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【文字起こし】2024.4.17 新型コロナワクチン被害者「国家賠償請求訴訟」記者会見


🟧 文字起こしにあたって

「絶対に許さない」
新型コロナワクチンの被害者と周りの方々の心境は、想像を絶する。

政府からの情報を信じ、ワクチンを打てることに喜びさえ感じた純粋な方々が、結果として苦しむことになった。

“リスクは隠蔽されていたと評せざるを得ない”
“この訴訟の目的は「国の不正義を正す」こと”

嘘でも作り話でもない、被害者の悲痛な声を聞け。
どうか、愛ある政治へ。
そして、ワクチンという名のmRNA製剤の全面中止へ。



🟧 関連サイト・メディア報道

本訴訟に関連する団体ならびに各メディア報道は、以下のサイトをご参照ください。

☘️ 新型コロナワクチン後遺症 患者の会

☘️ NPO法人 駆け込み寺2020

☘️ 繋ぐ会(ワクチン被害者遺族の会)



🟧 動画

▶︎ ニコニコ動画(Lizzy channel)

▶︎ X(Lizzy)



🟧 全文

⬛️ 00:00 訴訟の目的/青山雅幸

■青山
「新型コロナワクチン接種被害者の救済を求める全国新型コロナワクチン被害者および被害者遺族集団訴訟」、これを本日提訴いたしましたので、お知らせをいたします。私は、原告代理人の弁護士の青山雅幸です。まず、本日の提訴につき、私よりご説明をさせていただきます。

平成6年4月17日、新型コロナワクチン接種後死亡者のご遺族8名、健康被害者5名、計13名が、国に対し、「新型コロナワクチン接種後被害の救済を求める全国新型コロナワクチン被害者および被害者遺族集団訴訟」を提起し、東京地方裁判所に訴状を提出いたしました。既に受理されて事件番号もついております。損害賠償請求額は1名につき330万円、それとは別に、予防接種健康被害救済制度の給付認定を受けながら、葬祭料のみの支給しかなされておられないご遺族原告の方が4,862万円。13名計9,152万円ということになります。

また、原告の方のお住まいの地域ですが、公表可能な12名の方の居住地をお知らせすれば、ご遺族である原告が、大阪府2名、岩手県1名、埼玉県1名、愛知県1名、福岡県1名、兵庫県1名、非公表1名、健康被害者原告が大阪府1名、岩手県1名、愛知県1名、千葉県2名となっております。

それでは、内容の説明を簡単にさせていただきます。今回の集団訴訟は、国の不正義を問い、それを正すための訴訟です。新型コロナワクチン接種後、亡くなられた方々、後遺症被害を受けられた方々、そのほとんどはコロナワクチンを接種される際に、現に生じてしまった結果を予想もしておられなかったと思います。

それはなぜか。国が、総理が、ワクチン担当大臣が、コロナワクチンの効果については過大に煽り立て、逆に不利益な情報については徹底的に隠蔽したからです。首相、大臣、果てはユーチューバーまで登場する動画で、感染防止効果まであるかのようなワクチンの効果を最大限宣伝し、「家族、友達、恋人をコロナから守る」として、ワクチン接種の必要性が薄い若者にも国は盛んに接種を呼びかけました。

その一方で、医療従事者の先行接種においても、接種後数日の間に20代女性を含め次々と死者が発生し、その後も他のワクチンとは比較できないほどの副反応報告が相次いでいることは徹底的に押し隠し、あたかも一過性の発熱や頭痛、もしくは対処可能なアナフィラキシーしか副作用はないかのように装いました

国民はワクチンの接種について自分自身で決めるため、情報を与えられないまま接種を決め、そしてある方は長引く後遺症に悩まされ、ある方は数日のうちに突然の死を迎えたのです。また、1回目や2回目の接種で体調不良となり、重ねての接種に不安を覚えていた被害者もおられました。

しかし、国が国民や社会をいわば洗脳してしまった結果、接種についての強い同調圧力を受けてやむを得ず接種をし、不安が不幸にも現実となってしまった方もおられます。国の責任はこれだけではありません。このワクチンの副作用の特徴の一つは、体内の各所で強い炎症反応を起こしてしまうことによって引き起こされるワクチン起因性の自己免疫性疾患です。

炎症によって体の免疫反応が自分自身を傷つけ傷つけてしまうのですが、これに対してはステロイド投与などの極めて有効な治療法があり、ドイツの大学病院の報告では治療を受けた方の95%に対して効を奏しています。ところが日本では国のワクチンに副作用は存在しないとの刷り込みが医療機関にまで浸透してしまい、運動障害やだるさ、持続する頭痛などで満足に生活が送れなくなってしまった被害者たちは、医師に心因性の一言で片付けられ、放置されました。

国は国民に接種する努力義務まで課し、大宣伝を行って接種を呼びかけたのですから、ワクチンに不可避な副作用が発生することについても正面から向き合い、その治療を徹底することに努めるべきでした。

さらに、予防接種健康被害救済制度には重大な不公平が存在します。国は、この新型のワクチン接種を開始するにあたり、予防接種法改正のための国会審議を行っていますが、その本会議における審議で、総理が不可避的に生じ得る健康被害に対してきちんと補償を行うと約束していました。ところが、現在の健康被害救済制度では、例えば若い世代の方が独身で単身で暮らしていた場合、ワクチン接種で死亡したと認められても数十万円の葬祭料しか給付されません。一方で、家族を養っていない高齢の方がお亡くなりになっても、一律4,420万円の被害補償がなされるのに比較して、余りにも均衡を欠いております。

こういった、国がこの3年間続けてきた新型のワクチン接種に関する国民に対する数々の不正義を正すというのが、今回の集団訴訟の目的です。

国は、新型コロナワクチン接種によって起きた大規模な薬害発生の事実を認め、正面から被害者の方々に、ご遺族に、そして国民に対して謝罪し、そしてその損害について適正な賠償をなすべきなのです。それを国に行わせる手段は裁判しかありません。以上が今回の提訴の概要です。この国に正義をもたらすため、皆様の応援をぜひともお願いいたします。

訴状の内容については、既にマスコミ各社の方にはお配りしてあるとおりでございます。分かりにくいところとかご質問がありましたら、それは後から受けさせていただきます。

続きまして、今回、原告となられた皆さんからコメントを発表していただきます。



🟦 07:22 真実の声/原告3番(遺族)

