワクチンを打った人のほうが致死率が高かった。コロナになった場合に致死率が何倍もですよ。そうしたら、もうその次からアドバイザリーボードにそのデータを出さなくなった。だからあるでしょうと言って(情報開示請求を)出したけれども、のらりくらりして出してこないわけです。これも裁判できちっとやる。だけどこの裁判のことも全然。いかに国民にとって重要な課題であるかに関わらず、全然報道してくれないですよ。何を我々が問題にしているかって、やはり問題意識を共有していただきたいと思います。同じ国民なんだからさ。そういうことです。」

《🔍 参考:情報開示を求める薬害訴訟会見》


■井上
「大石さんの質問に対してもう一つは、死んだ人は今さら病理解剖できないので帰らないんですけれども、今まだものすごい数の不具合の患者さんが生きておられるんですね。ところが、今の医者はそれがワクチンで起こっているということが理解できないような状況にある。

そういう問題を突破するには、今日はデータベースをなぜつくったかと。これは医者の教育のために、これがあればもうどんなヤブ医でも分かるデータなんですね。これからも、今On-going(現在進行中)の被害者をどうやって厚労省がチェックできるかというのは、やはり実際の一線の臨床の先生がそれを理解して、そういう目で検査、治療をしていかなければ上がってこないんですね。

どんどん研究会として、情報の醸成活動をするというのも非常に重要で、それも同時に厚労省がやはり一番の責任者ですから、彼らもこの情報をがんがん入れて勉強してもらう。その2つでやっていかないと、打たれた8割の方は浮かばれません。そういう方向で行こうと思っております。」


■福島
「もう一つ。ワクチン接種後の死亡のピークは2日目なんですよ。1日目、2日目、3日目で、大体5日ぐらいで減衰してくるんです。そのパターンは、数学的にピタッととアーラン分布という指数関数的な分布に一致するんですよ。こんなことは普通はないです。だから数学的にきちっとした形で、これが起こっているんです。だからいつ、どういう形で死んだかというのをきちっと把握できれば、ワクチンによるものかどうかというのは判断できるんです。そんな面倒くさいことをする必要ない。数学的にきちっとこういうカーブで描かれるんですよ。これは脳卒中で死んだ人もそう。それから、他のワクチン接種後の心臓の問題で死んだ人。全部。アーラン分布というのは、(東京)理科大の数学者の、整数論のバリバリの若手の数学者が解明したんですよ。だからもうそういうパターンで死ぬんです。もうそれはヒットがどういう形で起こるか、ヒットの回数が3回、そのprobability(確率。蓋然性。)が人によって違うということで決まるんです。スパイクタンパクがバーストみたいにパッと出て、それが細胞に付いて、最も出た臓器で致死的なところで死ぬんですよ。それで日にちが決まってくる。

完全に数学的に記述できる形で決まっている。だからそう難しい問題じゃない。ちゃんと事実を事実としてきちっと把握すれば。そうしたら、いろいろなことが分かってくるんです。こういう数学的な分布に従うというのは驚くべきことですよ。そういうことも論文で指摘しております。だから、ちゃんとした調査をやります。やらないといけないです。

ワクチンで亡くなった方、それから死因が何か。その死因も区切ってみると、前半の、ワクチンを開始してから半年間の死因のパターンを円グラフにする。それから、その後、その次の半年の死因を円グラフにする。順序も内容もピタッとと一致するんですよ。reproducible(再現可能な。再現性のある。)です。完全にreproducibleですよ。こんなのは驚異的なreproducibility(再現性)だ。そういう世界なんです。ちゃんとその事実を見ないと。接種後の健康被害というのをきちっと。

せっかく厚労省は以前22年の3月の末、大石さんらの努力によってワクチン被害者の相談窓口を自治体に通知してつくったじゃないですか。そのデータをきちっと集める。そこでやはり遷延する副反応で長引いて苦しんでおられる方には、今度つくった検査で徹底的に検査する。やはりこれでワクチン打ってからどうも風邪をひきやすくなった、インフルエンザにもかかったし、何回もかかった、という時には、その場合も調べるわけです。IgG4抗体。

