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仁平幸春の考え

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制作に関する考え、その他雑感を綴っております
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#創作

工芸系作家も職人もちゃんとしないと

作家だからどうとか、職人だからどうとか、そういう事は関係なく、ちゃんとした仕事をするべき…

創作の世界も人為と人工物に過ぎないのだから批判するべき所は批判しないと

 アーティストみたいな仕事をしていると「どんな事があっても表現の自由は守られなければなら…

弱小クリエーター系とインボイス問題は別々の問題ではないでしょうか?

収入の少ないクリエーター系の人の置かれている立場の問題と、インボイスの問題は、本質的には…

プロは学習し知識が増える程、訓練し技術が上がる程、自由に飛べる

以前、プロとアマチュアについて書きましたが、また少しその事について書いてみました。 いわ…

当事者として自らやるのだから整合性の無い自分への批判や無理解は不快ではあっても影…

私は、独立してから29年程創作品の製造販売のみで生活しておりますが(2023年時)子供の頃から…

私は偉い人の言葉を鵜呑みにしません

私は一般的に有名人の言として紹介されているものであっても鵜呑みにはしないので、例えばこう…

作品は意識して制作するものではなく当たり前に創作人生を送っている結果生まれるものと私は考えます

手作り系職人の方で ・作品制作=自己の創作を純粋に表現したもの(創作的に純粋なホンモノ) ・商品制作=日々の仕事で生まれる製品(創作的に汚れたもの) みたいに分けて言う人を時折眼にします。 「まだこんな古臭い事を言う人がいるのか」と私は個人的に思うのですが・・・そのような事を言う人は分野問わずかなりの数おります。 その「作品」は・・・実際には殆どが団体展出品用で「その団体に入選するために年に何作かワザワザつくる作品」である事が多い気がします。そういう動機は、売るため

「伝統の技を現代に活かし云々・・・」といっても創作的必然が無ければ中身が無いもの…

・・・のは当然ですよね。 良く 【伝統の技を使って、新しい試みをした】 と主張するものが…

作品を観て嫉妬を感じる時

分野を問わず、創作に技術や発想はもちろん大事なわけですが、嫉妬する程にその作品に揺さぶら…

呑むと本音が出るんだなあ

お酒を呑むと本音が出る・・・のは、いろいろな人が実体験としてお持ちかと思います。 三島由…

基本的な型を身に着けているから崩しても良いものになるのではなく、崩しが上手い人は…

これは、絵や書だけではなく、何事においても言える事です。 「基本が出来ているから崩せるの…

嫌いな物事からも観る

個人的には、人生において選択を間違わないのは、自分が「絶対にやりたく無い事・イヤなこと・…

描きたいものは無いけども絵を描く事は好きという人

は、意外に多いです。 もちろん、これは工芸系でも当てはまります・・・あ、というか、大人に…

その人らしさが出ている表現物は強いですね

先日、久しぶりにフランス料理界隈の情報をネットで観てみたのですが、やっぱり先端の料理人、お店は大変ですね・・・ 1990〜2000年ぐらいの最先端は、今は「ビミョーに遅れた老巨匠」扱いだったり・・・お寿司もそうですけども。 現代は、食材の流通や保存技術、調理技術の進化も早いですし、ワインもいろいろ進化していますし、グルメたちは評判の店をぐるぐる回っていて、ブログなどでその感想を公開したりなど、批評的感性も鍛えていますから料理を提供する側は大変です。 昔は最高に美味しいと