■青山
まずは原告番号3番の方、よろしくお願いいたします。

■原告
大阪から参りました河野明樹子と申します。よろしくお願いいたします。うちの主人は2021年の6月29日の集団接種で打ってから2日後、7月1日に亡くなりました。うちは飲食店をやっていたので、これを打てば、国とマスコミが言うていた通りに、自分もうつらなくていい、お客様にうつさなくてもいいということで、接種が来たときは正直言って二人で手を挙げて喜びまして、助かったと思いました。

主人は疾患を持っていましたので、マスコミが疾患のある人間から打つべきだというので煽り立てていましたので、私ら夫婦はアホみたいに正直言うてもうこのワクチンだけ打てば絶対助かると思って打ちました。2日後に私が休みの日、実家に帰っている間に一人でいなくなっていました。

解剖もしました。納得いかなかったので。うちはお客様にお医者様が多かったので、細胞を置いておいたらあとでもう一回調べてもらえるから、とにかく解剖しなさい、細胞を置いておけばいいということで、解剖医に解剖してもらいました。

そして私も納得いかなかったです。なぜかというと、解剖医は「ワクチンとは100%因果関係はない」。その時の大臣も「ワクチンでは絶対亡なくならない。誰か認めてますか。」ということを言われました。その解剖医からは「あなたにできることはあと般若心経やって、ご主人の弔いだけをすることしかない」と言われました。「あなたがこれから細胞をあっちこっちに持っていっても、大学病院で言うても、一つの細胞をするには30万円前、みんなの細胞をしようと思ったら何千万円かかると。あんた、どっちにしたって国に訴えても負ける」と鼻で笑われました。私はその時、くそったれと思いました。

それは死んだ過程なんですけども、今思ってることは、莫大な被害が出ているコロナワクチンに対して国はスルーし続け、接種を勧める。一方で民間企業へはとことん追い込む。ワクチンの危険は国民に共有されていないマスコミも情報を流さない。新型コロナワクチンの被害を小さく見せているか、無視するように一部そういうふうに流しているように私はこの3年間思います。現実に起きていることを隠している、人が亡くなっている。副作用被害に苦しむ人々は現存しているのに、それもマスコミではほとんど流さない。

一番私の頭にきていることは、新型コロナワクチンの被害を新型コロナ被害にすり替えてマスコミに流している。これも私も憤りを感じて、本当に何という国だと思っております。

あと、ワクチン打つ前も今にしても、国がこの日本に流している情報は不十分だと思います。「ワクチンを打ってください。あとは自己責任。」この事態が絶対おかしいと思います。「接種券にサインしたから自己責任。」マスコミの誘導で打ちました。国を信じましたけども、最後には接種券にサインをした自己責任。どういうことなんですか。打たないと判断できない。一歩間違えて死亡しないと判断できない注射なんて、何という注射なんですか。

最後にですけども、私の主人は生きてたかったと思います。主人もほんまに無念だったと思います。ほんと国は責任とってください



🟦 11:53 真実の声/原告4番(遺族)

■青山
はい、ありがとうございました。続きまして、原告番号4番の方、よろしくお願いいたします。

■原告
埼玉県から参りました東と申します。3年前に国の推奨する思いやりワクチンの接種で、接種しなければまるで非国民扱い、そんな状況の中で、「感染してはならない、感染させてはならない、ワクチン接種は国民の義務だ」と常々言っていた息子が、国を信じ、何のためのためらいもなく2回目を打ちまして、その3日後に突然亡くなりました。解剖させていただいて、その結果、致死性不整脈という死因でした。発見された時にはもうすでに亡くなっておりました。医者に診てもらう暇もなく、病院に行く暇もなくです。

息子は誰からも好かれる優しい子でして、病気一つしない健康優良児のスポーツマンでした。もう死因はこのワクチンしかない。そう思いました。私は打て打てと煽り、ワクチンの安全性だけを強調し、危険性の情報は皆無に等しかった国の責任は重大だと思います。息子はワクチンを打って亡くなったのではありません。ワクチンを打たれて殺されたと思っています。国に殺されたと思っています。

息子は結婚を控えていました。長年付き合っていたフィアンセもおります。フィアンセの気持ち、親の気持ち、家族の気持ち。みなさん分かりますか。息子だけではないですね。多くの命がコロナワクチンによって奪われたのですよ。これだけの被害者をつくっておきながら、いまだ接種を推奨している。国は狂っています。本当に狂っています。なぜ立ち止まろうとしないんですかね。

4月12日の武見厚労大臣の記者会見での発言です。

「疑われる死亡者が5名出ており、多数の健康を害した方々が現実に出ているわけでありますから、その原因を徹底的に究明をして、そしてまた因果関係を徹底的に究明して、その上でしっかりとエビデンスに基づいたルールを策定し、対策に全力を尽くします。」

ご存じの通り、紅麹問題の発言です。私はもっともな発言で、当然のことだと思います。しかし、紅麹で亡くなられた方のご遺族に対しては、大変申し訳ないんですが、コロナワクチンでの被害者の比ではありません。少なくともコロナワクチンは数千人の方が亡くなっています。

この発言をなぜコロナワクチンでの死亡者が出た直後に言えなかったのでしょうか。その時に全国に発信していれば数万人の命を救えたし、後遺症で苦しむ多くの方も救えたと確信しております。

国はワクチンを推進するために、審議会において重大な懸念は認められないとか、新たな懸念は認められないと言っていますが、何人亡くなればいいんですか。何人殺せば重大な懸念になるのでしょうか

私はとんでもないことを実感させられました。大手メディアと国の関係です。息子が亡くなり、その死因はコロナワクチンとしか考えられないと確信した時に、某大手テレビ局にワクチンの危険性を全国に発信してほしいと投函しました。記者さんも局の上層部と相談され、ぜひ放映させてくださいと。放映されることで幾人かの命を救えるのではと。息子にもいい報告ができると。悲しい中ではありましたけれども、希望が持てました。そして、予告編まで流していただきました。夜の看板番組です。しかし、見事に裏切られました

どんなこと言葉が返ってきたと思いますか、皆さん。応援したら接種率が下がります。上から責められています。あのインタビューは何だったんでしょうね。この予告編は何だったんでしょうね。メディアも、国民よりも、人の命よりも、国への忖度が大事だということを実感させられました。とんでもないことです。放映してもらっていれば、おそらく何人かの命が救われたと思います。悔しくてなりません。