そういう世界になっちゃったということです。「何でこうなった」より「何が起こっているか」。今、我々が新しい医学的な洞察を深めて、検査法を開発して取り組むしかない。我々の知識でまだ及ばないところは、スパイクタンパクのプリオン的な配列が一体何をするか、脳に入って何をするか、神経に何をするか。これもみんな解明していかなきゃならんのですよ。だから新しい世界に入ったということです。間違いなく。」


🟩1:06:20 質疑応答(月刊・紙の爆弾)

■紙の爆弾
「ありがとうございます。月刊「紙の爆弾」という雑誌をやっています、中川と申します。村上先生がmRNAワクチンについて失敗だというふうにおっしゃったんですけれども、今このmRNAワクチンは新型コロナ以外にもいろんなところに応用しようとしているんですけれども。逆に成功というのはあるんでしょうか?

■村上
今までも1つもありませんし、今からも全部失敗すると思います。仕組みそのものが間違いなんですよ。1つのウイルスの遺伝子をヒトに導入して発現するというのは、もう仕組みがだめなんです。それをやってしまいますと免疫反応を受けてしまいますから、方々で自己免疫疾患性の激しい炎症が起きます。インフルエンザも失敗すると思いますし、ほとんどは失敗します。恐らく将来も成功するものはないと思います。」

■紙の爆弾
「このmRNAワクチンの逆にそのメリットとして。開発が速いということが言われていたと思います。例えば感染症全体を見た時に、この能登半島地震でも5歳児のやけどをした子供が発熱しているということを理由に診療を受けられなかったという、ちぐはぐな状態があって、そういう感染症対策全体の中でワクチンを投入するタイミングと言いますか、それ自体にものすごく違和感を感じるんですが、そのあたりを伺いたいです。」

■村上
「いろいろワクチンというのは今まで開発されていますけれども、本当に有効だったものは恐らく生ワクチンだけじゃないかと私は思ってます。生ワクチンはいろいろな免疫を全部誘導しますので、一回打ってしまえばウイルスのミューテーション、変異が生じても大丈夫なんです。ところが、スパイクという一つだけの抗原で免疫をやるようなアプローチは全部失敗するわけですよね。

初めは効くんですけれども、途中から全く効かなくなって、最後はウイルスに抗体がくっついて、その塊がリンパ球に入っていって、より重症化させてしまうというふうなことは、何十年も前から実は言われているわけで、ADEというんですね。抗体に依存してより増強するというふうなことは言われているわけです。ということですので、スパイクだとか、インフルエンザの一つの抗原だけで免疫するのはすごくリスクがあるんですよ。できればでウイルスを弱毒化したような生ワクチンでいくのは当然なんですけれども、それは開発をするのに4年どころか10年ぐらいかかるんですね。

もう一つは、ウイルスはどれだけのリスクがあるのかということをしっかり見ないといけなくて、今のコロナは非常に低かったと私は思っていて、あらゆる亡くなった人に関してPCRをやるわけですよ。陽性だったらコロナで死んだというふうにしちゃっていますから、実際の致死率はもっともっと低かったと思います

あとですね、今までワクチンで終わったというというパンデミックは一個もないんですよ。みんなが感染しないと終わりません。ということですので、もう諦めるしかないような部分もありますので、なるべく広げないことですね。早い段階に封鎖をするようなことをしっかりやりまして、広げないというのが大事だと思います。」

■福島
「重要な基本的なコンセプトとして、mRNAでいろいろなタンパク、自由自在にできますね。それからmRNAだからシークエンスを変えるだけですぐできる。だから非常に便利で次々変異しても、これで対応すりゃいいんじゃないか。一見合理的に見えるね。つまり抗原提示する細胞でそれを作ってもらうわけです。それがDendritic Cell(樹状細胞)なんだけど。そこの細胞だけに入れるわけにいかない。だから筋肉注射すれば、それが周辺のそれに取り込まれていいだろうと、ものすごくアバウトな、医学、生物学を全く知らない人はそういうことを考えないから「mRNAワクチン いいんじゃないか」と言うわけです。