最後ですけど、国内で何か重大なことが起きますと、必ず政府は「国民の生命と財産を守ります。国民の皆様の声を真摯に受け止め、丁寧に説明し、全力で取り組みます。」歴代の総理、総理大臣が同じような言葉を述べられます。だったら、今すぐワクチンを止めろ。接種を止めろ。それが多くの国民の声ではないでしょうか。



🟦 20:02 真実の声/原告7番(遺族)

■青山
ありがとうございました。原告番号7番の方、お願いします。

■原告
2023年7月に○○議員に送った手紙を読ませていただきます。

『突然のお手紙、申し訳ありません。私は○○県に住む○○と言います。福島の14歳の子がコロナワクチンで亡くなった際に、解剖を担当された○○先生とお話をさせていただき、○○のことをお聞きしました。息子は2022年5月1日に3回目のワクチンを打ち、4日の朝、4時半過ぎに大声を上げた後、そのまま心肺停止になり、救急車で運ばれ、ECMOを装着していましたが、1週間後の11日に亡くなってしまいました。

まだ19歳でした。成人式を迎えることができませんでした。誕生日には本人がいない中、数字のろうそくを立て、誕生日ケーキを食べました。こんなに悲しい誕生日を迎えることになるとは思いもしませんでした。製薬会社に勤めていた息子は、1回目と2回目の副作用が強く、3回目はもう打たないと言っていましたが、会社のためにも打たなければいけない、社長からも打つように言われ、ワクチンを打つことになりました

3回目は副作用が一番少なかったと喜んでいました。心肺が停止した前日もいつも通り「おやすみ」と言って寝ました。なのに、こんなことになってしまいました。会社のため、自分の体を守るために接種した結果、19歳という若さでことで命を落とすことになってしまいました。

私は当たり前の日常を奪われ、まだまだこれからも生きていかなければいけない子供の将来の将来を奪われ、ワクチンを打たせてしまった後悔で、自分を責める日々。ワクチンを打つ以前の生活にはもう戻れない現実の中で、もがき苦しみ、息子がいなくなってしまった毎日を必死に過ごしています。

1年も過ぎれば周りの人からかけてもらう言葉もきつくなり、落ち込むことも増え、人と話すことが怖くなった時もありました。また、息子と同じぐらいの歳の子を見るのも辛く、なぜうちの子だけがこんなことにと、外に出るのも嫌になりました。一生悲しみのどん底から抜け出せない。ワクチンは、私の人生も息子の人生も大きく変えてしまいました。できることなら、大切に育ててきた元気だった息子を返してほしいです。

そんな毎日の中、息子が亡くなってからもう1年が過ぎました。まだまだ息子を亡くした悲しみが消えることはありません。息子のいない毎日が辛く、生きる希望もなく、何度も「息子のところに行きたい。会いたい。」残された私はそう思いながら毎日を過ごしてきました。

そんな中、徳島の中学生の子がワクチンで亡くなった時に、ワクチンで亡くなったということを認める2例目になる可能性があると知りました。息子も解剖をした結果、ワクチンによる心筋炎を起こし、徳島の中学生の子と一緒でした。私は息子がワクチンで亡くなったことをメディアなどに言っていませんでしたが、何も成すこと、伝えることができない息子の代わりに、私が行動を起こさないといけない、そう思うようになりました。

私はこのまま何もせず、泣くだけの日々でいいのか。体に傷をつけ、解剖までしてメディアに出さなければ認めてもらえない国ではないか、と思うようになりました。ただ何もせず、2年近くも厚労省からの連絡をひたすら待ち続けるだけでは、「ワクチンが原因で亡くなったのではありません」と言われているような気がしてなりません。

またワクチン接種は始まっています。政府はまだ死亡者、後遺症に苦しむ人を増やしていくつもりなのか、考え直してほしいです。そして、残されたご遺族の方々、後遺症に苦しむ方々を一刻も早く助けていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。』

今読んだ手紙をある議員さんに送らせてもらった後、繋ぐ会の鵜川理事長さんとお会いすることができました。鵜川さんは息子のために涙を流してくださり、途方に暮れていた私を救ってくださいました。鵜川さんとお会いしていなければ、私はこの場所にいることはなかったです。

国は心筋炎は軽傷、まれだと言ったこと。デマばかりの情報を流し、政治家たちはワクチンを打たず、国民には打たせ、国民を実験台にしました。健康な体でいるために打った予防接種で命を落とすなんて、思ってもいなかった。息子は犠牲者の一人になってしまいました。私の息子に謝ってください。成人式を迎えることもできなかった。10代で命を落とすことになってしまった息子を返してください。息子がいた幸せなだった日々、暮らしを私に返してくださいと言いたいです。

そして、突然の心肺停止からの一週間、病院の先生方には懸命な治療をしていただきました。脳死状態でも耳だけは機能しているとICUの看護師さんから聞きました。息子の好きなアーティストのCDを流してもらい、少しでも長く生きてと、回復してと、少しの望みにかけた一週間。電話を持ち歩くことも怖かった一週間。毎日2時に面会に行き、名前を呼ぶと涙を流す息子。15分ほどの面会を終え、一人置いて、息子のいない家に帰る一週間。地獄のような一週間。

そして、辛かったのが解剖。息子が息絶えた時、寒い霊安室の部屋の隅っこに一人で箱の中にいて、解剖するたびに1日過ごしていた、あの光景が頭から離れません。忘れることができません。解剖されている時の先生たちの会話を聞いていたのかと想像すると、胸が締め付けられる思いです。

きれいな姿で見送ってあげたかったです。そして、親より先に亡くなってしまった、まだ19歳だった息子。残酷としか言いようがない。息子の通夜、告別式。喪主ととして最後までちゃんとやりきれるのか、無事に見送ることができるのか。重圧に耐えながらの息子とのお別れ。

それからは色々な手続き。毎日、線香をあげに来てくださる来客、四十九日法要までの毎週の住職によるお経など、バタバタと慌ただしく毎日が過ぎていきました。でも四十九日法要も終え、ある程度落ち着いてきた時、息子のことを考える、思い出す時間が増えれば増えるほど、辛く、喪失感にさいなまれ、勝手に涙が流れ、息子に謝る毎日

日に日に、辛さ、悲しみが襲ってくる。もう二度と戻ってこない息子との日常。息子のいた毎日が、何気ない日常が幸せだったことを失って初めて気づく。息子の好きだった食べ物を見ると、私だけが食べてごめんねと、罪悪感から美味しいということも笑うことも忘れてしまった日々。

突然、大切な人を失った苦しみ、悲しみは今後も消えることはありません。そんな私たち、遺された家族は、どんな思いで毎日を過ごしていると思いますか。息子を失った私は、今、息子が使っていた携帯カバンを使い、息子のジャンパーを着て、生前大事にしていた30センチほどのONE PIECEのぬいぐるみを車の助手席に置き、ぬいぐるみにシートベルトをかけ、息子が隣に座っているかのように、私のそばにいてくれていると感じれるように、毎日を過ごしています。

骨壷を抱きしめ、骨壷に話しかける。でも息子の声は聞こえない。返事もない。来月の5月の三回忌で納骨をして土に還してあげるので、あと少ししか一緒にいられない。どんな想いで遺された家族は毎日を生きているか、少しでも分かってください。知ろうとしてください。

嘘でも作り話でもありません。現実から目を背けないでください。なぜワクチン接種が中止にならないのですか。いつまでこのような状態を放置するのですか。私たちのように苦しんで毎日を過ごしている方が少しでも減ることを願っています。



🟩 29:20 真実の声/原告10番<患者>

■青山
ありがとうございました。続きまして、健康被害患者、原告の方からお話をしていただきます。10番の方、お願いいたします。

■原告
愛知県から参りました桜川と申します。よろしくお願いします。

私はコロナワクチンを激推ししてきた方々を信用してワクチンを接種しました。そのワクチンで、約 1 ヶ月半、意識不明の重体となり一時は生死を彷徨いました。その後、意識は回復しましたが、ペットボトルや缶が自分で開けれない程の筋力低下や、一時期は気管切開により声も失いました

医療者、そして何よりも家族の懸命なサポートにより何とか生命は助かり、苦しいリハビリの努力の末、ようやく自宅での生活ができる様になりましたが、身体には重篤な障害が残りました。

現在は下半身付随で全く使い物にならず、また、排泄障害、記憶障害、睡眠障害、ブレインフォグ、上半身の痛みなどの後遺障害が残りました。特に排泄については、尿意や便意の感覚が全く失われて、今でも非常に苦労しています

そして、会社は未だ休職中で、日常生活も大きく奪われました。まず外出するのが難しくなり、買い物、病院など最小限でしか外出しなくなりました。
自宅の2階にさえ行けなくなりました。生きる活力である趣味ができなくなった事への絶望感。無念でなりません。

下半身付随により車椅子生活を余儀なくされ、自宅のバリアフリーや自家用車の改造など、生活環境を大幅に変更せざるを得なくなり、医療費以外にも莫大な出費が生じました。この費用についても当然返して貰わないと納得できる訳がありません。

我々は、人体実験をさせられたのと同じだと思っており、その犠牲者です。今となっては、コロナワクチンを接種した事への悔しさと後悔だけが残り、
何を楽しみにすれば良いのか・・・、生きがいを失いました

ハッキリ言います!
私の健康な身体を返して下さい!!

国は相変わらずワクチンのリスク情報を日本国民全体に伝わる様な公表はしていません。ベネフィットと同様にリスクについて公表していれば、こんな甚大な被害はなかったと思います。そして、ワクチン激推ししてきた方々は、今も謝罪していません。『あの時はしかたなかった』、正しかったと、自分達を正当化して悪くないと言い張る奴らを許せません!国民にワクチンのリスクを伝えさせなかった奴らを許せません!

この裁判を勝ち取り、そして、ゆくゆくはコロナワクチンの薬害を認め土下座してもらうことを目標に闘います。

■青山
ありがとうございます。



🟩 32:30 真実の声/原告12番<患者>

■青山
今日お見えの12番の方のコメントを、患者を支援されている会の代表の方から代読していただきます。

■患者の会 代表
新型コロナワクチン後遺症患者の会の代表をしております、木村と申します。本日、会場に来てくれているんですけれども、私が代読させていただきます。

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私が新型コロナワクチンを接種したのは 2022年の時で、学校の友達や先生、家族やおじいちゃんおばあちゃんに新型コロナを感染させないためでした。

ワクチン接種 3 回目の後に倦怠感頭痛がひどく出て、2 週間後には手足に痺れ筋力低下が出ました。すぐに母が病院に連れて行ってくれたけれど、お医者さん達は「ワクチン後遺症などない。検査異常なし。心の問題では?」と言い、何度も心療内科を勧めてきました。

でも自分の意思とは関係なく手はどんどん動かせなくなっていくし、足も動かすだけですごく痛くて、全身倦怠感と頭痛で登校どころか日常生活もままならなくなり、しまいには起き上がれなくなっていく・・・。いったい自分の体に何が起こっているのか?これが心の問題だなんて、コロナワクチン以外に特に心当たりがないのに、どうしても納得出来ませんでした。

そんなワクチン後遺症への無理解から、お医者さん達からも学校の先生達からも心無い言葉を何度も言われ、その度に自分も母もとても傷つきました。毎日すごく大変で、出来るはずだった学校での色々なことも泣きながら諦めなくてはいけなくて・・・。何よりも、友達と元気に笑い合ったり遊んだり家族みんなでどこかに出かけたり、そんな当たり前に出来ていたことが何も出来なくなったことが辛くて悲しかったです・・・。

今は信頼出来る病院で治療を受けていて、副作用のある薬をずっと飲んで、それでやっと普通の生活をしています。でもやっぱり体調の波はあるままだし、それに、一生この薬を飲み続けるのかと思うと不安になります。

自分は母のおかげで運良く治療にたどり着けたけれど、未だにちゃんとした治療を受けられていない仲間もいるし、救済を受けられていない仲間もいるし、周りにワクチン後遺症を理解されずに辛い想いをしている仲間もいます。そんな仲間たちの支えの一つになれるように、前に進む大事な一歩になれるように、原告になろうと決めました。

当時、お医者さんや学校の先生がワクチン後遺症を無いものとして、患者をないがしろに扱ってきたのは、国がワクチン後遺症を公に認めていないからなのではと感じています。だからこそ、この裁判が、ワクチン後遺症患者の救済と、家族を失った方の救済のための大事な一歩になることを願っています。