ところが、生物学、医学を知ってたら、そんなスペシフィック(特異的)なことは起こらない。特異的なんだから。つまりに、それはOff-targetと言うんですよ。目標とするところ以外にOff-targetに着いて、Out of control、どこに行くかわからない。血流に行ったらそれは脳にも行くし、肝臓にも行くし、腎臓にも行く。そこら中でつくっちゃったらどうなるのということが思い浮かばないわけ。だからそれはものすごくアバウトな話でしょ?Off-targetの話。だから、それを解決できていないんです。

それが解決できたらどうかと言っても、まだ問題はいっぱいあるんですよ。というのはナノパーティクルという、これがくせ者で、さっき炎症性だって言ったけど、ナノパーティクルはプラスチックナノパーティクルが世界中で問題になっている、環境汚染で。あれは脳に入るんですよ。ところが、何にも知らない人は、「プラスチックだから、そんな消化されないから、別に食べたっていいでしょう。」って。いかにも知ったフリして、そんなもん消化されないです。全くトンマで、ナノパーティクルの表面にどれだけ有毒の有機物質が付いているか分からないわけですよ。

だから、そういう知識の断片で物事を針小棒大に拡大して、「これでいける。分かった。これでいいんだ。」そういう感じだね。だから全くトンマで、正直もう一度中学校の生物学から高校、大学の入試までやり直してもらわないといかん、そういうことを言っている人は。

さっき言ったように、医学も科学まだ未熟なんですよ。基本的に我々は生命原理についてほとんど分かってない。それが今回こういうことが起きちゃって。だから、災い転じてで、ここでもう一度学び直すべきなんですよね。何が起こったのか。そうじゃなくて、「ワクチンそれ行け。それで行け。」というのは、それはもう無知蒙昧とか、そういう世界ですよ。だからもう、そういう信仰になっちゃってるからね。ワクチン教って邪教ですよ。だから無限地獄に陥っちゃっているんだ。基本的に。だから単純にそういうことで、知識の断片で物事全体が理解できたと思うのは間違い。」

■井上
「今のを報道をなさるときに、第一三共が国産初の遺伝子ワクチンができたということで、武見さんが喜んでいますけれども、これは根本的な失敗だけでなくて、同時に発表したのがもう卵型のワクチンはやらないというふうに決めたんですね。

卵型はさっき村上先生がおっしゃったように、生ワクチンの弱毒化したもので、免疫的にはリスクはあるけれども、効く可能性があるということなので。今度はインフルエンザは全部mRNAタイプで20種類もつくられているんですね。これはもうものすごい薬害を起こす可能性と同時に、卵型の生産システムを捨ててしまうということが非常に大きな国際的な問題になります。

そして、アメリカのファイザーもモデルナも全部、今後はメッセンジャーでやるということをも決めているので、これはもうワクチン業界、あるいはワクチン医学そのものが非常に大きなリスキーな世界入り込んでいく。そういうことをぜひきちっと専門家も交えて議論して進めていただきたい。そういうメディアとしての情報を発信していただきたいと思います。」


🟩1:14:45 質疑応答(日経ビジネス) 

■日経ビジネス
「日経ビジネスの上阪です。今日ご登壇の先生方は2年前から同じことを言い続けていて、明快なエビデンスでもってワクチン接種の中止を訴えてこられた。だけれども厚労省が動かないとなった時に、PVSレジストリの研究で有効なデータが出てくる、あるいは村上先生が開発されたIgG4抗体の検査プロジェクト、これで明確にタンパクが打った人はどんどん出ていくような研究があれば、非常に有効な武器になると思うんですね。それでも厚労省が動かない場合は、司法の判断に委ねざるを得ないというふうに思うんですけれども、いざ裁判になった時に、このPVSのレジストリ研究、臨床研究のデータ、あるいは村上先生の測定の方法というものが裁判として有効に働くのかどうか、そこについての見解を教えてください。」