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以上となります。ありがとうございました。



🟦 35:35 真実の声/原告1番(遺族)

続きまして、遺族会の支援者団体の代表の鵜川さんの方から、本日欠席の遺族の方のコメントを少し短めにご発表していただきます。よろしくお願いいたします。

■鵜川
特定非営利活動法人かけこみ寺2020理事をしています、鵜川と言います。どうぞよろしくお願いいたします。この集団訴訟に際しまして、まず最初に、我々が何をしてきたのかというのを少し簡単にまとめてお話をしたいと思います。

2021年の9月から被害者の救済窓口を開設しました。これは日野市議の池田利恵議員からの依頼です。その中で、今まで500人以上の被害者の方の相談を受けております。実際のところ、なぜこういうことをしなければいけなかったのかと言うと、国や役所は一切窓口を受け付けなかったんですよ。ワクチンの被害がということを言えば、タブーなような空気が流れたんですよ。こういう状況で被害がどんどん拡大していっているというのが、今の生み出した悲劇です。

息子さんを亡くされたり、奥さんを亡くされたり、お母さんを亡くされたり、大切な身内をたくさん亡くされた方々が、国の発表でも2000人を超えています

そして、我々の会でも20人以上が認定をされております。その代表の8人がこの集団訴訟ということで、青山弁護士と中本弁護士、そして協力していただける有識者の方々とともに戦おうということで、ここの場に立たせていただきました。時間がないということで、一人だけお話を。一人だけのメッセージになりますが、まず原告番号1番の方のメッセージを読ませていただきます。

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私の母は、2022年11月12日午後4時27分に亡くなりました。コロナワクチン5回目接種を受けた30分後に突然倒れて、その場で亡くなりました。気管まであふれるほどの肺からの大量出血が原因です。夕飯の支度をしている最中、急に「アカン」と言って倒れ、即死でした。

大きな病気をしたことのない人が突然肺から大量に出血して死んでしまうってこと、ありますでしょうか。「あとで会おうね」と言葉を交わしたのに、二度と会えなくなってしまった。この悲しみはとてもとても辛いんです。こんな感情を今までに体験したことのないぐらい悲しいのです。

こんな悲しみ、つらさ、空虚感、どう表現していいのか分かりませんが、そんな思いを誰にもしてほしくないのです。母はワクチンを打っていなければ、こんなに早くこの世を去ることは絶対になかったと思います。今も元気に私たちの頼れる母で、そばにいてくれたと思います。

副作用で苦しんでいる人たちもたくさんいます。そういう真実があるということを、国がワクチン接種を推奨するならば公表すべきですし、そういった方々皆を保障すべきです。

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本日は参加できませんが、私の方に意見を託しますということでいただいております。以上になります。

■青山
ありがとうございます。



🟩 38:50 真実の声/原告9番<患者>

■青山
患者会の代表の木村さん、簡単にご挨拶と本日ご欠席の方のコメントをお願いいたします。患者会副代表の方も一緒にお願いいたします。

■患者の会 代表
新型コロナワクチン後遺症患者の会の代表しております木村と申します。弊会を2021年の12月に発足した当事者団体です。私自身も健康被害を受けた一人でございまして、かかった病院からも一切ワクチンだと信じてもらえませんでした。この経験は、弊会に登録している会員の誰もが経験しているものになります。

今回、ご遺族と手を取り合って提訴したわけですが、原告の誰もが仲間のために原告に立つという覚悟を決めて前に立っています。ですから、原告たちの思いを正面で向き合ってください。彼ら彼女らの置かれている状況に目を向けてください。

今回、健康被害に遭っている患者ということで、ここには来れなくなった原告が3名います。その者たちもメッセージを読ませていただきます。

■患者の会 副代表
副代表の神谷と申します。よろしくお願いいたします。皆様にお配りした患者の会の資料、原告となったワクチン後遺症と患者家族からのメッセージというものがありますので、それに沿って代読させていただきたいと思います。

原告9番のCさんのメッセージから代読させていただきます。

= = = = =

2021 年 4 月にワクチンを打つまでは、ただただ普通の日常を過ごしていました。普通に朝起きて、普通に家事をこなし、普通に仕事に出かける。それが、ワクチン接種後にこの普通の生活を送る事が出来なくなりました

足や腕に力が入らなくなり、立つ事も座る事も出来なくなり、常に体が勝手に揺れていて、大音量の耳鳴りが一日中聞こえ、頭痛などがあり、やっと歩けるようになっても、まるでロープの上を綱渡りしながら歩いている様な平衡感覚の異常があり、家事は 20 分ごとに休まないと出来ず、一人で外出するもままなりません。

ワクチンで体はボロボロになり、病院では医師から「心の病気じゃないか」と言われ、看護師から「あなたより大変は人はいる」「わざと歩けないフリしているの?」と冷たくあしらわれ、看護助手から「あなたのせいで、トラウマになった」とキレられ、市役所担当からは救済制度の申請の仕方を聞いただけで「何がしたいんですか」とキレられる。

数々の心無い言葉や暴言に心までもボロボロになりました。家族の負担もとても大きいです。いまだに社会復帰は難しく、主人にも仕事を休んでもらう事が多く、収入面でもとても厳しい状態です。

普通の生活に戻りたい。それだけです。この裁判で一人でも多くの人に、コロナワクチンによって体調を崩す人がいる、決して心の病気や仮病ではない、ということを知っていただきたいです。

= = = = =



🟩 42:30 真実の声/原告11番<患者>

■患者の会 副代表
続いて原告11番、Dさんの代読をいたします。資料の太字のところだけ代読させていただきます。(このnoteには全文記載しています。太字部分は原文通りです。)

= = = = =

こんなことになるなんて想像もしていませんでした。家族や生活、自分や周りの人のために必要と言われていたから、それらを守りたかったから接種しないという選択肢はありませんでした。

しかし、ワクチンを接種してから生活はガラリと変わってしまいました。それはワクチンを接種してから数日後に起こりました。軽い倦怠感や頭痛、めまいなどから始まったその症状は、初めは数日すればすぐに治ると思ってい
ました。しかし、症状は治るどころか少しずつ悪化していき、さらに症状も増えていきました。それは一般に言われていた副反応というものとは明らかに違っていました。

さらに日が経つと、胸を焼かれるほどの強い痛みと、息もできないほどの呼吸苦が連日襲い、体の状態は最悪になりました。日が経つにつれて確実に体を蝕んでいく・・・。生きた心地がしませんでした。