■福島
「非常に重要なポイントで、先ほど申し上げたように、情報開示請求もしています。それは一つはアドバイザリーボードに提示されたデータと同じようなものをきちっと出してくださいよと、あるはずでしょうと言ったら、逃げまくっている。それからもう一つは契約書。ファイザーとかモデルナ、あるいは武田との契約書。アストラゼネカも含めて一切合切開示しなさいとやったわけです。それについても抵抗しています。明日裁判がある。また、次の集会の中にも裁判がある。つまり裁判は継続します。

それから患者さんについて、亡くなった方に関しては、あるいは生きている方も国賠が起きていますよ。国家賠償の責任。だからこれはもう裁判、全て裁判です。日本は憲法に定められた通り、今日も大臣宛てに要望書を出したって、その憲法の通りに請願ということを行っているわけです。だから、その保障されている権利を我々は全てフルに行使します

あとは、武器は科学です。結局、科学界でこれが認められるか認められないかが大きな試金石になるからね。だから、科学がねじ曲げられたら世界おしまいだからね。結局私はそう思うので、医学の危機、科学の危機と言って、あえて刺激的な言葉を使いました。だから徹底的に科学的に、完膚なきまでにこれは明らかにしていくということに尽きると思います。それはもう長い戦い、長い努力ですよ。」

■日経ビジネス
「つまり、この行政、今、科学が通用しなくなっているわけじゃないですか。そうなると、司法の場に持ち込むしかないかなと思うんですけど、その時に、この研究が有効な・・・」

■福島
「おっしゃる通り、結局それは裁判官の能力というか、あれに関わるところが多いですね。今までの裁判を見ていても。だけれども、こちらとしては武器になるのはもうそういうエビデンスしかないです。だから、あくまで厚労省が認めないと言っても、それは認めるように努力を、認めさせるように努力を続ける。それでやはり、可能な手段は全てそこで取っていくということになります。だけれども認めざるを得ないと思いますよ。基本的には。

日本はなんだかんだ言ったって、海外と比べたら、海外ではこういう会議すらやはり非常に妨害されると言いますけど、日本では妨害されない。こういう会議をして批判するし、強い要望書もちゃんと受け付けてもらえます。実行するかどうかは別にして。だけれども、今まで私がいろいろな要望書を出してきました。何度も出してきました。その都度、彼らはちゃんと対応しますよ。基本的に今まで。私の経験では。だからきちっとしたことを出して、やはり希望を私は失うことはないし、希望はあると思うし。全然楽観的ではないけれども、悲観は全くしていません。」

■村上
「我々の目標は、どういう反論が行われても大丈夫だというデータを出していこうと思っています。そういう意味で、ハイレベルなエビデンスを出すにはどうしたらいいかというあたりを考えていますので、スパイクがそこにあるということを100%証明できるような方法論ですし、もう一つのIgG4でも、そこには何マイクログラムあるかっていうあたりまでしっかり出そうと。もちろん、非接種者ではないということだとか、1、2、3、4、5と増えていくというエビデンスをしっかりと出していくということですので、おそらく最もハイレベルなそういうデータを出していくということを目指していますので、証拠としては十分かと思います。」


🟩1:19:50 質疑応答(フリーランス)

■フリーランス
「フリーランスの森と申します。二つお伺いしたいんですけど、一つは、今の救済制度とかこういったものを考案、今後推移を見たいと思うんですけれども、例えば疾患を持っている患者さんが多々おられる。こういうことに対して、その方たちが診ておられる中核病院なのか、それとも小さい開業医なのか、いろいろなところであると思います。そういうところの先生方が分からないと判断基準を持てないんじゃないかと。そういったところの臨床の方への問い合わせ機関とか、あるいはデータベースを専門の領域が、かなり詳しい研究者としてやっているような方であればすごく分かりやすいんですけれども、そこまでやっていない方でも参照できる、あるいは問い合わせできるような窓口ができないか、というのが一点。