息ができない苦しみで、次はもう目覚めることはないのではないかという恐怖に怯えながらやっと眠りについても、人生で体験したことの無い症状に不安と恐怖が襲い、夜はまともに眠れず 1 時間おきに目覚める毎日でした。いっそもうこのまま目覚めない方が楽なんじゃ無いかという思いが強くなり・・・死を覚悟しました。

そんな状態の中、死に物狂いで駆け巡った医療機関では、まともな回答や治療法は得られませんでした。それどころか、医師たちからは自身の分野は専門外だと、他の科をたらい回しにさせられました。問診中に鼻で笑う看護師もいました。呼吸も出来ず歩くこともままならない状態で受診した医療機関は、最終的に 10 数軒に及びました。死を覚悟するような状態なのにもかかわらず危機感を持ってくれず、ワクチンとの関連は考えられないと言われ、精神的なものと片付けられ心療内科を勧められる始末。そんな医師や看護師たちの態度に愕然とし、怒りと悔しさしかありませんでした。

更に、ワクチン副反応コールセンターや厚労省の窓口に電話したときの対応にも絶句しました。電話口での対応は『少し様子を見てもダメそうなら病院に相談してください』のみでした。ダメだから電話してるのに・・・。困っている患者に対する具体的な回答などは得られず、全く機能していない意味のない窓口でした。

そして私は医療不信、行政不信になりました。この計り知れない恐怖はきっと当事者にしか分からないのだと思います。

一時期は 10 数個同時に出ていた症状は、今では数個にまで落ち着いていますが、それでもまだまだ体は戻っていません。食べる物、飲む物、行うこと、全てに制限が課せられ、とても人並みの生活ができているとは言い
難い生活のままです。

体の自由、生活の自由は奪われ、ワクチン接種前には当たり前のようにできていたこと、仕事、買い物に出かけるなど、普通は意識しなくても出来ることが今ではほとんどできません。趣味、夢や目標をもつことができなくなりました。

元の体と生活を返してほしい。
そして非を認め素直に謝罪をしてほしいです。

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代読以上です。



🟩 45:17 真実の声/原告13番<患者>

■患者の会 代表
最後に弊会の幹部ではあるんですけれども、健康被害を受けて体調不良により今日登壇することができませんでした。昨年の7月24日の弊会の記者会見でも登壇したんですけれども、その後やはり健康被害に遭っているから体調を崩してしまって、起き上がることができなくなっておりました。その幹部のメッセージを読み上げさせていただきます。

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コロナワクチンを接種してから今日まで、毎日体の不調が続いています。
思いやりだとか周りのために打てだとか国は接種推進に目を向けるばかりで、健康被害の声には目を背けていた。それは事実ではないでしょうか?

2021 年秋の時点で、救済制度の審議会が混み合っていて申請しても結果まで 1 年以上かかることや、ワクチンの説明書にも書かれている「新薬だから明らかになっていない副反応が現れる可能性もある」 ということ、副反応疑い報告や救済制度に申請された症状の内容や健康被害の事実を、国が推進と同じ熱量でもっと伝えてくれていたのなら、世間や医療機関の対応はもっと違っていたのではないのでしょうか?

長引く不調に苦しんでいても、「心因性」「ワクチンのせいにするな」と寄り添ってもらえず、何故こんな不調が続いているのかの検証さえしてもらえず、健康な体を失いその対応に心まで殺されました

たまたまあなたの体に合わなかった、それはしっかり検証されなければ言い切れないはずです。わたしたちの体質がダメだったのか、それとも薬剤に問題があったのか、本来なら健康被害が出た時点で立ち止まり検証しなくてはいけなかったのではないでしょうか

今からでも立ち止まり、 徹底検証して下さい。本当に安心安全だったのか。国のこれまでの対応は正しかったのかを。

コロナワクチンで人生が一気に突き落とされました。充分な救済もなく借金も増えました。体が接種を境に明らかに変わりました。

国に賠償を求めます。

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以上となります。

■青山
ありがとうございました。



🟦 47:25 真実の声/原告2番(遺族)、5番(遺族)

時間がちょっと押しているんですけど、あと2名いただいているんですけれども、私の方から非常に簡単に代読させていただきます。遺族原告の方、2番、23歳の娘さんを脳内出血で亡くされたお母さんからのメッセージです。

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この6月で娘は生きていれば26歳になります。こんなに犠牲者が出ているのに、国は何とも思いを感じないのでしょうか。犠牲者の人数を見ても、まだワクチン接種で亡くなった人はいないと言えるのでしょうか。大切な私たちの家族を返してほしいです。

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原告番号5番の方で、3回目のワクチン接種翌日に69歳の奥様を亡くされたご主人からのメッセージです。

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死亡診断書には心肺停止とだけ記されました。許されない思いで国賠訴訟に立ち上がりました。今まで遊ぶ暇なんて一切ないまま駆け抜けて、やっと一緒に時間を気にせず遊びに行ける頃になったと思った時でした。あれから2年余り。突然ぽっかり空いた穴が癒えないまま、どんどん気力も体力も健康も蝕まれていっています。妻を返してください。どう返してくださるおつもりですか。国やマスコミはちゃんと理解しようともせずに、言いたい放題の人たちにはきちんと考え直していただきたいと思います。

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省略いたしましたが、以上です。



⬛️ 48:50 国はワクチン被害を認めている/青山雅幸

■青山
皆様のご質問を受ける前に、最後に一つだけ。今回原告となられた方々、皆さん、国の予防接種後健康被害認定制度の認定を受けております。この認定の意味、国が少し誤導に近い言い方をしているので誤解している方が極めて多いんですけれども、この認定の意味は、厚労省が出している145回の疾病障害認定審査会の資料ではっきり書いてありますけれども、裁判例と同じ因果関係を認めているということです

裁判例というのは、これは昭和50年10月24日の最高裁判決、ルンバール判決です。読み上げますと、

訴訟上の因果関係の立証は、一点の疑義も許されない自然科学的証明ではなく、経験則に照らして全証拠を総合検討し、特定の事実が特定の結果発生を招来した関係を是認しうる高度の蓋然性を証明することであり、その判定は、通常人が疑を差し挟まない程度に真実性の確信を持ちうるものであることを必要とし、かつ、それで足りるものである。