もう1個は、データベースをこれから構築されていく時にですね、死亡疑いがあるようなものを見てきた開業医もしくは中核病院とかの先生方が、どのように協力できるか。あるいは大学病院とか、そういったところの連携や反応というのはどういうものか。それについてお伺いしたいと思います。」

■福島
「非常に重要なポイントで、こういう難しい疾患に立ち向かう時にはどうするかと言うと、やはりおっしゃるようにきちっと相談できる窓口を設けて、さらに相談窓口が適切な対応をできるように情報を集約して提供する。アメリカでもそれは実際にPDQ、がんに対して1980年代にアメリカの議会でがんに対する予算は莫大なものを計上しているのに、国民にどういうふうに還元されているのかということが問題になって、それでアメリカのNCIはPhysician Data Queryという医師に聞くための窓口というのをNCIに設置して、データの情報を広く普及するようにしたんですね(🔍)。

《🔍 参考:PDQ》

Physician Data Query (PDQ、医師データ照会)は、米国国立がん研究所(NCI)の包括的ながんデータベースである。

Wikipedia

そこへ電話をかけると、何人もが対応してアドバイスしてくれると。そういうのをつくって。私はそのことを当時、厚労大臣だった橋本龍太郎さんに話したら、じゃあ予算つけて国がん(国立がん研究センター)でやれるようにしましょう、と。その時にはすぐには実現しなかったけど、その後実現して、国がんの情報センターみたいなのができて情報を開示する。

今はシステムが非常に高度になりましたから、簡単に情報を検索して皆さんに提供できるようになるので、我々はいいサジェスチョンをいただきましたので、このデータベースができて、またこの論文もできていますから、より簡単に見られるように、一般の人も分かるように、それから有志医師の会は全国に散らばっていますから、有志医師の会の連絡先とかなんかも開示できる人は開示していただいて、みんながアクセスしやすいようにします。」

■フリーランス
「問い合わせができる窓口みたいなものをつくる予定はないのですか?」

■福島
「それはつくっていく。基本的につくっていかないといけない。それは自治体とも話をして連携してやるという、新しい仕組みを考えないといけないと思います。基本的に。自治体にはそういう問い合わせの窓口はあるので、それがまずどういうふうにワークしているかも調べ上げないといけないし、やはりこれは行政ときちっとした連携をとらないといけないし、医師会と連携もとらないといけないし、保険医協会とも連携をとって。基本的には連携です。

今、社会のインフラ、非常にITが進んでいますから、そういうので十分やれるようになっているし、必要な場合にはAIも使って振り分けることもできる。それと大学病院の先生方は、先ほど申し上げたように、やはり患者さんを診ていない先生が多いんですよね。大学には来ないので、普通の開業医の先生とか中小病院で診ている。そこで分からなくなると大学に行くけれども、ワクチンのせいじゃないというふうに一蹴されちゃう可能性がある。大学病院の先生方も、実は私、何にも希望を失っていないのは、学会発表がこれだけあるわけですよ。世界中からトップジャーナルを含めていっぱい論文が出ているわけで、そういうのがあるということを知れば、先生方はすぐ対応します。そこは全然私は心配してない。ただそれをどういうルートでやると最も効率的かは考えます。」

■フリーランス
「著名な国立大学の医学部、大学病院、そういったところはこのプロジェクトに対してポジティブなんでしょうか、ネガティブなんでしょうか。」

■福島
「聞いていません。ネガティブであろうがポジティブであろうが我々はあまり関係していない。私はご承知のように京都大学出身ですから、今度、実を言うと京都大の分院である北野病院で講演をすることになった。そうしたら何が起こったかと言うと、北大阪感染症研究会という団体で、本当はその病院だけのクローズドじゃないんだけど、そこで起こったことは公開せずに病院の中だけでやってもらうようにしましょう、というのは私聞きました。