ルンバール事件(因果関係)

これが最高裁の判決です。つまり、皆さんが普段、医療事件などで病院の過失で患者が亡くなったと報じられているのと同じ意味で認定されているわけです。つまり、一般社会で考えてみれば、これはワクチンが原因で亡くなったというふうに認められていることなんですね。

その認定基準はWHOが発表しているルールに基づいている。それもきちんと公表しています。ですから、よくまだこのワクチン接種と死亡との間がはっきり認められたものではないんだというふうに国は言い逃れをしていますけれども、それは嘘です。

皆さんが普段、司法関係の裁判で報じられている裁判所が認めたのと同じ意味合いで国は認めているわけです。ですから、ワクチン接種で人が亡くなっている、重大な後遺障害を受けている方がいるということを国が認めているということを、報道機関の皆さんもきちんと受け止めていただきたい。補足いたしました。



⬛️ 51:05 CBCテレビによる質問

■青山
質問がありましたらお答えします。どうぞお願いいたします。

■CBCテレビ
CBCテレビの大石と申します。2点あります。まず、青山弁護士、今のお話なんですけれども、司法上認められているということはよく分かりました。一方で因果関係を認めさせるためには医学的、科学的アプローチも必要になってくると思うんですけれども、今回の裁判の中には、そのあたりをどのように訴えていかれるんですか?

■青山
今、認定を受けているということは、医学的、科学的アプローチでもって認定を受けているんですよ。私どもは医療記録もきちんと把握させていただいて、あるいは薬学博士の方とも相談をし、きちんと見て、先ほど言ったWHOの一定の基準があるわけですね。

薬害と疾病、副作用との関係というのは、それはきれいに何らかの決まり切った基準でもって認定することってできないんですね。普段の臨床判断における疾病の認定と同じで、総合判断になるわけですよ、どうしても。なので、まず言いたいことは、既に認定されているというだけで、今の質問に答えるのであれば、国も正面から今受けている被害、死亡の事実、後遺障害の事実もワクチンによるものだと認めていることだということをまず理解いただきたい。

その上で、その原因となるところがどういう機序で起きているかということについても、これ実はもうだんだん分かってきていますので、これについてもきちんと訴訟の上では訴えていくし、訴状にも一部書いてございます。

■CBCテレビ
分かりました。もう1点、遺族会の東さんと患者会の桜川さんに伺いたいんですけれども、皆さんのお話をお伺いしていますと、やはり国はもちろんそうなんですが、マスコミの報じ方にも問題があったというふうに指摘されています。今日は多数のマスコミがここに来ているわけですけれども、この集団訴訟、そして今日のこの会見をどのように報じてほしいと思っていますか?

■東
私がいろいろ街宣する中で、やっぱり質問が来るんですね。皆さん本当にご存知ないんですよ。認識がないんです。それは、国が言わない、特にメディアが放映しないから、分からん人がいっぱいいるわけです。そこでやっぱり民営の力が大きいなと感じていますので、ぜひ持ち帰って、テレビなり新聞なりに載せてほしいんですよ。そうしたら、ある程度、全く今まで関心がなかった方でも、少しは関心を持っていただけるかなというふうに思っています。よろしくお願いします。

■桜川
東さんがおっしゃったのと同じなんですけど、やっぱり各メディアの方々がこの場限りにせず、ぜひとも報道してもらって、公にしてもらって、国が動かざるを得ない状況まで持っていってほしいんです。そうすると少しでも変わるんじゃないかって思いますので、本当に公にしてほしい。

■CBCテレビ
ありがとうございました。



⬛️ 54:40 朝日新聞による質問

■朝日新聞
朝日新聞の▲と申します。ありがとうございます。今日いただいたペーパーにもあるんですが、救済制度の認定の関係で、▲されなかった方についてなんですけれども、これは条件としては、▲に関しては配偶者また同一生計ということになっていると思うんですが、これは同一生計ではなかったという、経緯を教えていただけると助かります。

■青山
要は、同居していなかったということです。

■朝日新聞
それで葬祭料のみは支払っていただけるということですか?

■青山
そういうことです。

■朝日新聞
ありがとうございました。

(▲:聞き取り不可)



⬛️ 55:23 時事通信による質問

■青山
どうぞ

■時事通信
時事通信の渡辺と申します。よろしくお願いします。レジュメを読むと、情報が十分に提供されなかったことで自己決定権を侵害されたということだと思うんですけれども、訴状の損害の部分のところを見ると、どちらかというと診療被害とか治療の不十分さを訴える内容だったということで、決定権という文脈ではあまりよく読めなかったんですけれども、そこはどのように解釈すればよいですか?

■青山
その自己決定権侵害を前提とした上で、特に今、後遺症被害の方々については、皆さん口をそろえておっしゃられる、放置されてきたという実態があるわけですね。そこがちょっと重要なところであるものですから、それが先に来たと。その後に書いてありますけれども、やはり自己決定権を侵害してワクチン接種に至ってしまった。そこも当然ベースとしてある。両方ですね。ただ、後遺症患者の方にしてみれば、放置されて治るものも治らなかったのは、これは非常に大きな損害ですので、それを先にカバーしていきたい。そういうことです。

■時事通信
まずワクチンを打つ段階で情報が十分でなかったから自己決定権を侵害されたと。これが前提にあって、後遺症がある方はその後の治療もおろそかだよねっていう・・・。

■青山
2つの、2段階の、です。

■時事通信
分かりました。あと、冒頭に話された原告3番の方なんですけれども、他の方は解剖医の方はワクチンとの関係は最終的には因果関係が認められているのかなと思うんですけれども、その部分がちょっと・・・。

■青山
要は、突然死の場合が多いんですね、このワクチンの死亡。だいたい3日とか4日で自宅で亡くなっている例がものすごく多いです。そうすると、心臓に、心筋にわずかな所見がある場合もあるし、ない場合もあるんです。そうすると、もう消去法で致死的不整脈しかないんですね。

致死的不整脈を起こすものとしてこのワクチンがあるというのは、これはかなりの医学論文もたまっています。ですから、解剖医の方の知識だと、この場合に特段の所見がないからワクチンと関係ないと、そういうふうに考えている、保守的に。しかしながら、今それもさらに精密にしていくと、心筋に例えばスパイクタンパクが検出されたりとか、そういうふうにもうどんどん進んでおりますので、認定の際には解剖医の意見はありますけれども、逆にその所見がないということが、他に原因が考えられないということで、消去法として認定に至ると。こういうパターンが考えられています。