つまり、まだそれだけにみんなおっかなびっくりなんです。このワクチンに問題があることを指摘すると、反ワクだとレッテルを貼られる。それは面白くないねと。反ワクと言ったって、そんなものを私、屁とも思わない。別に反ワクであろうが何であろうが、そんなことは科学と関係ない世界だからね。だからこれは宗教論争、神学論争にしちゃダメですよ。これはサイエンスの形而下(けいじか;形のあるもの)の話なんだからね。だからそういうのは何でもなくて、そういう先生方だって、京大の非常勤講師もずっとしてたから、リタイアしてから授業を大学院にしてたら、ワクチンが打たれ始めてすぐに死亡報告があったわけです。

だから、日本の厚労省はちゃんと報告をとっているから偉い。握り潰ししない。それはネットで出てるから。そうしたら、同じパターンですよ。要はアーラン分布っていう特徴的な、この分布は異常だから、このワクチンがすごく大変な問題があるよと言ったんですね。6月ですよ。ワクチンを打ち始めて3か月ぐらいか。そしたら私を招いてくれて、私の親友の教授は「福島、お前は反ワクか?コンプライアンス違反になるんじゃないの?」と言ったから、いや、そういう世界。だけど今、彼は「4回打っちゃった。どうしよう。」と言うわけ。

ワクチン打って何にもない場合はいいですよ。何にもない場合は、もうそういう生体の仕組みになっているんだから。だけれどもワクチンを打った後、死んじゃう人は何か違うわけで、そういうところには我々の知らない未知の生体のメカニズムもあるわけ。真摯にそれを見ていけばいいだけの話。

やはり大学の先生方がおっしゃる通り、論文を見て初めて納得するんですよ。論文を見て。だからこれで論文のデータベースができたから、小西先生がまとめたこの論文で、やはりもう正直仰天しますよ。こんなに論文出ているの?と。しかもスパイクタンパクのこうするとベーシックになんだって、ベーシック(基礎研究)の論文はこれの何十倍も出ていますからね。何万という単位で出てくるから、手に負えないぐらいあるのです。そうすると、このスパイクタンパクというものを逆に使って、いろいろなことが分かるかもしれんね、ということになってくるわけなんですよ。だから今回のこれを、災い転じてと言うのは、そういう意味です。

新しい我々の知らない免疫メカニズムが分かってくる。今まで抗原抗体で獲得免疫で何でもいけると思ってるけど、実は自然免疫の方がはるかに重要で、自然免疫に何が起こっているかというのをもっと解明しないといかんということが、ようやく今、気がついてきている

それは腸内細菌のこともそうですね。だからいろんなことが分かってくるので、サイエンスというのはそういう歴史的経過をたどるんですよ。ここで思い出すのはパスツールとベシャンの論争ですよ(🔍)。病原体説なのか、あるいは宿主説か。それは同じように、明治の時も高木兼寛と森鴎外、海軍軍医総監と陸軍軍医総監が脚気に大論争をしたわけじゃないですか。結局、脚気はコッホの弟子の森鴎外は負けて、陸軍では脚気で何万人も死んでいるわけですよ。ところが、1885年以降、ピタッと食事を改善することによって、海軍では脚気で死ぬ人ほとんどいなくなったんですよ。歴史的な事実をきちっと知らないと同じことを繰り返します。」

《🔍 参考:パスツール 「病原体説」vs ベシャン「宿主説」》

■井上
「今の福島先生の話は、我々の共有する意識なんですけれども、現実、日本の国立大学医学部というのはものすごくTerribleな(ひどい)状態にあります。例えば、我々の仲間でもワクチンに反対したら、もう出禁になったりしている状況なんです。それと同時に、大半の医学部が学長が旗を振りながら、圧倒的に若い医者に打たせています。医者自身にね。そういう意味では加害者の立場になっている。だからそういう自分が加害だったということが、論文がたくさん出ても、もう心のシャッターが閉じてしまっているんです。そういうシャッターを開けるような作業は科学だけではできません。これがあなたたちメディアがやるべき情報発信なんです。