■時事通信
当初はそういう判断だったけれども、事後の・・・。

■青山
それは解剖医の一判断。所見は、今言ったようにいろいろな異常がないというのがちゃんと出ているわけです。それに対する解剖医の一意見がそうではあったとしても、予防接種検討部会では多くの症例がありますから、一つのパターンはつかんでいるはずなんですね。そういう心臓とかいろいろなところに何の異常もないのに突然死していく。これはもう致死的不整脈。ワクチンによって起因されているものに違いない、こういう判断。それをはっきり書いてくださっている解剖医の方も実はおられます

同じように、予防接種健康被害の報告では公にしていないんですけれども、一つの大きなパターンがあるんです。脳出血が非常に、突然大量に出血して接種当日に亡くなってしまう。致死的不整脈の場合には、だいたい3日から4日で突然前触れなく、前触れっていうのはだるいとか不調というのがあるんですが、いきなり死亡しているのが家人によって発見されると。

これはちょっと恐ろしいくらいですけれども、そういうことをきちんと発表しちゃうと大変なことになるということもあって、予防接種健康被害救済制度のところには、表にはほとんど情報は載っていないんですよ。確認していただければ分かるように、副反応報告制度のほうの情報はかなり細かく載っているのに、予防接種健康被害の中に載せていない。これ自体も私は一つの情報隠蔽だと思っています。

■時事通信
ありがとうございます。



⬛️ 59:28 フリーランスによる質問

■青山
その他ございますか。

■フリーランス
フリーランスのタカハシと申します。2点あるんですが、一つは、当初この救済認定から漏れた被害者、被害遺族で国賠訴訟を戦っていきたいとおっしゃっていましたが、そちらのほうに今後準備されているんでしょうか。

■青山
それももちろん、そういった方も検討課題であるとは言っていましたけれども、私は最初から別に漏れた方をと言っているわけではなくて、漏れた方も医学的知見の進歩によってはできるだけ取り組んでいきたいという言い方をさせていただいています。

■フリーランス
それから、救済制度認定のところに、左下に「これは必ずしも医学的な因果関係を認定するものではない」という言い訳が書いてありますよね。これについてはどのように?

■青山
それはエクスキューズ(言い訳、弁明)としてね。薬害であるとか、公害病、みんなそうですけれども、そういう医学的に厳密に因果関係というやり方では普通は捉えられないんですよ。なので、「時間的近接性」だとか「他原因の否定」ということで認定する。それが先ほどから言っているWHOのルールなんですね。

それを厚労省も踏襲しているわけですから、これは医学的に見て認められると言ったっていいはずなんですよ。それをあたかも特別に恩恵的に認めているんだ、みたいな言い方をしていますけれども、あれはずるいんですね。ちゃんと先ほど示した厚労省のペーパーをあとでご覧いただければと思うんですけれども、

因果関係の判断は、判例等によるのと同様に、一般人をして疑問をさしはさまない程度の蓋然性を必要とするが、厳密な医学的な因果関係までは要しない。

厚労省:新型コロナワクチンに係る健康被害救済について

「厳密な医学的な因果関係」とは一体何を指しているのかわかりませんけれども、普通に診断して、がんで死亡したという人もそうですけれども、みんなそうですけれども、何をもって厳密な医学的な因果関係と呼んでいるのか、それは疾患によって違うわけですよ。

きちんと医療記録であるとか、解剖所見とか、さっき言ったWHOのルールに照らして認めているわけですから、それは厳密を除いて医学的な因果関係は認めていると同様なわけですよ。

それがルンバール事件と言っている最高裁のものですから。それは厚労省が誤導しています、完全に国民を、あるいはマスコミを



⬛️ 61:55 フリーランスによる質問

■フリーランス
今日はどうもありがとうございました。フリーランスのナカジマと申します。すごく初歩質問で申し訳ないんですけど、集団訴訟という枠組みで今回スタートを切られたわけなんですけれども、認定されているという足並みがそろっているというだけで、個々のケースというのが全然それぞれ人間が違うわけなので、それだったらそれぞれが国家賠償請求というのが一番イメージとしてあったんですけれども、今回、集団訴訟という今後のフローとか、集団訴訟にすることへのインパクトの強さとか、どういったものが個々で賠償請求していくものと違うのか、そのあたりを教えていただいていいですか。

■青山
過去の大規模な薬害のことを思い起こしていただければすぐ分かるんですけれども、C型肝炎にしたってそうですよ、スモンにしてもそうですね。こういうふうに大量に被害者が発生したものについて個々に提訴するというのは、被害者にとってはものすごく大変なことなんですよね。

だから、こういう形で同じような枠組みで被害を受けた方が集団でやるということは、被害者にとってもメリットがあるし、裁判においても、例えば100個の裁判が乱立してしまったら一体どうなるのか。収拾がつかなくなりますよね。

B型肝炎なんかもそうでしたけれども、こういう形できちんと集団的な形で訴訟を行って決着をつけていくというのが、大規模薬害事件としてはふさわしいのではないかと私は考えております。

■フリーランス
ありがとうございます。

■青山
その他ございますでしょうか。では、時間が多く超過してしまって大変申し訳ないと思っています。個々にありましたら、これが終わりました後にお受けいたします。本日は本当に長い時間ありがとうございました。



🟧 会見後インタビュー動画



🟧 謝辞

🌸 Lizzyさん @Lizzy_channel_
ジャーナリスト。「AI文字起こし原稿」のご提供。

🌸 木村さん @kuwagenki
新型コロナワクチン後遺症患者の会 代表。「原告となったワクチン後遺症患者・家族からのメッセージ」のご提供。

心あたたかいご協力を、本当にありがとうございます。



🟧 文字起こしを終えて

聴きたくなった曲は・・・

「EVER GREEN」
RYO the SKYWALKER

“ あなたとここにいるんだよ ”
“ たとえ離れてもずっと ”

あの人にもう一度。あの時にもう一度。
めぐる思いに繋がろう。あなたは一人じゃない。

以上

仕事と家事の合間を縫って、 少しでも明るい未来のために作成しています。 偶然か必然か、ここでつながったあなたのお役に立てれば幸いです。 サポートいただけましたら、歓喜!! 今後の活力源になること、必至です。