だからいくら科学がきちっとできていても、今の日本のマスメディアの状況では非常に厳しい状況になります。そういう意味でも今日皆さん方、本当にまだ日本の中のメディアとしてはマイナーな方々が多いと思うんですが、やっぱり報道、ジャーナリズムの一番大事なミッションは何なのか。そこのところをきちっと、今回の日本の国難に立脚して、ぜひそういう形で闘うジャーナリズムを取り戻して、大学の先生たちもやはりきちっともう一回一緒になって患者さんを治療をして、救っていくような立場に戻れるような情報発信をぜひしていただきたいと思います。非常に厳しいです、今の大学病院。」


🟩1:31:20 質疑応答(CBCテレビ)

■CBC
「村上先生にお伺いしたいんですけれども、このスパイクタンパク質とLNPというワクチンの根本的な部分、これそのものがいけないということですか?

■村上
そういうことです。」

■CBC
「スパイクタンパクが細胞上に発現して免疫が誘導される。だけどその細胞が壊されるということは分かりますけれども、そのほかに血中に出たようなスパイクタンパクそのものに毒性があるということが、それが何をするのかとかいうこと。あと、LNPが何をするのか、振る舞いはどのぐらい分かっているのですか?」

■村上
「非常によく分かっていまして、スパイクが移動するわけですよ。放出されまして、スパイクのmolecular(分子)が血中を回るじゃないですか。ACE2受容体にそれがくっつくんですね。そうすると、その塊が細胞内に入ると、その塊がミトコンドリアを壊しますそうなると死ぬわけですよ、細胞が。ということになりますので、表面の細胞は死ぬわけで、それが血管炎なんですよ。心筋で起きると心筋炎なんです。それはよく分かっています。

もう一つの脂質ナノ粒子なんですけれども、免疫を誘導するんですよね。免疫を誘導するんですけれども、そこで細胞が破壊されるわけですよ。破壊した細胞と、免疫を誘導しちゃうものが一緒にあると、ヒトタンパクの抗体が誘導されます。ということは、自己免疫疾患が起きるというあたりは、もう詳細に分かっています。ということで、どういう仕組みで副作用が発生するかに関しては、分子レベルでこんな順番に反応が起きて、このような仕組みで、こういう副作用が発生するということは、もういろいろな論文が出ていまして、分かり過ぎるぐらい分かっています。この状態になっても打っているというのは、僕には薬学者の方達は絶対信じられないですね。もう詳細に分かっているわけですよ。どんな仕組みで副反応が発生するかが非常に明確に分かっていて、いろいろな論文もあって、我々が分かっているわけですよね。一つのコンセンサスとして。そうなってもまだ打っている日本というのは、何なんですか?ということを言いたいと思います。」

■竹口
「時間の関係上、これにて一般社団法人ワクチン問題研究会、設立後6ヶ月の成果報告に関する記者会見を終了させていただきます。」

■一同
「どうもありがとうございました。」


🟧謝辞(Lizzyさんへ)

発足会見の文字起こしに引き続き、Lizzyさんに多大なご協力をいただきました(タイトル画像・会見動画・配布資料情報・AI文字起こし原稿のご提供、公式資料掲載許可仲介)。
草の根活動への惜しみないご協力に、心より感謝申し上げます。

Lizzyさんの活動に、ますますご注目を!

◆ Xアカウント:@Lizzy_channel_
◆ YouTubeチャンネル:Lizzy channel

● 今回の会見動画のご投稿(支援先、チャンネルリストあり)


🟧文字起こしを終えて

聴きたくなった曲は・・・

「惑星」
玉置浩二

“ 決してあきらめない君がいるから ”
“ 決してあきらめない愛があるんだ ”

この国を、この惑星を、
正義の科学で塗りかえよう。

以上

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本文中の資料(別紙1〜5)および
以下の資料(別紙6〜7)は
「ワクチン問題研究会」様のHPにて
全てPDFファイルでご確認いただけます。
https://jsvrc.jp/kaiken240111/
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●資料(別紙6):新型コロナワクチン接種後の疾患に関連する学会症例報告(2021年12月~2023年11月)


●資料(別紙7):COVID-19遺伝子ワクチンによって誘発される終末分化組織における自己免疫性炎症反応

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